2014年の009「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」
前作ほどの驚きはないけど、面白かった。地続きの世界なのに作品としての性質は少し異なっていると思うけど。
それから、クロエ・モレッツのヒット・ガールとしての出演シーンが少ないのでその辺も原因かも知れない。もしかするとニコラス・ケイジ演じたビッグ・ダディほどの狂った大人が居なかったせいかもしれない。
今作がそうなった理由はいくつかあると思う。
クロエ・モレッツは幼かった前作から、立派な女性になって、前作のようなギャップ感で見せようとしても無理だし、狂った大人に関しては前作と同時期に公開されてこれもヒットした「スーパー!」が行き着くとこまでやっているので同じ事をしたくないという気持ちがあったんじゃと思った?今作のジム・キャリーの役は本来ならその代わりに用意されたのではと思うけど、静かな狂気はあるものの突き抜けた感じはない。
そういう意味では物足りなく思う人も居るだろう。それは仕方ない。
ただ、キャラクターが多く出てきてそういう活劇として、楽しめた。特にマザー・ロシアは楽しかった。言い方は変だけど明るい「ウォッチメン」だなと思った。
P.S.ジム・キャリーが公開までの間に変心したのはどうしてかは知らないけど、撮影段階からそういう気配だったのかなぁ?
「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」公式サイト
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13:米、イギリス
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