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2014年5月29日 (木)

2014年の026「機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に」

 オマージュたっぷりのズルいヒドい作品だなぁと思った。

 そしてそんな悪態をつきながらも、スタッフと原作者に感謝の気持ちがわき出てくる。そんな作品だった。

 作品としては語りたいことや描写したいことが作る側にもありすぎて、それを抑制するのに苦労しているように思った。後半エピソードを突っ切って逃げられない感じで終わっていくのが惜しい。


 今回もMSVは多数出るのだけど、ストーリーの進行が重要なので、戦闘での目新しいシーンはあまりなくて(それでも、しっかりと新世代の演出がされているので面白いのだけど)そういう面での楽しみは少し薄かった。

 また作画はepisode6で崩れたのも今回持ち直していて、特に過去を振り返るシーンで名場面のリファインを観ると、技術の進歩に感激する。

 じゃあなんでズルくてヒドいのか。

 やるだろうとは思っていても、アムロやララア、シャアの件はやられたら泣けてしまうに決まってる(笑)

 今の映像技術ならあのシーンがこう生まれ変わるという、想い出ロンダリングというか・・・「畜生(笑)やられた」という感じだった。各所にこういうストレートすぎるオマージュシーンが配置されている。一瞬のものもあるのだけど、泣けて仕方が無い。作品を冷静に判断できないじゃないか。これをズルいと言わずして何をズルいと(笑)。

 それから、永井一郎に言わせる、繰り返しの示唆がヒドい(笑)

 これは暗に富野ガンダムが話の発端も言ってることもおんなじ繰り返しじゃ無いかというある意味「disってる」様なものだ。けど、考えてみれば一人の人間がそうそう考え方が変わるわけでも無し、ガンダムというアニメのという枷の中で、キャッチーなストーリーラインをそうそう作れるはずも無いわけで当たり前なのだけど、それを「人は簡単には変わらない」というところに落とし込んでいるという仕組みを割と大ぴらに述べていて、そんなに公に富野さんを責めなくてもと思った。

 感じ方は人により違うだろうけど、こういう幸せな「そうそうこれこれが宇宙世紀のガンダムだよなぁ」な作品は長くやり続けていたからこそ出会えて、観ることが出来たわけで、配信を観る手もあるのだけど、過去の劇場版と比べても格段の映像情報、音声情報を見られる人は是非劇場で観て欲しいと思った。

「機動戦士ガンダムユニコーン」公式サイト
URI= http://www.gundam-unicorn.net/

 ところで、劇場公開で最後に付けられた「ガンダム THE ORIGIN I」の90秒予告がネットに公開された。

URI= http://www.gundam.info/topic/10906

 安彦良和の絵がちゃんと動いてるのに驚きながらも画面レイアウトや人の動きに古い感じを感じてしまった。良いシーンもあるんだけど、わざとノスタルジックな動きを入れたのは誰の思惑なんだろうか?オール安彦ってイメージなのかなぁ。

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