2014年の031「MONSTERZ」
設定は面白い。ゲーム性がある超能力設定が気になったのと、「デスノート」でキラをやった藤原竜也が主演の一人だったので、"そんな"映画かなと思い観ることにした。たぶん何割かは同じ感じで見た人がいるのでは?
しかし、この映画はちょっと趣が違った。
ゲームと言うより多少の足かせにはそれぞれの能力がなるものの、双方とも別に緻密な作戦を立てるわけでも無く、知略を巡らすわけでも無い、むしろ「アホか?」と思うような行動原理で動いていて、隠れ家に潜むわけでもなく、元の家に戻ってくるし、直ぐに見つかって捕まりそうになるから、それに巻き込まれて、バンバン、人が死んでしまうのだ。
でもまぁ、普通の人だからそんなものなのかも・・・なのだが、最初に思ったような映画を想像していると凄く雑な行動に見えて、なんかこうじゃ無かったのにと・・・(多分)誤解をしそうになる。
主演の俳優は皆、華がある演技派で、それをこれまた手堅い脇役がしっかりと支えている。そういうところは文句なくって、石原さとみも初めて良いなぁと思ったかも知れない。
「MONSTERZ」公式サイト
URI= http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/index.html
ただ、雑というかクライマックスの手摺りはさすがにちょっとなぁと思った。数ある手摺りの中であそこだけが、たまたま錆びてて「アレー!」のはちょっとなぁ。メンテ不足で錆が回ってるなら周囲そういう風にしてれば良いだけなのに、そこだけこれ見よがしに、ピンポイントってのはハッとさせたいがための演出上の仕掛けなんだなろうけど、都合が良すぎると思った。
クライマックスなだけに気が抜けてしまったなぁ。
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