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2014年6月 3日 (火)

2014年の031「MONSTERZ」

 原作は韓国映画なのだそうだ。

 設定は面白い。ゲーム性がある超能力設定が気になったのと、「デスノート」でキラをやった藤原竜也が主演の一人だったので、"そんな"映画かなと思い観ることにした。たぶん何割かは同じ感じで見た人がいるのでは?

 しかし、この映画はちょっと趣が違った。

 ゲームと言うより多少の足かせにはそれぞれの能力がなるものの、双方とも別に緻密な作戦を立てるわけでも無く、知略を巡らすわけでも無い、むしろ「アホか?」と思うような行動原理で動いていて、隠れ家に潜むわけでもなく、元の家に戻ってくるし、直ぐに見つかって捕まりそうになるから、それに巻き込まれて、バンバン、人が死んでしまうのだ。

 でもまぁ、普通の人だからそんなものなのかも・・・なのだが、最初に思ったような映画を想像していると凄く雑な行動に見えて、なんかこうじゃ無かったのにと・・・(多分)誤解をしそうになる。

 主演の俳優は皆、華がある演技派で、それをこれまた手堅い脇役がしっかりと支えている。そういうところは文句なくって、石原さとみも初めて良いなぁと思ったかも知れない。

「MONSTERZ」公式サイト
URI= http://wwws.warnerbros.co.jp/monsterz-movie/index.html

 ただ、雑というかクライマックスの手摺りはさすがにちょっとなぁと思った。数ある手摺りの中であそこだけが、たまたま錆びてて「アレー!」のはちょっとなぁ。メンテ不足で錆が回ってるなら周囲そういう風にしてれば良いだけなのに、そこだけこれ見よがしに、ピンポイントってのはハッとさせたいがための演出上の仕掛けなんだなろうけど、都合が良すぎると思った。

 クライマックスなだけに気が抜けてしまったなぁ。

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» 「MONSTERZ」 [ここなつ映画レビュー]
日本の若手俳優の中で、好きな男優を二人挙げろと言われたら、山田孝之と藤原竜也、と即答できる私にとっては見逃せない作品。という事で、次男を誘いてくてく劇場へ。作品については、…まあまあ。CM通りのストーリー紹介だけをするとすれば、その眼力で人を意のままに操る不思議な能力を持った男(藤原竜也)が、唯一人自身の能力が通用しない男、田中終一(山田孝之)と出会い、田中を抹殺しようとする物語。幼い頃からその能力の為に、父親からでさえ「化け物」と疎まれ、孤独な人生を歩んできた男であったが、一方田中の方も、家族全員... [続きを読む]

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