2014年の035「私の男」
原作は直木賞作品だし、異常な男女の愛を描いた物というところがまさにそうなんだけど、そういうのが苦手なのに観に行ったのはやっぱり主演の二階堂ふみのせいだろう。
北海道で重要人物が亡くなるところまでは、良い雰囲気だったと思う。けどその後はかなり退屈だ。
全体的に90年代くらいとか単館上映の映画なんかでは割と最近まで使っていたような、古い演出手法だなぁ・・・まあ単なる印象だけど・・・意図的か意図的で無いかも含めて観る側にはどうでも良いことだなぁと思いながら観ていた。
で、その中で直ぐに目につくことだけど、何故か画質で導入部、北海道時代、東京逃避行時代の表現をしているのだけど、そういうおおざっぱな仕掛けよりも、ちょっとした時間の進行が目に見えないのが、イマイチ伝わらないのではと思った。そういう意味で自己満足的な演出に思った。
現時点で、自分はこの映画がどのような評価をされて、商売的にどの辺に残るのか、あるいは日本アカデミー賞でどう評価されるのかに興味が移った。
しかしラストシーンもあんな手垢の付いた表現なんだろ?冒頭なんか素晴らしいのにな。
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