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2014年8月15日 (金)

2014年の052「リュウグウノツカイ」

 最終日前日に滑り込んで観てきた。この後の公開スケジュールはよく知らない。

 尺もそう長くない約60分の中編映画だ。産業がなく、何かの開発工事で反対派と賛成派に分かれている漁村の女子高生が集団妊娠を画策し、果たしてほとんどがそれをなしたというそれだけの話だ。その後さえわかりはしない。

 リュウグウノツカイが深海魚で伝聞、伝承的な話があるのは多分、割と知られている。でも、この映画ではタイトルに使われて予兆的なシーンとキーワードを作るだけで、実はテーマ的には意味は無いと思う。有るとすればリュウグウノツカイの生態がよく解らないことと女子高生の生き様がその切り取られた季節の中に居る人たち意外にはよく解らないと言うことをかけているくらいじゃないだろうか?

 その裏には彼女らなりの感情があって、友達関係の中で形成逆転したり、意味深長だけど、当事者でなければノリが理解できないことが目の前で繰り広げられる。

 「くらい」と言っているけど、そこはとても重要だ。

 だから、正直見終わっても、主人公たちがそのうち一人二人は別にして、集団で妊娠しようと一生懸命になったのかは判らないし、端的に言えば「何考えてる?」という如何にもな反応しか出来ないのだけど、そう思わせるのがこの映画の目論見なんだろう。

 個人的には周りの人間に、もうちょっと田舎の人間関係の駆け引き、複雑さが出てるとよりドロドロした面白みがありそうな気がするけど、それじゃ一昔前の単館物と変わらないような気がするし、多分それも主眼じゃないんだろうなぁ。

  得体が知れない物への恐怖感。あの時期のしかも女性特有のノリというかアイデンティティの折り重なりを見て感じて少し恐怖するのが、男性としては正しい見方のような気がする。

「リュウグウノツカイ」公式サイト
http://www.slash-movie.com/ryugunotsukai/

 この映画は武田梨奈目当てで観たのは間違い無いのだけど、「ヌイグルマーZ」で片腕ロリータ役で出ていた高木古都が出ていたり、若手女優陣も結構、達者なので驚く。特に彼女らのインタビューシーンのあのガヤガヤは同性にすら解らないあの空気を見事に出していて素晴らしい(ガヤの方はアドリブがあるのだそうだが、台詞はほぼシナリオ通りなんだそうで、ライブ感があるのは見事。)

 最近大人気の染谷将太は謎のままだったなぁ。

 あと、バック千葉真一の関根大学が出ていたので驚いた。最近は映像作品でお目に掛かってなかったので。

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