2014年の055「ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版」
そういう意味では不思議な魅力がある。
ツッコミ所満載だった、こう言うとイヤに思う人も多いかも知れないが終始「説教くさいな」とか「その演出は前にやったセルフパロディか」とか突っ込んでしまったし、それ以外に素直にそう来るのかと思ったこともある。現状の原発事故、その後のエネルギー危機について物語に織り込んでいて、こういう持ち出し方もあの時代の演出家らしいなと思いながら、苦笑というか、笑っていた。
とかくキーワードを出されてそれにあれこれ考えるまもなくストーリーを進めていくスタイルは健在だ。しかも多分だけど、そういうものにツッコむ、それを誘うように意図的に演出されているのだと最近は思う。
それにやたらと情報がインプットされた割には、3話でもまだ全体像が解らない。パンフレットを見て成る程と思うのだけど、劇中人物と同じように見識を広め、少し外から物を見ているような感覚にさせるこの手口に、知らないうちにノせられていた。
正直、富野喜幸は一回自分の中で死んでいる。ダンバインの後半に着いていけなかったことの裏返しなのだが急速に興味を失った。ただ、富野由悠季はまだ何か持ってるのかも知れないと思った。
ストーリーだけでなく1話のGセルフがクラウンでベルリのせいで起動する際の絵なんかは結構グッとくる。アニメーションは絵がとても大切だ。絵コンテを切ってそれにストーリーを巧みに乗せられる、まさに匠の技。テレビ放映も楽しみにしている。
P.S. MSはこの世界でもモビルスーツで、デザインはかなり面白い。微妙に違う線が生きていて、色々面白いギミックが用意されているので、今後も楽しみだ。座席は時々交換してるのかなぁ(笑)
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