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2014年9月 1日 (月)

2014年の056「私は生きていける」

 まあシアーシャ・ローナンだから観る位の感じで見た。

 各地で大型のテロが起きている中、アメリカからイギリスの片田舎に疎開してきた、メンヘラの少女がシアーシャ・ローナンだ。始終、頭の中で声がしているし、薬も多数服用している。その彼女が最後には強く立ち直る。
 アウトラインはよくある発想だなと思う。SFとしても突飛な物ではないし、テロが拡大して戦争化して、その悲惨さ無慈悲さを信じる一点だけで突破して立ち直るどころか行きすぎて、強い意思を持つようになるのだけど、その辺は病気でなくとも疎外感を感じ単純に自信をなくして閉じこもった少年少女の回復を解りやすく表現したように見えた。

 そういった所はジュブナイルというにはグロい表現やエロもあるので、少年向けとは言えないけど、良い映画だと思う。

 でも自分が一番「?」と思ったのはそこじゃない。

 核テロが起きた時の描写とか森を徘徊する時のカメラの動きとかそういった所がどうやって撮ったのかと思った。

 何かと映像化されてきた核爆発シーンの直接描写はこの映画には無い。最初に森を揺るがす風が来て、その後に音がするのだ。これが意図した順番なのか解らないが、よくある映像作品だと光、音、爆風の順番に襲ってくるように描くのが多いと思うのだけど、実は状況によっては衝撃波による風がほんのわずかだけど音より先に来る可能性もあって、どうしてそれを選択したのかに興味があった。(音は爆発の音ではなくて衝撃波が減衰した時に人間が感じる副産物)

 このとき一気に回りを風が囲むのだけどロケの実景にしか見えなかった。森の方まで吹き抜けるあの風の発生はどうやったんだろうなぁ。

 それから森を徘徊する時のカメラはクレーンを使ってるとは思ったけれど、一見縦横無尽に動いてるように見えて、動く位置とかそういった撮影スタッフの仕掛けが上手く行ってるんだろうなと思った。

 あれがCGでグリーンバックだったりしたらもう何も信じられない感じだ。

 ハリウッド大作ではないし、そうCGも多くはないけど、上手く使ってるし、こういった作品の作り方はとても手慣れた技を感じた。

 世界はまだまだ広いな。

「私は生きていける」公式サイト
URI= http://www.howilivenow.jp/

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