« 2014年の056「私は生きていける」 | トップページ | 2014年の058「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」 »

2014年9月 1日 (月)

2014年の057「TOKYO TRIBE」

 昨年「地獄でなぜ悪い」を発表した園子温監督の最新作。

 原作もアニメも知らないのでその辺はご勘弁を。

 血まみれとは言わないけれどバイオレンス描写が派手なアクション物。ラップを主体にしたミュージカルでもあってそっち方面全然知らない自分でも解るアーティストが出てるのも見所かも。
 主人公メラの鈴木亮平はそのマッチョな肉体を活かした感じ、ヒロインエリカの清野菜名は前々からの噂通りの度胸とアクションで魅せてくれた。その他のメンツもなかなかの物だけど、大司祭が送り込んだ男、亀吉を演じる丞威が相変わらずの身体の切れで、今回結構良い役回りだから顔も覚えて貰ったんじゃないかと思った。

 話はそれなりに有るし、ちょっと気恥ずかしいようなテーマも存在してるんだけれども、その辺は文字で書いちゃうとノリがわからないのでこれも割愛しよう。

 大筋に関係ない地震や世界観のせいもあってか、この喧噪は「バイオレンスジャク」みたいだなぁと思いながら観ていた。但しバイオレンスジャック自信は出てこないのだけども全体ノリは好きだった。大体メラが海をつけ回す理由がアレだとは(笑)

 セットもロケも観たことのある場所なんだけど夜景や今までに撮ったことのないアングルからの撮影で、新鮮だった。こういうのはセンスの問題だ。

 一点予算が足りなかったのだと思うけど新宿を疾走するあれのCGというか合成はちょっとリアリティが無かった。あの世界なら荒れでもと思うけど、合成無しの大道具と見比べて明らかにチャチい感じがしてしまって残念だった。

 しかし若手のアクションできる役者陣が単純なバイオレンス押しでない演技はこれからもっと引き出し広げて欲しいなと思った。

「TOKYO TRIBE」公式サイト
URI= http://tokyotribe-movie.com/

« 2014年の056「私は生きていける」 | トップページ | 2014年の058「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

☆☆☆☆」カテゴリの記事

邦画」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2014年の057「TOKYO TRIBE」:

« 2014年の056「私は生きていける」 | トップページ | 2014年の058「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章」 »

最近のコメント

無料ブログはココログ

カテゴリー

BOOK LUCK!