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2014年10月13日 (月)

2014年の068「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」

 観ると解るんだが何でこんな構成なんだろうと思うはずだ。

 冥王星でのメ2号作戦から始まり、少しフィードバックしてナレーションのフォローを受けながら進めていく。一番の盛り上がりドメル戦ははしっかり抑えているものの、感情の揺れ動きが少し空かされていて、幾つかの重要人物達の印象が薄い。
 何より帰りの話がエンドロールの裏に流れてしまう状況だ。

 本編が盛りだくさんの詰め込みだったこともあるが、一番のラストの感動的なエピソードが抜けているし、逆に何故そのエピソードを残したのかよく解らないものも残っていた。

 リファインを含む新作カットが意外にあったのにもかかわらずだ。

 しかし、これはラスト付近の付け足しとエンドロール後の「星巡る箱舟」の予告編を続けてみることで腑に落ちる。なるほどという感じだ。今作は「宇宙戦艦ヤマト2199」のまとめとしての映画というよりも「星巡る箱舟」の前編としての位置づけで、なおかつ一応話を納めた内容にしてあるのだ。

 「さらば」や「2」で描かれた白色彗星帝国としてのガトランティスではなく、平行している時間で今作のそれはガミラスとの領土争い、そことの絡みが新作で描かれる。

 ヤマトはコスモリバースシステムを積んだ段階で再び戦艦に戻るには大きな壁がある、昔の様に地球の危機に延々何度も飛んでいくわけには行かないだろう。そこを踏まえた上で、どう描くのか。

 とても楽しみになってきた。ヤマトの航海の裏側のエピソードが。

「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」公式サイト
URI= http://yamato2199.net/about/theater_b.html

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