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2014年11月10日 (月)

2014年の073「福福荘の福ちゃん」

 森三中の大島美幸のおっさんが見た目だけの話題なのかと思っていたが、単なる侮りだった。見終わってみれば見事なキャスティングだと思った。

 ストーリーはかつて自分に深い心の闇を与えた初恋の人が、身勝手な理由で再び目の前に現れたことの顛末なのだが、この心の闇を描くパートがよく出来ているので、ベタベタなストーリーで有りながら、沁みてくる。
 女性がおっさんをやるのは、違和感があるけど、逆に後半の救いを「絵」で示すためにはこのキャスティングはベターな選択だったんだと思った。本来なら今作にも登場する荒川良々のような人がやりそうな役なのだが、それではそこに行き着けないことが映画を見ているとよく解るのだ。

 大島が受けなければ映画の企画が無くなっていたというのは嘘じゃない。

 初恋の人役の水川あさみも結構難しい役だが見事にこなしていたし、バイプレイヤーが揃いも揃って見事にはまっていて、良かった。

 王道の幸せなラストに出る、あるものは劇中のセリフを聞いていると、少しだけ深みを感じる仕掛けもある。

 また、劇中で懐メロが効果的に使われているのだが、特に重要な場面で掛かる往年の名曲には元のドラマとしての主題歌の壮大さが過剰に思いながらも歌詞が見事に心情を表していて、目頭が熱くなった。

 「福福荘の福ちゃん」公式サイト
 URI= http://fukuchan-movie.com/
 ちょっと騙されて観て欲しい映画だ。

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