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2014年12月21日 (日)

2014年の082「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」

 話は大きな「もう一つの話」では無く、先があるスピンオフという感じだった。

 そして今後続けばサーガ全体を束ねる(オリジナルでも後々出されてきた設定ではあるが)アケーリアスの位置づけを見せるための話だったといえる。
 本編でチラっと出てきて古参ファンが驚喜したガトランティスは今回も片鱗しか見せていない。サーベラ-が登場したのには驚いたが、続くかどうかは未定だ。あるかどうかは「一旦終わり」などの表現から映画の売れ行き次第なんだろうと思っている。

 しかし今回、続けていく際に重要な情報が開示されている。今回、大帝への献上品としてガトランティスが欲しがっていた巨大な物体を一気にワープさせる技術はとりもなおさず、白色彗星帝国の移動方法のイメージに繋がる。

 いや、オリジナルの「さらば」ではそこは力業でそういう物だという感じなのだが、今作は科学考証の風味を持たせているので、その辺が良い意味で効いて来ると思っている。

 名作ではあるものの「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」での白色彗星帝国(ガトランチス人)は何故、あの彗星のような姿で宇宙を席巻していたのかイマイチよく解らない敵だった。母星でも無くしたジプシーのような存在だったのかも知れないが、はっきりしない。その上でテレサの力を欲しがるのだけど。
 今作ではその辺はまだ明らかにされていないが、大帝(本編の収監惑星での叫び声で大帝と表現するときに「ズヲーダー」という声が聞こえるけど果たして名前か?)にしようとした力は巨大な物を移動させる力だ。あそこまでその技術を欲して居る動機が解れば、単に自己顕示欲が強くて首都自ら宇宙を席巻するような感じだけでない意味が生まれるような気がする。
 自分はヤマト2199には過去と同じ状況の続編が有っては困ると思っている。オリジナルよりもより地球が生き残るための戦いで、大量破壊兵器波動砲を恩人スターシャに封じられた、その封印を解く、大きな壁を越えるストーリーが作りにくいだろうというのと、ガトランティスが白色彗星帝国に酷似した形態を取るには乗り越えるべき設定の壁があると思ったからだ。

 テレサも反物質の存在ならそれを何となくでも意味づけしてくれなくては・・・

 そういう意味で今回の映画はその壁を越えるべき方法を少し見せて貰った気がする。旧ヤマトサーガはこじつけで最終的にはアクエリアスの謎と絡められたのだけど、今回は最初からそのつながりを持たせていて、その辺のコントロールが上手く行けば、と思った。

 しかし、古参ファンも多くはヤマト3までの人が多いと思うのだけど、続けられたらどこまでやりたいんだろ?コアなスタッフ達は・・・

 「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」公式サイト
 URI= http://yamato2199.net/about/story_a.html
 

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