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2014年12月22日 (月)

2014年の083「ゴーンガール」

 監督が...とか主役の人が...とかそういったことはあまり関係なく、タイトルが「GONE GIRL」だったので観に行こうと思った。

 最初は「ゴーン」さんの「ガール」だと思っていたのだが、映画館での宣伝で「死んだ少女」の方だと解って、俄然興味がわいたのだ。

 ストーリーは結婚記念日当日に失踪した妻の行方を追っていくミステリー。だが、サイコホラーの様相もあるなかなか興味深いストーリーだった。(ネタバレ含むので注意のこと)
 散々宣伝した(アメリカではベストセラーだったのでオチも知っている人が多かったのかも知れない)ミスディレクショナルな予告編のおかげで穿った見方をする自分は最初から隠されてると思しき2重構造を楽しみにして観に行ったのだけど、そういう気持ちで観ても見応え十分で楽しめた。

 この映画を観ると夫婦は他人、しかし運命共同体と言うところに当たり前のこと帰結して、何故かそれが既婚者の方々を恐怖に陥れるのではと思う。

 自分は主人公のベン・アフレック(絵に描いた割れアゴの次期バットマン役の人)よりも失踪する妻を演じたロザムンド・パイクの心理表現の方が何となくしっくりきた。抜群の演技だ。心ない人。映画で示されるその幼少の頃の親との関係性が彼女に影響を与えたのかも知れない。だからこそ「GONE GIRL」なのだろう。彼女は精神が少女時代に死んだのだ。

 あり得ない人物像に見えるが、こういうタイプの人はここまでやらないにせよ、実際に居る。そこが自分にとっての怖さを補強している。決して完璧ではない、穴のある知力なのだが、逆に一見緩くとも抜け目のない網に、絡め取られていく感じが、彼女のたまらない魅力に感じた。

 最後に妊娠が示唆され、そこに悲観する姿を見ていると本来なら明るいはずの夫婦の未来が決して幸せでないのも解るのだが、自分からしたら以上にファミリー大好きなアメリカ人達の多くには、それが恐怖にしかならないのかも知れない。

 自分はもっと黒く怖い感じを期待していたので、恐怖のどん底ではないけど後味の悪い、厭な感じの映画だと思った。しかし、映画館でポーズボタンを押せない状況で終始緊張しながら観る、そういう意味で映画を堪能できる映画だったとも思う。

 デートムービーにはお勧めできないが(笑)サイコホラーが好きな人は是非。

 「ゴーンガール」公式サイト

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