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2015年1月20日 (火)

2015年の003「劇場版 ST 赤と白の捜査ファイル」

 昨年末に放映されて自分の好みだったので観に行った。テレビが劇場版になるとやたらスケールがでかくなってしまうのだけど、この作品も若干そういう気がある。ただ、スタッフが心得て手綱を握ってる感じがした。
 テレビ版演出(画面の文字や絵を挿入してを使って織り込んだアニメ的にも思える表現)を踏襲しているものの、画面そのもののレイアウトは映画的(顔アップでなくバストショットだとか、フォーカスの深度が平べったくないだとか、正直テクニカルな用語は知らないが何となく感じるポイント)になっていて、情報量が多くて面白かった。

 人気があるのか無いのかよく解らなかったけど劇場では老若男女の観客が楽しんでるようでホッとした。

 ストーリーのアイデアは一寸古いかなと思うし、オークションシーンでお互いの顔を見せたら拙いでしょと思ったりしたのだが、まあその辺は脚本的には何とでも言いわけが聞くような気もする。他に自分の職業的な疑問だけど変圧器工場の跡地だと言うことで、自分は耐圧試験するために関東圏なら山の方でなく海に多いし、広いエリアが(少なくともPCB封入する高効率トランスを作っていたくらいだから)有りそうに思うけど、これも言い訳はいくらでも出来るので、結果的に上手くやってるなぁと言う脳内会議の結果になった。

 テレビ版のレギュラーキャストにそれぞれの見せ場があったり、後半に向けて熱くなる要素がふんだんで自分はとても楽しめたし。

 安達祐実がしっかりお母さんに見えたし、赤城と百合根の赤白コンビの友情にちょっとウルッと来た。

 冒頭に言ったとおり、劇場版と言うことで手を広げながらもSTの枠に戻していく(過剰に凄い展開にならない)のも好感。この辺は脚本か監督がしっかり抑えたんだろうか?
 このメンバーで続編も見てみたいが、取り敢えず完結編見事だった。

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