2015年の008「劇場版プロレスキャノンボール2014」
今作を見るまではてっきりゲームとしての「プロレスキャノンボール2014」を楽しむものだと思って観に行った。でもそうじゃなかった。これは「プロレスキャノンボール2014」に関わった人たちの姿を収めたものだったし、この映画(興行)がプロレス興行そのものだったのだ。
でも結局それっていつものDDTの興行だ。冒頭からほぼ7割がた笑って笑ってツッコんで、それでもとんでもないプロレスの妙技や未知の選手の躍動に感嘆したりしながら、ラスト大船渡の興行で、大家に同情してしまうのだ。
ここで言う同情は哀れんでいるという事じゃ無い。
あの興行が、プロレスが元気を与える力になってるんだなぁと誇らしく思う気持ちを同じくした。プロレス愛の再確認。
思えば、映画を見て誇らしく思う事なんてそうは無い。あの独特の満足感もまたプロレスの興行のものだった。
P.S.この映画は進化の余地もあるし、これからだと思うし、劇場で見られない人の方が多いとは思うけれども、チャンスがあれば是非、他の観客と一緒に見て欲しい。そこにDDTの今の勢いを感じられるから。
あ、あと結果がわかっているのに見て面白いのがプロレス的だと思った。ゲームのルールを説明し、結果の数値も出しているのに、そこが興味の焦点になっていない、作ってる方も流しちゃってるってのは如何にもプロレスだなぁ。
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