2015年の023「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」
実写も撮れる押井監督自身が続きを作った事が大きいが低予算(日本では高い方かも知れないけど)でもしっかり押さえるべき所をちゃんと押さえてあって、流石だなと思った。
自分は実はあまり押井守作品が好きではない。「うる星やつら」のテレビが嫌いだったせいもあって、以降のアニメ作品もほとんど観ていないのだが、パトレイバー3作だけは何故かしっかり見ていたので、楽しめた。
これ観ていると日本の特撮はやっぱりどうお金を集めるかが鍵になってくる。観てくれる国内のファンの協力もそうかも知れないけど、アニメなら外に打って出られるグローバルな人気を持つモノがあったり、個別にリスペクトを受けている作品がありながらも、マーケットが狭いままだと全部日本人、シナリオの文化が日本向けに保守的になっちゃうところが無ければ、何とかなるんじゃないかと思った。
「ゴジラ」や「ガメラ」、既存のキャラクターは大事だけど、新しいものも商売にしていかないとマーケットはシュリンクしていくだけだと思う。インド映画が文化はそれなりに残したまま、ボリウッドブランドで外に打って出られたように何か方策は無いのだろうか?
そうしないと特定の人だけしか作れないジャンルになって最終的には消えるしかなくなっちゃうと思うのだが。
それからソニーのカメラの性能が遺憾なく発揮されていたと思う。「昭和ライダー」の時には赤のにじみが気になるほどの発色の良さが特徴かと思うような間抜けな感想を漏らしていたけど、レンズの選択や諸条件をそろえると4Kのパワーが感じられた。こういうチャレンジもまた評価したい。
URI= http://patlabor-nextgeneration.com/movie/
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