プロレス好きの憂鬱
ようやっとビデオを見終わった。忙しくて時間がかかっちまったなぁ。試合結果は当日には分かっていたんだけど。
小川がヒョードルに勝てるとは思っていなかったので、ある意味順当なプライドだったわけだが、なんとなく悔しさが残るのが、やはりプロレスのファンだからだろうなぁ。未だに幻想を持ち続けたいわけだ。それに小川は中西や永田みたいに総合を舐めてるわけではないから。
G1は天山の連覇。天山はレスラーとして全く面白くないが(リング上での臨機応変さに欠け過ぎ)まぁそう言うストーリーにしてようが実力で勝ったものであろうが、解せないのは新日幹部の反応。去年もそうなのだがG1覇者がIWGPチャンピオンではない時には、普通は即挑戦させるモノだと思うが、今回もそう言う前振りが若干有ったにもかかわらず。「藤田が乗り気でない」ので中西学や佐々木健介を当てるという。乗り気でない理由が分からないが、以前から言ってるように当人がIWGPチャンプである実感がない(成るつもりが無い)からならば、チャンと結果を出した天山を当ててやるべきであって、如何にも寝てしまいそうな、中西や佐々木では今のプロレスファンはガッカリだよ。
その場しのぎでカードを決めても結局飽きられる。それが今の新日のつまらなさじゃないか。大体、天山を挑戦者にしたくなければ、何で天山をG1優勝させちゃうのか。プロレスなんだからやりようは幾らもあるのに。
こうしてみると一回の苦肉の策で藤田をチャンプにしたのも、単なるアドリブで、骨のある脚本が掛けてないなぁと言う感じがする。
まぁ元々G1は優勝者に冷たい扱いが多いのだけれども、本当に首尾一貫性がないなぁ。
今年はもう高山が使えないし、どうするのかねぇ。猪木がNOAHがプロレスの中心になることはないと言っていたけどそれは確かにその通り。新日が牽引してきたことは認める。しかし、今の新日もヤバイよ。
まぁ、今年はもうNOAHの東京ドームメインイベント(20年に一度の試合でしょう。)を越える試合を見ることはないと思うし。どう年内の大手団体のストーリが締めくくられるのか。
暮れの格闘技イベントはどうなるのかネェ。
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