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2005年8月

2005.08.28

仮面ライダー響鬼 二十九之巻 輝く少年

 劇場版のダメージを回復するには本編しかない(^^;9月には、いよいよあの人も出るし。

 OPはノーマルバージョン。チョイ豪華?久々のような。

 転落する明日夢。音楽は緊迫するも「だいじょぶか?」とヒビキさん。「すみません」と答える明日夢。結構余裕がある?明日夢のケータイが落下!(来週から新型に変わるんでしょうか?)ヒビキも手が届いてもうだいじょうぶでしょう。

 先週から苦戦の威吹鬼と轟鬼。追いつめられて、共同で鎧姫を倒す。しかし、童子や姫に「音撃斬・雷電激震」を使う羽目になるとは、手強いね。そこに成長過程のヨロイツチグモが登場し、童子を連れ去る。童子の台詞からまだヨロイが固まっていない模様。

 ベースに戻ったイブキはたちばなに連絡。日菜佳とみどりが応対している。「時間無制限の完全版武者童子」とは日菜佳の弁。ザンキさんが居るとディスクが整理されています。しかし、あのシルバーの車は鋭鬼さんの?それともサポーターの方の?収納が違うので、イブキは鋭鬼さんのディスクを使っているんでしょうか?このスタッフだからきっと側面のラベルとかもやり直してそうだ(^^;ディスクアニマルが展開していきます。

 なにやら段取りがあるのか遠目に明日夢は控えています。そしてヒビキが霊木を拾い上げます。

 「また力を借りるね。」

 屋久島の時は奉書でまいて水引まで着いてた様な気がするが・・・

 ヨロイツチグモが完全体に。クグツに報告する童子。ルリオオカミを引き寄せ砕く謎の女クグツ。よく見ると手袋の上に付け爪が(^^;・・・里にツチグモは下り始めました。

 雨中、探索を続けるトドロキとイブキ。そしてやはり雨中、テントに戻るヒビキと明日夢。あ、奉書巻きになってますね(^^;

 「この雨ってやみますかね」
 「多分夕立だと思うからすぐやむんじゃないか」

 私このシーンを見て、ガラスの仮面の中の倉庫の一人芝居「通り雨」を思い出しました。雨の降る、止むに合わせ主人公の心情が表されていく話です。

 「いきなり入ってくんなよ」と言いながら優しくタオルを出すザンキ。トドロキとザンキのもう一組の弟子と師匠。鋭鬼は助かった模様。助けてくれた人のところが良く聞こえないなぁ。「鋭鬼さんには英気を・・・」とスーパーオヤジギャグ(^^;のトドロキ。若いんだからさ(笑)ザンキさんの「あ゛っ?」が良いです。

 やたらとネーム入りのタオルが(^^;

 傷の手当ても終わった明日夢。ヒビキはすでに音撃棒の削り出しを始めてます。カッターナイフかよ!明日夢が転落を謝る。ヒビキは言います。

 「晴れの日もあれば、雨の日もある。」

今日も何となく鍛えられた気がするよ。

 どこのくず餅だぁ。食べたいぞ(笑)ちなみに私は日本橋長門のわらびもちが好き。(あんたの好みは良いから)

 たちばなからはヒビキに連絡しようとしたらしいけど明日夢君のケータイに掛からないとのこと。そりゃ落下して無くしましたから。電波が届かないとかじゃないって(笑)。

 おやっさんが「イブキ君とトドロキ君に頑張ってもらうしかないかぁ」と言うと香須実の挙動が少し不振。

 「やまない雨はない。オレは晴れ男だしね。」

 食事の準備をしているヒビキと明日夢。明日夢が「うらやましい」と言うと久々の「鍛えてます。」で答えます。あ、カレーだ。そしてヒビキがいよいよ口のアザの件を切り出します。

 今週は第1,2話っぽいね。

 ヒビキの台詞は重いね。「心だけは強く鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃないか。」「自分が信じたことを信じて生きて欲しいなと思うんだ。」

 CM明け。朝焼け。ヒビキは寝坊?(笑)お茶の準備をする明日夢。昨日習ったことをやってみたいんだろうな。

 ヒビキは霊木を削り続ける。なんか短いような?

 郁子さんが開店前のたちばなに登場。郁子さんも凄いね(笑)・・・でも勢地郎と郁子さんが知り合い説はなくなったな。この対応だと。(ただ、どうしてここに来たのかは不明・・・他の手段で連絡があったか無かったかの確認か?)

 そこにモッチーまで(^^;モッチーはなんで来たのか本当に分からないぞ(笑)

 ヒビキと明日夢は連絡が取れてないこともあり急いで山を下りることに。

 そのころ武者童子が怖目にイブキとトドロキの前に現れます。しかし、轟鬼、威吹鬼が応戦。攻勢だったがそこにヨロイツチグモが現れて哀れトドロキ喰われてしまう(^^;おっとそこに2週続けてのご登場。鋭鬼!緑の炎を上げて音撃棒で叩きます。

 「オレは一晩寝て、英気を養ったから大丈夫だ」ここでスーパーオヤジギャグとは鋭鬼さんのどこかも鍛えられてますな(^^;。

 鋭器さんの音撃打だよ。鋭鬼の音撃棒は・緑勝(ろくしょう)、音撃鼓は白緑(はくりょく)そして音下打は必殺必中の型!実は鋭鬼さん強いんじゃ(笑)ヨロイツチグモは耐えて遁走!追う三鬼を武者童子が阻みます。しかし、三鬼の連続技であえなく四散。

 一方支度が済んで山を下りようとするヒビキと明日夢。音で魔化魍の存在をヒビキは関知します。ツチグモだと言うところまで分かっているのでしょう。

 「少年、走れ。走れ!」

 屋久島でツチグモと対峙した時に、明日夢が巻き込まれないように響鬼が叫んだ言葉です。

 川にさしかかったとき明日夢の前に巨大なヨロイツチグモが!初見のヨロイツチグモと対峙する響鬼。烈火弾で対抗!しかし、明日夢を守るために喰われてしまう。そこで紅に。烈火剣で装甲部分も粉砕!紅強えぇ!最後は爆裂真紅の型。如何にダメージを追った後とはいえ三人で取り逃がしたのに・・・!

 追いついた三人は響鬼にエール!紅が明日夢に近づくシーンはなんか良いなぁ。

 たちばなでは夏限定のかき氷は「紅」なのか(笑)

 そこに帰ってくる一行。「何で居んの?」そりゃそうだ(笑)でも、堰を切ったように明日夢はしゃべり出します。

 ヒビキの余裕は本当に勉強になる。

 EDは2番

 次回予告。
 たちばなの手伝いをするヒビキ。洋館の男女「うまく行けば新種」(?)女の髪を成分に使うみたい。転校生桐谷京介(鬼法則当てはまり)明日夢となんだか争ってる?竜巻から落ちるあきら?狐火か他の狐か(夏の魔化魍なら九尾の狐の可能性も)戦う威吹鬼。助けに来る響鬼。それを見ている明日夢と桐矢。「君ってつまらない人間だよな」と明日夢に罵声を浴びせる桐矢。次回、三十之巻 鍛える予感

 初めて明示的に出てくる嫌なやつなのかな>桐矢

 ああ、来週は脚本は井上俊樹だよ(^"^メプロデューサーチェックがどこまではいるのかなぁ?

2005.08.25

「仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼」&「マジレンジャー」劇場版試写会インプレッション

 試写会に当たって、この台風の中、銀座くんだりまで行ってきた。

 音響がおかしいのが最後まで気になった(細川茂樹の声がカッパ戦後に聞こえる)が、ほぼかぶりつきの位置だったので、役者の尊顔を見られただけでもかなり満足だった。試写会としては・・・(ん?)

 上映前にまずマジレンジャーの舞台挨拶。山崎さんの平田薫とマジレンジャー5人それに「先生」(笑)と監督だ。監督以外は衣装で登場!可愛いだろうとは思っていたが、平田薫(ただ、映像よりも子供っぽい)も甲斐麻美(いつ「ウケケ」と言い出すか心配だった(^^;)も別府あゆみもものすごく可愛い。別府あゆみはもっとこうしとやかな感じで可愛いと言うよりは綺麗に見えた。それから脂気が強そうな緑の兄貴がなんとも格好良かったのと、上がったのか子供に声援を受けた小津魁に笑う。なかなか好少年(笑)で評価が上がった。

 最後は「マジで決めるぜ!」「マジレンジャー」(でも客席の半分以上大人(^^;)

 マジレンジャーは昨年、一昨年と比べでても、なかなかの出来。特撮、アクションも見せ場があるし、レッドとヒロインに絞ってるので余計な要素が排除されてスピーディ。テレビ用のバンクもたっぷりあるし、例の合体は番組終盤に出るんだろうか?テレビ版のスペシャルエピソードとして良く出来ている。

 ただラストはちょっと度が過ぎるかな?それにテレビエピソードとのリンク具合・・・山崎さんは果たして・・・?

 響鬼も舞台挨拶は両映画の前。

 細川茂樹、栩原楽人、森絵梨佳、蒲生麻由、神戸みゆきと坂本監督。こちらは皆自前なのか森絵梨佳はとてもドレッシーこの3人もものすごい可愛い。細川茂樹はテレビで見るより顔も小さくて精悍で格好良い。最後舞台上から例の敬礼を!栩原楽人も実は精悍で格好良い。リアルではモテそう。森絵梨佳は印象がかなり違って見えたというか目が黒目だけに見えるので本当に別人みたいで、ただ受け答えはモッチーじゃん。蒲生麻由も役柄とは違って謙虚な新人っぽさが残った受け答えだった。神戸みゆきは冒頭「時代劇」と言う単語がドッカに行ってしまったというボケをカマしていたが、まんま日菜佳です。

 しかし、映画は最悪。クウガ以外のテレ朝ライダーがダメな人は見ちゃいけない。兎に角台無しを絵に描いたようだ。摺り合わせが出来てないどころじゃない。

 シナリオは最悪。特別出演やカメオ出演に意味無し。お笑いネタにも成らない。鬼の扱いや魔化魍も酷いモノだ。それに音楽の佐橋さんまでどうしたんだろう。全然「響鬼」じゃない。そういう意味では例年通りだが・・・「アギト」や「龍騎」はまだ見るところがあったのになぁ。

 どうダメかは詳報で話すつもりだが、一応ネタバレするには早すぎるのでココでは控えておく。

 挨拶には出なかったが二階席にはイブキやトドロキの姿もあった。細川茂樹は子供達の「ヒビキ〜!」の声援に応えて二階から敬礼!

 お土産は幼年雑誌の超特大響鬼とマジレッドフィギュア、それとアメリカではやっているモノのスピンオフ!ゴムのバングル。

 さてお願い!外でチラッと見かけた高寺プロデューサー!テレビはしっかり頼みますよ。

2005.09:04 16:05 加筆修正

2005.08.24

「ミラーマン REFLEX」−復活「ミラーマン」映画で来春公開−

 ミラーマンが復活!小中路線のウルトラマンが途絶えたと思ったらミラーマン担当です。と言うことは次のウルトラマン(マックスは3クールの予定なので、意外と早く終わる)は小中路線はあり得ない?

 Vap公式サイト
 URL= http://www.vap.co.jp/mirror/index.html

 サンスポの記事
 URL= http://www.sanspo.com/geino/top/gt200508/gt2005082309.html

 スポニチアネックスの記事
 URL= http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2005/08/23/03.html

 今回は映画だが、映画を切っ掛けにテレビが始まったことはこれまでもあるので来春にはどうなるのか?新ミラーマンは森藤よしひろ版を思い出す西洋のナイト風というかロビンマスク風のマスク(笑)よく見るとシルバーの部分はレリーフ状の紋様が入っている。

 主役の唐渡亮は「仮面ライダーアギト」映画版でG4を装着した自衛官役でヒーローっぽい役をやっているモノの、逆にあのイメージだと、またかなり暗い雰囲気の話になりそう。ダークな雰囲気は嫌いではないが、ネクサスのように話が中途半端だと、ぬるいダークヒーローは様に成らんからなぁ。小中和哉が子供向けにはすると言っているようだが・・・

 小中千昭のWebサイト「Alice6」
 URL= http://www.konaka.com/

 小中千昭は脚本。久々に兄弟での仕事かな?石田さんのダブルのスーツ姿がチンピラっぽい(^^;のはさておきサイドのリンクから細かい写真が見らる。

 今回は式神ネタを使うらしいので響鬼と被るんだが、インベーダーのモンスターだったモノも蚩尤(アイアン2006)、窮奇(ダークロン2006)、癘鬼(ゴールドサタン2006)とリファインされている。色は昔の方が好みだけど、和風テイストが入ってそれ自身は悪くはないかも。ダークロンはもっと長くたれてて欲しかったな。この3体のチョイスは私的には好きな奴なんで嬉しい。ウルトラ怪獣と違ってミラーマン怪獣はリニューアルされてもそれほど嫌な感じがしないのでそんだけの年月も一気に越えてるのでこれで良いかと。

 話の流れだとVシネマかテレビの3話を再編集した作品を劇場にかけるのかな?Vapが載っていて、日テレがないから前者だろうか?映画でしか見られないならウルトラマンより見て見たかったりして・・・。

2005.08.21

仮面ライダー響鬼 二十八之巻 絶えぬ悪意

 今日は監督が金田治でアクションに期待!鋭鬼登場となんと言っても謎の品の良い男女の秘密が一部分かるだろうと言うことで、盛りだくさんかな?

 TV Bros.、タケデンとも悪意側(笑)だったが役者はフレンドリーだし、良いなぁ。ただ演技上、舌ピアスが気になるようになってきた村田充。アップの際にカメラも気を付けてね。

 OPはなんだか金属のある音?笛?鉄琴?ビブラフォン?(筆者は高温域の音の判別が付けられないのでよく分からない)。

 凱火に載る響鬼、何ですかこの魔化魍は?これがバケガラス?ああ、これがテングぅ。そりゃちょっと拍子抜け。カラス天狗っぽいね。にしても腹筋割れてるな(笑)夏の魔化魍。あ、烈風使ってるから夏の魔化魍じゃないのか。一気に紅と化してヒビキがカタを付ける。しかし烈火が折れてしまった。霊木は普通の木とは違う反応(燃えたりしない)をするんだけど、こんな感じだとある程度立つと好感してるのかな。では、一之巻でなぜ屋久島くんだりまで来たのかは気になるところ。

 久々に聞いたBGMの中、口にアザがある明日夢。久々にダウナーなヘタレだな(^^;>明日夢 何があったのかは劇中で明らかになるでしょう。(この段階でも分かるけど)

 品の良い謎の男女。その住まいはクグツだらけ。品の良い男女は今時の男女のしゃべり方でした。「そろそろさぁ」と黒の謎の女ですよ(笑)芦名星も頑張ってるな(笑)例の杖がいっぱい(^^;クグツ女はハイヒールなんですね。今回は「鎧」を作ると言っていてクグツを強化している。

 しかし徹夜までしているのはなぜ?まだ彼らタイムリミットを与える他の要素があるのか?

 明日夢はちょっと怪しげなテンガロンハットを被ったヒビキさんにもたれてバスの中。ヒビキの凱火はタンデムじゃないので、車を運転出来ない(多分こっちは鍛え直してない(笑))ヒビキにはこういう移動手段しかないんだろうな。なんとなくヒビキさんは格好良い。

 明日夢の件はたちばなの人は知ってる模様。みどりさんは明日夢くんのそんなところが気に入ってたとは。もしやショタコン?(このことが「太陽の使者 鉄人28号」の正太郎から来てるってのはもう知らない人もいるのでは?)ってやつですか?しかも結構意地悪なみどり(^^;

 さて、イブキからの電話が掛かってきて、こそっと香須実に渡す日菜佳。この辺問題有るなぁ(笑)ヒビキの相手は誰になるのよ。しかし、吉野のおじさま(全鬼を束ねてる人)、息子のことは気になりますか。

 その後はイブキはオオクビ探索でした。オオクビ見てみたいねぇ。

 やっぱこの辺の下り気になるなぁ。

 ヒビキさん。冗談が冗談にならないッスよ。女クグツ。材料現地調達ですよ。おっと童子、姫にツチグモも誕生。本当に促成栽培だ(^^;バチが折れたところで、ツチグモってのは狙ってなんだろうね。前回よりキリリとしてるな。特に姫は。

 モッチーは知らぬうちにメルアドを交換してますよ。前回のバイトでしょうか?あきらも変わりつつあるようです。もしやモッチー休みか?

 出た出た鋭鬼!声は誰?デザインは威吹鬼に似てるのでイブキの検討モデルかな?この茶色はただオモチャ出しにくいけど緑のクマは良いなぁ。胸飾りなんかは響鬼っぽいけど。この辺は響鬼のモノなのかも。

 姫と童子は最初から武者童子、鎧姫に変身。特撮を合わせてアクションが立体的で良いなぁ。この鎧の二人は時間制限がないのかな?すると響鬼でも大変かも。

 榧木山?でのことのようです。日菜佳はサポートをイブキとトドロキに頼んだ模様。

 モッチー出た出た良かった(笑)バイトに来たのかな(^^;と思ったら女と女の世界へ。

 テントの建て方を教えるヒビキ。ココまでアザのことは聞いてないんだろうな(^^;

 「ひとみ」も大変って、あんた。ココでばらすのか。ひどい目遭ったのは明日夢だろう。明日夢は昔ほど弱くはないって事か。ココでもすでに、自分の味方に付けてるよ(笑)凄いよ。外堀埋めるモッチー先生(^^;

 本当に細川さん、体でかくなってるよ(笑)鍛えてるねぇ。最近の主人公華奢だったからなぁ。

 鋭鬼まだ上がってないようです。トドロキとザンキが到着するとイブキとあきらはディスクアニマルを展開してほぼ特定していました。鋭鬼さんのディスクは妙な反応を・・・。鋭鬼さんはツチグモが得意だったんでしょうか?ザンキさんが信頼を寄せてるみたいなんでそれなりのパフォーマンスを持った鬼だったのでしょう。そして索敵で石切場に現れたイブキとトドロキは鋭鬼さんのバチを拾う。渋い色だな。音撃棒。そして強敵!ツチグモの鎧姫、武者童子。鬼に変化しても強敵だ!

 霊木を探す響鬼と明日夢。第2話を思い出すなぁ。今回はヒビキさん、冒頭で変身してるから変身無しだな(^^;と思ったら終わりました。

 速えぇ〜。

 次回予告。

 霊木を取り出したヒビキと明日夢。威吹鬼と轟鬼が鎧の姫と童子と戦闘!「完全体武者童子。」「心だけは強く鍛えておかないと自分に負けてしまうじゃないか」薪をくべるヒビキと背中を見る明日夢。外で攻勢になっている威吹鬼と轟鬼。飛びかかる響鬼。明日夢に迫る赤い鎧ツチグモ。「少年。走れ。走れ!」(二之巻を思い出す。)次回二十九之巻「輝く少年」。

 劇場版の最悪の魔化魍ヒトツミって魔人斎だよね。

2005.08.20

響鬼の魔化魍のデザイン考中間発表?

 「妖怪大戦争」を観た余波ではないが、時間の余裕もあるので少し自分用にまとめておこう。

 今まで現れたまたは記述が分かった魔化魍のデザインモチーフはおそらく・・・

 ツチグモ(虎+蜘蛛)
 ヤマビコ(サル+オウム)
 バケガニ(カニ・・・足は少ないけど)
 イッタンモメン(エイ+鳥)
 オオアリ(アリ)
 オトロシ(サイ+亀)
 ヌリカベ(カタツムリ?+木)
 ウブメ(魚類+鳥)
 ヤマアラシ(牛+ヤマアラシ)
 オオナマズ(ナマズ+チョウチンアンコウ)
 アミキリ(エビ+昆虫?)
 ナナシ(不明)
 ドロタボウ(稲+泥+人間?)
 カッパ(亀+人間?)
 バケネコ(猫+人間?)
 オオクビ(蜂?)

あたりだろう。

 以前書いた記事で、高寺Pのホワイトボードの魔化魍の記述に言及した。

>>虎+蜘蛛=土蜘蛛

>>エビ+カミキリ=アミキリ
>>カエル+スッポン=カッパ
>>シャチ+アシカ=海坊主
>>サル+オウム=山彦
>>カメ+カメレオン=?

 上と照らし合わせるとカメ+カメレオンは未だに謎だが、海坊主は出ていないもののそれ以外は出ていて、実際の映像とも合致している。

 今一般に知られている妖怪の図版というのは鳥山石燕由来、水木しげる由来がほとんどで、石燕の図版には石燕オリジナルの妖怪が、水木図版の中には水木しげるオリジナルの妖怪が混じっているので、伝承されてるモノだと思いこまれやすく、気を付けなくてはいけない。特に柳田国男の妖怪談義などの文でもチラッとしか出てこない妖怪は図版がないモノが多く、有名な鬼太郎の周りにいる妖怪は意匠を水木しげるが与えるまで共通認識がなかったモノが多いのだ。それを使うのは、意匠としての著作権を侵害する危険性がある。従って名前は使えても姿は変える必要があるだろう。おそらく姿を新たに起こしなおした背景にはそういったことも考慮されているのではないだろうか。特にイッタンモメン、ヌリカベはその辺もあり意図的に遠いデザインになっているのでは?。

 石燕をはじめとする江戸時代に出たモノはすでに著作権切れだろうし、その時点で他からの引用である場合には全く問題がないから似ていても問題ないのだろうだろう。

 もちろんチャレンジはあると思うが、等身大魔化魍がそういう気を払ってないのでますますそういう気がしてきた。

 妖怪(と言うか化け物・・・現在の「妖怪」は明治以降の概念)に元ネタを得ているが、オオアリ以外は何か頭の図版がある。オオアリはこれと言った話などが残っていない。こいつだけはテレ朝の公式サイトでも魔化魍の紹介に「故事」というモノが存在していないので、そういう路線から外れているのかも知れない。

 最初のツチグモは非常に重要だ。

 大江山酒呑童子退治で有名な源頼光による土蜘蛛退治もだが、日本の古代先住民の蔑称として使われているらしい節がある。従って神話でもある日本書紀や古事記などにまで遡る事が出来なくもない。デザインは虎と蜘蛛だがこれは「土蜘蛛草紙」の絵にある土蜘蛛からインスパイアされたモノだろう。鬼と土蜘蛛はこの頼光でつながりがある。

 ヤマビコは石燕の「画図百鬼夜行」で山の上にいるサルのようなモノが描かれている他の文献にも姿は猿の様と記述されているモノがありその辺が元ネタだろう。クチバシがあるデザインなのだが、オウムと合わせたのはオウム返しに駆けたモノであることは明白だ。

 単なる筆者の予想なのだが、土蜘蛛は鬼にも絡む蜘蛛の怪物であること(仮面ライダーにコウモリやクモの怪人で始まるのが多いというのはバットマンやスパイダーマンを倒すという洒落という俗説があるが、最近はそういったことをお約束として期待されてるのもあるだろう)で選ばれたのかも知れないが、その後裏付け作業をやる最中に、二つの生物からデザインソースを取ることにしていったのかも知れない。番組の内容上も重要な魔化魍のような気がするが、デザインの方向性もこれが決めたのではと思っている。

 イッタンモメンのあのデザインは水木しげる作である。「妖怪大戦争」でも出ているが「鬼太郎の前では良い顔しやがって!」と言う川太郎の台詞は逆に言うとあの一反木綿が水木しげるオリジナルデザインであることを強調したかった裏ネタのように思われてほくそ笑んだ。「響鬼」ではマンタと鳥類の掛け合わせたデザインで表現されている。成長途中では空中で表面がひび割れてしまうなど布っぽい要素もあることを示していた。只の布でしかないモノを表現するのに良く水木デザインの罠から抜け出たなぁと感心した次第だ。

 ヌリカベもあの壁に手足が生えたデザインは水木しげるのものだ。「突然前に進めなくなる怪異」でしかないヌリカベは姿はほとんど伝承されていない。むしろ姿は透明な方が、正しいかもしれない。さらに言うと子泣き爺とかもである。あれにいたっては、文としては「妖怪談義」の数行の記述しかないのでは?これら鬼太郎周りの妖怪は良く引用されるデザインだが、ダイナミックプロのように訴訟を起こすと、水木プロが確実に勝てそうだ。今年の「妖怪大戦争」は制作に水木しげるが絡んでいるのでその辺はクリアして居るんだろう。水木さんが知らなくても妖怪キャスティングの京極夏彦が知らないわけがない。

 しかし、なぜナメクジだかカタツムリだかなんだろう?

 今年もいますよね。「ぺとぺとさん」とか意匠を借りてるの。

 オオアリは元ネタがあるのかないのか分からないので割愛。

 オトロシは全く過去の図版とかけ離れている。本は顔の周りに毛だらけの怪物としてだけ描かれている。解説はなく絵だけだ。今回のオトロシはそれらに似せようとする工夫すらない。最近の文章や水木マンガで出てくる落ちてつぶすという部分だけが機能として活かされている。見た目の印象はサイの顔をしたガメラ。唯一、甲羅に眼があるのが顔と誤解する意匠を組み込もうとした名残なのかも知れない。

 ウブメ。石燕の「姑獲鳥」は女性の姿だ。それ以外に鳥だけの意匠を水木しげるが行っている。「産女」なら他にも図版はありそうだ。響鬼に置いては深海魚に羽根の生えた姿になっている。故事を見ると女性の姿は「姫」に預けている。確かに姫の衣装は洋装だが下半身を赤くにじませた姿で姑獲鳥ぽい。

 ヤマアラシというのは表記上はなかったと思うが、山颪(やまおろし)である。これは「豪猪」との関係が石燕の図版にも描かれている。「豪猪」は何かと言ったら、ヤマアラシのことだ。石燕の図版は頭に針の鎧を被ったような人型の妖怪として描かれているが、響鬼のモチーフでは牛とやまあらし。なぜ牛が絡んだのかは良くわからない。

 オオナマズはそれと言って何があるわけでもなく、ナマズじゃなくチョウチンアンコウと掛け合わせたのはよく分からない。もとが何らかの動物や植物の怪異だったりするとそのままというのは仕方ないのかな?飛び出してきたのがワイヤード胃袋という設定には驚いたけど。

 アミキリは似た妖怪にカミキリが居るが、そのカミキリと名が似た昆虫カミキリムシ(ただ羽根だけ)と見た目が似ているエビを合わせたデザインで、もとの妖怪に似ている度はツチグモに継いで高い。

 ナナシに関してあの姿に当たるモノはないだろう。名前だと「千と千尋の神隠し」の
カオナシを思い出すが・・・まさか宮崎アニメに根拠を探したはずはない。

 ドロタボウは一つ目を避けているが本来の田から出てきた妖怪そのまま。特に何のひねりもないと思う。複数ぬいぐるみを作る必要もあるので、あまり凝ったデザインにも出来ないのだろうか?同じヤツを複数というのは「仮面ライダーブラック」クモ怪人を思い出す。あの番組の時、高寺Pはスタッフにいたはずだなぁ。

 カッパは皿がないカッパだと責めてる人がいたが、皿があるなしに関しては実はカッパの必須アイテムではない。しかし、お皿が分かりやすいデザインであるのは紛れもない事実で、妖怪馬鹿トリオの対談でも指摘されていたが、鹿児島の川内がらっぱがカータンの意匠で描かれていたりするともうがらっぱは居ないんだなとヒシヒシと感じる次第だ。(まとめられて統一概念の「かっぱ」に変じている。)デザインソースはカエルとスッポンと言うことであれば、納得である。そういえば昔「ガッパ」という怪獣映画があったが、神奈川方言ではカッパは「ガァッパ」と発音するらしい。でもアレはカッパよりはカラス天狗っぽいな。

 バケネコもそうだが夏の魔化魍は腹筋割れてるんだよな(笑)猫又はシッポが二つじゃないのかと言うが、どうも「妖怪」を再現することを目的にしているわけではないみたいなので、そこまで目くじらたてないこと。それだったらオトロシの頃に文句を付けるべきだ。

 それ以外に劇中で写真として出てきたオオクビは腹がデカイ蜂として描かれている。専用機のテレビゲームでは動く姿も拝めるようだ。その腹に顔のような模様がある。

 明日は鎧を着たツチグモが登場!噂ではテングが出るという。個人的にはテングは鬼と対を成す存在であって欲しいと思っている。例の品の良い(笑)二人もし凄・橘と関係があるならば・・・彼らがテングに?(後日哀しい結果に(^^;)

 響鬼では鬼は修験者の延長のように描かれている。天狗もその意匠から修験者と関わりがあるモノとして伝承されている。鬼は式を打つことからも陰陽道との関連も感じられるし、一之巻で蘇我入鹿を「カエルのうた」に乗せて歌っていたのが意図的なのでは?などと考えると、響鬼達の鬼の紋章マークのベース「三つどもえ」は単に太鼓によく使われてるからと言うだけではなく本当に藤原氏のことと関連があって、背表紙記載しか明らかになっていないが、「凄・橘」の橘は藤原氏と対抗していた橘氏のことではないかと思われてくる。蘇我入鹿も藤原氏から討たれたわけで・・・。

 そういえば最近、有名になった陰陽師安倍晴明は橘氏との関係があったと言う話もあり、今後どのような「装置」をもって「響鬼」が展開していくのか非常に楽しみだ。

 こう言うところを読み下せるのも響鬼ならではの楽しみかな。

2005.08.14

仮面ライダー響鬼 二十七之巻 伝える絆

 待ちに待てたザンキさんという方も多いのでは?映画版の装甲響鬼にはテレビでは成らないで欲しいなぁ。まぁおもちゃ屋さんの意向は少し聞いておかないといけないので難しかもしれないけど。

 さて例の童子と姫らしき人物はいったい・・・それに努。

 OPはギターから木琴。

 さてバケネコ退治する響鬼紅。素早いね。バケネコは。しかし何とか一匹子供の方を仕留めて、姫と童子は退散します。響鬼はディスクアニマルで追跡。

 たちばなの裏であきらに努のことを聞く明日夢。努がヒビキの弟子かどうか気にする明日夢。しかし、ある事情でっては?

 やはりあの大量のお菓子(森永製(笑))はみどりのお腹の中だったのか(^^;太らなくてうらやましいよ。でも糖尿病には気を付けて(^^;そのみどりを訪れる努。あの声色ネタはヒビキっぽいな(^^;

 努は鬼の修行をやめてから1年ちょっとらしい。

 おお、ザンキさん登場!トドロキと電話で打ち合わせして戻ることに。しかしそこに悪意の波動を感じ、追う。山道を駆けるザンキ。手裏剣のように破壊したディスクアニマルを投げつけられ、よけると現れた童子と姫を生身で相手する。ああ、でも膝は悪いのね(^^;このアクションは面白い。次回は金田さんが監督だからその辺も期待しちゃうなぁ。

 そのころ童子と姫に似た二人を追うイブキ。発見するもその場に踏み込もうとしたとたん金縛りに合う。これは!黒の謎の男と退治したときにあきらとやられたあの技。そしてなにやら式を打つ本当の意味での「謎の男」。

 ザンキの前にも白衣の謎の男が現れ、その動きがシンクロする。飛ばされるザンキ。遠隔操作でもこんなパワーがあるとは!ザンキほどの男でもこの金縛りから逃れられないとは。

 「凄・橘」というのはかなり気になりますよね。白も黒もクグツなんだとすれば、やはり。ちなみに今回はまだ童子と姫でのクレジットです。

 ザンキは転落した川から自力で生還。一方イブキは解放されてからも探したようですが、見つからない。そこにイブキのスクーターを運転した香須実さんが来ましたよ。香須実さんバイクに関してはヒビキさんより鍛えられてますね(^^;

 イブキ曰く、結界に隠れた男と女。その男と女は屋敷から香須実とイブキを見下ろしていました。

 みどりが努に差し出した新ディスクアニマルは鎧になるそうです。この辺が装甲響鬼テレビ登場の伏線なのかなぁ。本当は出て欲しくないんだけど(パワーアップは他の方が良いなぁ。)

 努は「抜けた頃から」という言葉に反応して少し沈みます。みどりさんは「ポッと出」と言っていますね。あの二人は陰陽師なのか分からないけど常にそういう系譜があると言うことなのでしょう。みどりさんの言ってる言葉が完全には聞こえないのが残念。

 バケネコは目が良い。的確な指示だ。ザンキさん!やられてもカッコイイよ(笑)

 例の屋敷にディスクアニマル大集結も増えた猫に襲われます。

 「ヒビキさん相変わらず弟子とってないんですか?」
 「う〜ん、そうねぇ。」ぱくっ!

 菓子喰う姿も可愛いよ(笑)みどりさん。

 やはり、ヒビキ的というか猛士メンバー的には明日夢はヒビキの何かを伝えるべき相手なんだ。高寺Pのインタビューでは当初5話くらいでヒビキの弟子にする予定だったそうです。でもしなくて良かったかもその辺のどうするんだってな感じもまた心地良い。

 で、「努君も普通の高校生だからうまくいかなかったでしょ」とはっきり言うみどりさん。どういう理由でしょう?

 自分で修理するというヒビキ。大丈夫かよ(^^;非常に心配です。

 津村努から聞く鬼の弟子の話。努は鬼になりたかったけど、両親に反対されて諦めたと明日夢に告白します。ただのチャラいヤツじゃなかったんだ。先週のあきらは怒ってたんじゃなかったんだ。バツが悪かったのかな。でも今回明日夢君はあきらに飽きられてます(^^;そこにモッチー大先生が!しかもまたスイカだよ(^^;

 一方ヒビキ達、日菜佳の手拍子に合わせて音撃棒のウオームアップ中なのはトドロキ。微笑ましいねぇ(笑)一方ザンキとヒビキ(修理に専念してね(^^;)は

 忘年会の3次会くらいで「ウチの戸田山は可愛い」(笑)と言うザンキさん(笑)可愛かったんだろうねぇ。

 明日夢には男として何かを伝えたいと思っていると、話せたのも相手がザンキだからでしょうか?

 修理されたアサギワシは壊れたところがアカネタカです。マニアにもっと買えと(笑)いうシグナルでしょうか?ディスクアニマル全部そろえると恐ろしい散財に(^^;G'zOne新規で加入出来ちゃうもんなぁ(^^;

 ザンキが「廃墟とは盲点だったな」と言ってるところからするとバケネコも普通は山野で生まれるんでしょうかね。今回養殖物ですが。

 あきらがレジをやっていてその先にはモッチー先生まで作務衣ですよ(^^;暖簾から見返すモッチー可愛いッス。しかぁし!あきらが阻止!(笑)あきら怒ってます(^^;昔のあきらみたいです。ほったらかしはいけませんね。色んな意味で。

 ヒビキとトドロキはその廃墟へ。猫は増えてます。ヒビキ格好良いなぁ。

 紅が功を奏して子猫は倒しました。前回の苦戦がウソのよう。トドロキが周りをやってくれるんでその所為もあるでしょう。シッポが多いのが親でございます。轟鬼のは威力が弱いのかはシッポしかやれなかった(^^;響鬼が血を吸われるけどこのときの童子と姫がちょっと怖い。あ、そういえば妖姫とか怪童子は?とか思ってたら灼熱真紅の型で魔化魍ごと・・・意外な童子と姫のやられ方で(^^;

 スイカが3連チャン・・・トドロキが喰うんだよ多分(笑)でも、トドロキは焼きそば(3パックは積んでありましたよ(笑))。しかもザンキさん側に座って(^^;大食い選手権だったらみどり対トドロキどっちが勝つんだろう(^^;あきらも可愛い髪になって、それぞれ似合ってます。ヒビキもザンキもカッコイイねぇ。

 で、引きの質問・・・玉屋ってのはね・・・鍵屋って花火屋の番頭が暖簾分けしてもらってたてた花火屋だったんだけど、火事を起こして一代限りでつぶれてしまった花火屋なんだよ。と答えたかどうかは知りませんがヒビキさんだし(笑)

 でも、鬼の件、あんな傍でも聞こえなかったのかな?モッチー先生で良かったかな(笑)あそこに鬼に関連してないのモッチーだけだもんね。

 次回予告。さて、いよいよ来ましたよ。実験している謎の男と女。「鋭鬼がやられた」「只のツチグモじゃないかもしれない」とザンキの声。殴られた記号を付けた明日夢。それに被る鋭鬼と妖姫怪童子。轟鬼と対峙するのは鎧童子?黒のクグツ。みどり、香須実とモッチー。香須実さん怒ってる?ってことは?明日夢を引き上げるヒビキ。凱火で走る響鬼。

 いよいよ動き出すのか次回「二十八の巻 絶えぬ悪意」

 映画版の紹介は、凍鬼の紹介。ノリツッコミが良いよ。松田さん(笑)

2005.08.07

「妖怪大戦争」インプレッション

 面白かった。今期一番面白かったかもしれない。とはいえ万人向けではないかもしれないが・・・「分かっている」ことの共有の心地良さ。カメオ出演を許せる役者のはまり具合、妖怪セレクションも良いがそれぞれにはめた妖怪役者の「感じ」がすばらしい。こういう「祭」は夏休み映画としてふさわしいんじゃないだろうか。

 とはいえ映画としての「出来」が良かったかと言えばそれは別だ。真っ当に映画の方法論で論じれば、伏線を無視したり(要するに投げっぱなし)、イラねぇーじゃねぇか、ショボイじゃネェかと言うシーンも多いのだが、クライマックスへの盛り上がり、テーマの説得力これらは役者のはまり具合がピタリと来た時にしか出ないものだ。そういう意味ではキャスティングの勝利かもしれない。既報の役者でははずれだと思った役者は居ないなぁ。ヒロインの川姫も色っぽくも可愛いし(笑)

 ちなみに以前の「妖怪大戦争」はあまり好きではない。「妖怪百物語」は好きだが、どうもダイモンに対抗して妖怪が結集していく様が納得出来なかったのだ。今回はそれが否定されている。改善されいるのではなく明示的に否定されていて、それがテーマとも結びついてるという巧妙さだ。それがどうして「妖怪大戦争」になってしまうのか。この下りは重要。変な言い方だが「妖怪かくあるべき」的な感じがして非常に楽しかった。妖怪が妖怪であるためのアイデンティティ、そういうものちゃんと表現してあるのは、「怪」チームの面目躍如だろう。

 今回ネタバレが少ないのは見て欲しいからだ(笑)来年もこういう祭映画があると嬉しいなぁと願うのである程度興行収入上げて欲しいし。

 個人的なツボを列記しておこう。
 ・事の始まりは「件」の言葉。
 ・宮部みゆきも大沢さんも馴染みすぎだよ(笑)
 ・川姫色っぽ〜い。
 ・阿部サダヲ脱帽だ。
 ・じいちゃん最高だ。
 ・震々まで出てるのかよ。
 ・雪女雪降ってるよ。(雪無いと只の白い美人だもんな(笑))
 ・「小豆をとくことしかできない」小豆洗い。
  (小豆洗いは初めて「小豆を研ぐ音がする怪異」という意味だけの小豆洗いを映像で見たような)
 ・秘密の剣が役に立たないの良いねぇ。
 ・栗山千明は本当に良いねぇ。普通の役出来無さそうだけど(^^;無駄な着替えも良い(笑)
 ・のりが軽いよ姑獲鳥(笑)
 ・そんな理由で120万の妖怪が!
 ・この加藤は嶋田久作ではつとまらないなぁ(笑)
 ・ああ、サントラ欲しい。

 妖怪好き、祭好きにはお勧め。

 本当にくだらなくもメッセージは心に染みるよ。あの人が言わなくては意味のない言葉だけどね。8月6日公開なのはその所為かなぁ。

仮面ライダー響鬼 二十六之巻 刻まれる日々

 さてテレビブロスで何を血迷ったか(笑)ヒビキのコーナー期間限定ながら連載が始まった、第一回は見開きのザンキさんこと松田賢二特集。分かってるねぇ(笑)ザンキさんは財津原蔵王丸と分かっただけでも大収穫。

 さて今日は例の津村努もそうなんだが、明日夢の助っ人(笑)波乱があるかもね(笑)

 OPは女性声だが以前と違うような期がするのは気のせい?火の精水の精・・・

 冒頭、黒の男、白の男、金の杖、銀の杖。対峙しているのかそれとも・・・
 広場でドラムの腕前をヒビキに披露する明日夢。格好良いです。しかしその曲は・・・久々にかえるの歌!(笑)「鍛えてるねぇ」とヒビキ。腕前が気に入ったのかヒビキと祭りで太鼓を一緒にたたくことに。太鼓の筋はトドロキよりありそうなんでしょうか?(笑)

 響鬼の月に一度のお楽しみ?何だろうそれは?お小遣いの日?そうじゃないよなぁ。

 氷始めたんだぁ(笑)「たちばな」・・・明日夢が飛び込んだところにイブキが電話を。声を分かったってのは在り来たりだけど明日夢の馴染み具合が分かる上手い表現だよなぁ。で、イブキは香須実と買い物中のようです。あきらはどうした!

 そのイブキから明日夢へ助っ人の案内が(笑)イブキにとっては明日夢は弟みたい。香須実にとってはイブキの下の弟(笑)香須実ぃ(笑)男を惑わす体質の方ですかあんたは!(笑)イブキはまた子供のようにむくれてます(笑)イブキの腕取ったりして香須実がきげんとってます。ちなみに今日の買い物の目当てはお中元のお返し選びだそうです。

 ああ、男ってヤツは・・・

 おやっさんは吉野で猛士活動の改訂の打ち合わせ。おっと日菜佳、明日夢をヒビキの弟子にするのをまだ諦めてませんよ(笑)

 今年は本当にバケガニ多いねぇ。今回はピンクです。雷電無しでもトドロキは強い。おっと背中側でも雷電なら行けるのか・・・黒が引き上げと白が動く?荒れたあばらやに白登場!童子さんドラえもんですかその髭。芦名星それは拙いんじゃないか(笑)お子様番組だぞ(笑)おじさんはうれしいけどな。エロいよ(^^;

 助っ人登場。あきらは口調はいつもの通りだけど、すっかりなじんでるよね(笑)バケガラス退治でイブキをサポートし大活躍だった話をします。土産はスイカ。スイカ食いてぇ〜(笑)カットスイカでも可!ポカリスエットやスイカバーは不可です(^^;

 アルバイト中の明日夢底に登場する。みどりWith塩&包丁!みどりさんその包丁の持ち方はいけませんよ(^^;鬼婆みたいだからやめなさいってば(^^;しかし、もしかして勝手に切って一人で食べようと思ったのかあんたは!(この辺性格さっぱりしてそうなところが良いなぁ。っていうか見た目とは全然違う男っぽい性格(^^;)でもまぁ良く人とぶつかるってのはココでも生きてます(笑)

 鬼婆(こんなきれいで可愛い鬼婆なら何されても良いような気も・・・)に追われる少年が倒れ込みながら取った受話器の相手・・・気になることを伝えるトドロキでした。

 四阿というかアスレチック施設でくつろぐハイカー。そこに忍び寄る、童子と姫。にゃんこです。

 たちばなでは女三人で談笑中です。かしましい輪にあきらが居るのもなんか新鮮(^^;月一のお楽しみ(もしかして例のスーパーの特売日ですか?(^^;)から戻ってきたヒビキにトドロキの伝言。夏の魔化魍退治に出発!香須実が居ないので日菜佳とヒビキが特別遊撃班として出ることになりました・・・スイカが2個重なるのは良くあるパターンだね(^^;来週3個になるとさらにウケるなぁ。お約束はお約束が良い(笑)

 お、明日夢が火打ち石ですよ!

 バケネコのゆりかご・・・怪談っぽい(笑)猫も増えそうだよね。夏の魔化魍はムキムキなのが多い(笑)

 おもむろにミドリさん夏の魔化魍解説のコーナー!分からないことは聞くのが一番だな(笑)仕事もそうだけど。夏の魔化魍が多いのは夏に怪談が多いからってそりゃ逆じゃないですか?それともなんかひっくり返す裏があるのか?ヒビキはこの辺侮れないので額面通りは受け取れないもんなぁ。少なくとも黒い姿の者から作られる大きな魔化魍と白い姿の者から作られる小さな魔化魍があって小さな魔化魍は清めの音が響きやすいけど増えて大変らしい。

 前から夏は響鬼が担当することが多かったらしい。斬鬼や威吹鬼も去年あたりは夏の出番がなかったのかも知れないなぁ。毎年じゃないので、イブキとかは練習はしてたんだろうけど、二夏超したトドロキはヒビキ毎夏にやってる紅の意味が伝わってなかったんだろう。

 しかし、香須実さんは男泣かせだな(^^;・・・しかし、至福の時もすぐに終わったイブキはまたも街中で姫と童子の気配を。しかも猫じゃない。何というか非常に格好の良い童子と姫。何者だ!オトロシの童子と姫に通じるところがあるような。

 猫又か(笑)シッポで増えますか(^^;

 トドロキの所に着いたヒビキ。ザンキさん周辺の聞き込みだそうです。ザンキさん出てよ(笑)そういう言葉が聞こえますね。

 ザンキさん、ザンキさん、ザンキさん、ザンキさん大好き(笑)なトドロキは日菜佳公認の仲(^^;いじられてます(笑)

 イブキが対峙する相手は。ディスクアニマルを瞬時に封じてしまうとは

 今日はめまぐるしいねぇ(笑)今度は努だ。あきらは怒ってるよ(笑)やっぱり修行をほっぽり出した弟子なのかな・・・

 林の中に虫取り網を持った子供が・・・もしこんなのにあったらトラウマになりかねん(^^;バケネコも身軽で大変だ。そして紅に(木に抱きつく芦名星に萌えるよ(笑))童子と姫生身で頑張りますね。嬉しいよ。先週出てなかったからね。

 あ!モッチー先生が出てない(^^;

 ああ、楽しいなぁ。来年、響鬼が終わった後が怖いよ(^^;

 EDの明日夢君と比べてプックリしてるよね(笑)

 次回予告。白い館の童子と姫。素手でバケネコの童子と姫を相手するザンキ。目が良い猫。みどりの部屋の明日夢と努with音撃棒。作務衣?浴衣?のモッチー先生。襟をあきらに捕まれる明日夢(笑)ディスクのメンテ?ヒビキが?ザンキとヒビキの明日夢議論?響鬼と音撃棒の轟鬼。

 特に首根っこ捕まれた明日夢のシチュエーションが気になる。楽しみだ。

 カブキ滑舌悪すぎ。

 ちなみに白い男の名はクグツ。何となく分かってきました。

2005.08.06

デジタルディバイド

 響鬼がないとアクセス数激減だ(^^;(テレビブロスの剣は明日の冒頭に書くッス。)

 まぁ公私忙しいしし、G'zに掛かりっきりだしと自分を慰めつつ、記事を書く。そろそろほとぼり(えっ?(笑))も冷めたんで良いかなと思う記事なんだが、パソコンにまつわるネタというとPC-98黎明期には、5インチフロッピーが落とし物ですと掲示板に画鋲で刺して留めてあったとか、マグネット掲示板にマグネットで留めてあったとか、これコピーしてと言ったらコピー機で表面を紙に複写してきたとか、そういったネタが多かった。

 そんな頃に聞いた話では、知り合いがパソコンと一太郎(時期から見てDOS版のVer.4.3)を客先に納めたその後の話だった。

 しばらくするとその納入先から苦情の電話が舞い込んだ。

 「ワープロのデータがすぐ消える。故障か不良品じゃないのか。」

 それで、早速客先に向かって、操作を見せてもらった。

 まずフロッピー半差しにして、電源を入れ、すかさず押し込んでロックする。一太郎が起動して、準備が整った。

 「ここまでは何時も問題ないんだよ」

 客はデータ用のディスクを取りだし、Bドライブ(PC-98は起動のたんびにドライブレターが変わるんだったよなぁ)に差し込んだ。そしてメニューから初期化を選んで(DOSの当時はコマンドを打つか、専用のメニューからコマンドを選ぶしかディスクフォーマットの手段がなかった。)、データディスクを初期化して、データを開こうとする。

 「ほら、何もない」
 「えっ?」
 「ちゃんと"毎回"書いて有るとおりにしてるのに、データが消えるんだ。」

 賢明な方はなぜ消えたかはご理解いただけたと思う。しかし何で"毎回"そんなことに・・・実は当時の一太郎のマニュアルのフロッピーディスクの項に「初めて使うときは毎回フロッピーディスクを初期化してください。」と書いてあったのだ。それで彼は毎日、初めてそのディスクを使うときに毎回ディスクを初期化していた。

 マニュアルの不備もあったんだろうが機転が利けばこのようなことはなかったのに現在だと作成データの容量が膨大なのでもっと被害が拡大する恐れがある怖い操作だ。

 これはパソコンを知ってる人には簡単に行き当たらない操作なので、まさかと思いそんなこともあるのかと恐れおののいた。現在はユーザーのレベルもそれなりに上がって自宅にパソコンの多い人もいるだろうからそんなことはないだろうと思う・・・かというとそんなことはない(笑)

 別の知り合いのシステム管理者と話したときに聞いた話だ。

 その管理者が先日、パソコンの総入れ替えをした。私のような要危険人物ならまだしも普通の人なら、ミドルウェアの情報以外はデスクトップとマイドキュメントのデータを丸ごとバックアップしておけばいい。念のために検索もして怪しいデータはないとふんで、パソコンを入れ替え、古いパソコンは撤収した。そんなど日の作業が終わって週頭の月曜日、入れ替え対象者から連絡が入った。

 「○○君、エクセルのデータが見あたらないんだよ。バックアップのフォルダにもないみたいなんだ。」

 見落としたかと早速管理者は当事者の所に。おぼろに覚えていたファイルの名称を聞き、検索するがそんなファイル無い。移すときも念入りに探した。「ファイルサーバーに保存したのでは?」とか「フロッピーじゃないですか?」と探せる範囲は探したがどこにもなかった。

 「おかしいなぁ。消したつもりは無いんだけど。ちゃんと"ごみ箱"に仕舞ったのに」
 「えっ?」

 そうである彼はゴミ箱に捨てたのではなく仕舞っていたのだ。確かにごみ箱ならば区別は付くし困ったら元に戻してやれば良い。そして管理者は確かに検索した。ごみ箱のファイルも確認していたがそれは無視して良い物だと思っていたのだ。回収したパソコンはリース返却のためディスクシュレッダーでまっさらになっていたが、幸い紙に出力した元データがあったのでその時点でのデータに戻して、作成し直してあげたらしい。

 「分かってる」つもりでもこの考え方には、「分かってる」が故に行き当たらない。恐ろしい話だ。上級者になったつもりでも上手く付き合って行くには別の才能も磨いておかねばならないようだ。

 ちなみに筆者がノートン先生を嫌いになったある事件はまた別の時に。

2005.08.03

機種変欲'05 Act.4.23 公式ページコンテンツ「The Project TYPE-R」公開

 発売に合わせて、G'zOneの公式ページコンテンツ「The Project TYPE-R」が公開された。どう悩んだかなど、プチ「プロジェクトX」になっている。この中でも、作ってみたらグリーンが選択肢に入ってきたとか書かれているのが興味深い。

URL= http://gzone.jp/

 ネガティブな条件の多い中、どこのメーカーでもこれだけの苦労をしているとは思う。あえてそれを消費者に伝えて、アピールするのは結構勇気の要ることかも知れない。
(個人的には「プロテクタをひんじ側にも付けようとは思わなかったんだろうか?」とか素朴な疑問いつか聞いてみたいが)

 私が所有しての感想だが、一番の好みは色だ。グリーンフラッグのパール感のあるグリーンは反射光が多く出せる、光量の多い空間では黄味を帯び、反射光の少ない暗い空間では青味を帯びる。私はこれが非常に気に入っている。

 ざっと見たブログ記事では黒又は赤を購入した人が多いようだ。実際の販売比率はどうなんだろう?人気投票は各所でやっているが参加者の母集団の内容が分からなければ、あの手の物は統計的に何の意味もないからなぁ。

 一週間ほど使ったが、色々気が付いたこともある。CASIO→SONY→SANYO→CASIOと乗り継いできた。電池のヘタリとメールの送受の際に画面が見辛かったので、SONYに乗り換えた時には電波カットのモードが付いているのが嬉しかった。スパイダーマンの着せ替えパネルが当たったのも嬉しかったのだが、そういうのを除いてもデザインで見せる携帯電話の走りだったと思う。その後、おそらく雨か私の体の湿気の所為で、時々暴走するようになってきたので、頃合いを見てINFOBARに移った。INFOBARの良さはスタイルやデザインだけではない。あのタイル上のキーは非常に打ちやすいし、あの薄さだとスーツの内ポケットでもかさばらないしとても良いのだ。ただ、電波カットモードがなかったのは残念だったし、ロッドアンテナが露出していたのでそこから破壊が始まってしまった。多少の湿気で漏水シールが浮き出てしまう始末で、前の記事でも書いたが、今回の機種変するときには電池にも本体にもぬれましたサインが出ていて、もう本当に死に体だったのだ。誓って言うが私は雨に直接濡らすようなことも池ポチャもしたことはない。ただ、スーツを着ていたときに蒸れて汗で表面が濡れていたことはあったし本体があんなにパカッと開いてはどうしようもないのだ。

 だからこそ原点回帰でG'zOneを求めていた。

 今回のG'zOneは今まで購入時に私が気に入ったポイントの電波カットもデザインも耐久力も全て備えている。ラジオやテレビや着うたフルやさらなるカメラ機能、パケット定額制など今提供されているサービスでも使えない物はいっぱいあるが、私にとってはニーズの全部入りと言っても良い物なのだ。

 グリーンフラッグが気に入っていると書いたが、あくまでこの辺は好みの問題、私が好きな組み合わせのオレンジとダークグレーとか逆にサイケな組み合わせだったりしたらグリーンフラッグでなくても買ったかも知れない。・・・私の知り合いに発売情報を連絡したら機種変しないだろうと思っていたのに「黒は私が買うから」と速攻で返事が返ってきて面食らった(笑)次合うときにはお互いに見せびらかそうと思っている。(ちなみにこの人は初代G'zOneの黒→INFOBARのICHIMATSU→新G'zOneのブラックマークとなるわけで・・・あ、確か固定電話も黒だったような(^^;)

 まだ街では見かけないかなぁ。

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