自分的「奇談」見に行くぞぉ〜まとめ
「奇談」を見に行くので自分的に盛り上げ材料をアップしておこう。
諸星大二郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%B8%E6%98%9F%E5%A4%A7%E4%BA%8C%E9%83%8E
諸星大二郎は手放しで大絶賛というわけではないのだが、独自の視点で独自の画風で特に「妖怪ハンター」シリーズ(というか妖怪ハンターといえる話はほとんど無い。稗田礼二郎シリーズの方が良い。)は好きだった。ところが散逸的に連載されているし、後にまとめたときには欠けている作品があったりと残念だったのだが今回文庫で3冊出ると言うことで、取り合えず購入した。
購入の直接動機は
- 映画「奇談」を見る前にオリジナルの「生命の木」を確認したかった。「沢田研二に似ている」という劇中の台詞にインスパイアされて作られたと思われる「ヒルコ」は凄い悲惨だったので・・・。
- 上記に言った欠けていた作品「死人帰り」が入っている。
- 文庫だと読みやすい。
てなところだ。
各サイト掲載リストが余り載っていないが、文庫自体には初出一覧も載っているので作品リストだけ引き写しておこう。なおリストは収録順で()内はJa-bow注、<>内はルビもしくは読み
妖怪ハンター −地の巻−
妖怪ハンタープロローグ
黒い探求者(いわゆる「妖怪ハンター」の第1話)
赤い唇
生命の木(映画「奇談」原作)
海竜祭の夜
ヒトニグサ
闇の客人<まろうど>
蟻地獄
闇の中の仮面の顔
死人<しびと>帰り
妖怪ハンター −天の巻−
花咲爺<はなさかじじい>序説
幻の木
川上より来たりて
天孫降臨
第一章 大樹伝説
第二章 樹海にて
第三章 若日子復活
黄泉からの声
第一章 井戸のまわりで
第二章 黄泉からの声
天神さま
それと来月13日発行の水の巻がある。この内容は不明。と言うか他に文庫一冊納めるだけの「妖怪ハンター」って?まさか「魔障ヶ岳」を入れるわけ無いし・・・「六福神」あたり?なら、"水"の巻ってのも分かるかな。追っかけるほど好きではなかったので知らないぞ(^^;上記でもすでに結構な数読んでなくて新鮮だったし(^^;地の巻はジャンプコミックスの「妖怪ハンター」に足した形になっているが、発表年代が交錯するのはどういう意図なのか、作中の時系列に合わせたのかテイストでのつむぎ具合なのか。
天の巻は1990年代の作だが後半タッチやデッサンが最近のしりあがり寿の様になるところが気になって仕方がない(^^;おそらく画材を変えているのだろうが締め切りの所為でその選択をしたのか画材が使えなくなったのかは私には分からない。
今回加筆や改訂があったかは知らないが気にならない程度には改編がある模様。しかし、面白い物はやはり面白いなぁ。今まで自分で単行本買ってなかったのでリファレンス出来なかったんだがこれからは大丈夫(^^;
そういえばしりあがり寿はまだサラリーマンなのだろうか?
映画「奇談」ではすでに主人公に原作には居なかった人がいるし、おそらく評価を低くインプレッションを書きそうだ。ただ、キャスティングは結構気に入ってる。たとえ稗田礼二郎が長髪でなくても。
集英社奇談公開記念サイト 妖怪ハンター稗田礼二郎の書庫
http://comic-bunko.shueisha.co.jp/hunter/hunter.html
映画「奇談」公式サイト
http://www.kidan.jp/index2.html
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