ゴルゴ13「装甲兵SDR2」
マンガ好きだろうと無かろうと「ゴルゴ13」の名前くらいは聞いたことがあると思う。このマンガ積極的に好きなわけではないが読めば面白いという、「フーテンの寅さん」のようなマンガだ。面白いのは時事が反映されていて、その時点では新しめの世界情勢情報を絡めていくあたりにもあるのだが。
その中で早く単行本にならないかと心待ちにしていたエピソードが「装甲兵SDR2」タイトルから予測が付くと思うが、この回では「ゴルゴ13 VS パワードスーツ」が見られるのだ。今までもハイテク兵器との対決はあったが、これほど個人的にそそられた物もない。それが今回SpecialIssue別冊という単行本化前にコンビニなどに置かれる別冊形式の物で掲載されたので早速手に入れた。
長かったなぁ。
「ゴルゴ13」は雑誌連載掲載後、順番に単行本に成るのではなく、さいとう・プロによって単行本としてふさわしい並びにアレンジされたり手を加えられて出ることになっていて、この別冊の前に雑誌形式の別冊に出る場合もあるが、概ねこの別冊に載って、単行本(ビッグコミック)、それから文庫本となる。しかもそのために雑誌掲載から単行本化まで平気で2年くらいスパンが空いているのだ。
さらに、ふさわしくない或いはハマリが悪いとミッシングリンクになってしまう。今までも何話かそうなっているらしいのだ。おかげで出るのかどうかドキドキしていたのだがようやく巡り会えた。これで、ようやく知り合いにもこの話が出来るというものだ。
ただ話のオチは言わずもがなだが、その説得力はやはり「ゴルゴ13」ならではなんだろうと思う。パワードスーツの操縦者の心理とかパワードスーツ主体のマンガでも余りえがかないとこを押さえていたりだとか、感心しつつ「ゴルゴ13」だからこその緩い所も楽しめるとは・・・。流石、伊達にあんな巻数続いるわけではない。
またこれが消えるとしばらく単行本になるまで待たされるはず。ネタとしては買っておいてそんはないです。
ビッグコミックSPECIAL ISSUE別冊特集ゴルゴ13シリーズ 2006年01月13日発売号
あ、もう「ガラ仮」が1年過ぎようとしてる(笑)急いでくれよ!美内先生も。
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