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2006年4月

2006.04.22

「アサヒ100年ブラック」のCMに違和感

 今年はブラックを売ろうという缶飲料メーカーの動きがある。あると言っても、アサヒがブラックのラインナップを増やし、宣伝にも金を掛けていると言うのが目立っていて、他は定例のリニューアルとキャンペーンやってる印象しかないんだが。個人的に缶飲料の価格でなければ、あの味では満足出来るわけ無いと思っている。でもまぁ甘ったるいだけの缶コーヒーのバリエーションとして、一時期には売り上げを伸ばせるのかな?

 毎日インタラクティブの記事
 缶コーヒー:ブラック商戦激化 健康志向が波及 「おじさんの目、甘くない」
 URL= http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060411ddm008020129000c.html

 (もっともこの「無糖」は本当に0ppmの糖分添加を保証する物ではないのだけど。)

 で、記事はそんなことを分析するわけではない。

 表題の100年ブラックのテレビCMの件だ。このCMは上のURLの記事の通り、日系ブラジル農園の豆を使っているところが売りなのだ。そのキーワードが「100年」。開墾の歴史を年数に置き換えた物だそうだ。そういった夢や希望、あこがれを現したCMになっている。そこに何故か「勇者ライディーン」のワンシーンが入っているのだ。

 二条河原落書 「WONDA 100年BLACK CMにライディーン!?」
 URL= http://rakusho.exblog.jp/3480368/

 ここの記事によると「子供の頃のロボットへのあこがれ」としてライディーンを選んだとのこと。

 このアサヒ飲料のコメントを見て「?」と思った。「ロボットへのあこがれ」=「ライディーン」と何故成るのか?確かに「勇者ライディーン」は「巨大ロボット物」の草分けでオモチャとして成立する変形機構を提供した点でパイオニアなのだが、「巨大ロボ」への「あこがれ」を感じるものかというと、ちょっと違う気がするのだ。

 というのはまず、「勇者ライディーン」は広義の「巨大ロボット物」に入るものではあるが、「ライディーン」がメカニックとしての「ロボット」なのかどうかは劇中では明確に語られていない。神像にフェードインして動く物に変わる。むしろ「大魔神」のようなもので、巨大ロボットなのかと言われると首をかしげたくなる。

 それに加えて「あこがれ」が付くとさらに違和感が増す。巨大ロボとしてはサンライズ系の後企画である「コンバトラー」やそもそも、それ以前の草分けである「鉄人28号」やダイナミックプロ系の「マジンガー」や「ゲッター」もある。「ロボット」なら、それこそ「アトム」があるじゃないか。それらに憧れたなら分かるが

 「ライディーンで巨大ロボに憧れたんだろうか?」

 確かに「勇者ライディーン」は面白かったし、私も好きなんだが(前半の富野版も後半の長浜版もそれなりに好き)、「ロボットへの憧れ」を感じるようなものだったかというとやっぱりなんか違う。「ライディーン」に憧れてロボット製作を夢見ていたと言うような話は聞いた記憶がない。普通はやっぱり「アトム」や「ガンダム」あたりを答える人が多いと思うのだが・・・だから、どうして選ばれたのかと言うのには、今分かってる以外の要素があるような気がする。

 にしても「巨大ロボ物」が廃れて、話題になるのが「ガンダム」くらいしか無くなって、久しいなぁ。今の「巨大ロボ物」風味のアニメは「巨大ロボット」への憧れは感じないし、醍醐味もない。ふぅ。

 あ、ちなみに缶コーヒーのブラック、筆者は飲むならサントリーBOSSのブラックが良い。でも、ネスカフェの「香味焙煎」の方がもっとマシに思う。

2006.04.20

「おおかみ」というとスノークの歌を思い出してしまう(^^;

 参った(笑)

 「大神」が売り切れ続出だ。在庫を確認して通販に切り替えたが、量販店やゲームショップ数店舗では売り切れ御礼の札が。出荷数が違うのだろうが、結構ネームバリューのあるシリーズが売れ残ってるのにこの始末。

 たまたま見つけて応援記事書いたり、知り合いにも宣伝してき甲斐があるが、でも自分が出来ないのは困る(笑)

 自分が体験版でフィードバックした部分がどうなってるのかも気になるし、何より体験版の続きがしたい。

 ここ1年半年は「大神」を待っていたってところなんで(^^;

 Mainichiインタラクティブの記事
 インタビュー:「大神」開発者の稲葉社長、神谷ディレクター
 URL= http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20060419org00m300118000c.html

 他に気になってるのはハードは持っていないけどGCの「大玉」。ピンボールに馬鹿な設定を付け加えてマイクの操作が必要なのも良いなぁ(笑)こう言うのはコンセプトで決まるけど、ゲームでしか成し得ない世界観が又楽しい。

 後やっぱり凄いと感じてるのがDSだ。

 数独のゲーム。PSPでも単独の機械でも出てるが、一番DSが向いている。パクリだが「パズループ」もマウスかタッチペンで遊ぶのが楽しい。

 個人的に凄いと思ったのがダウンロード配信中の「ネコソギトルネード」。タッチペンで遊ぶシューティングだが、通常の物とは違った味わいがあって面白い。完成度がもう一つだけどこういう軽いノリのソフトも良いなぁ。物をつかんで投げるシューティングってのは・・・。これは販売ソフトではないのでチャンスは26日まで!

 任天堂ゲームセミナー2006
 URL= http://www.nintendo.co.jp/n10/seminar2006/gs_download/index.html

 他のも面白そう。

 しばらく気を紛らすには良いかも。

 ああ、でも本命は「大神」ドップリつかりたいなぁ。

2006.04.18

「小さき勇者たち~ガメラ」・・・見に行くけどさぁ

 「小さき勇者たち~ガメラ」がもうすぐ公開される。

 最近、「ガメラ4」の検索ワードで来られる方が多いので、ちょっと記事を書いておこう。ただし、「ガメラ4」は林家しん平の方を支持しますけどね。

 田崎竜太監督の盟友?である東映の白倉プロデューサーが運用している「仮面ライダーカブト」の公式ブログでは「GWはガメラウィーク」という話が載っていたが、敵は多い。
 まぁ同時期の公開作品もだが、内なる敵はもっと辛いかも知れない。

 期待はしていないのだ。でも"義務感"もあって見に行くことにしている。大体、事前情報や宣伝で露出する映像や写真を見るたびに自分にとってホント、ネガティブな情報ばかりで・・・期待しろって方が無理だ。

 特に何度か言っているが、私も格好良い映像は撮れると思っている監督は別にして、特撮演出の担当である金子功がとっても心配だ。最近関わった2作が「鉄人28号」と「奇談」で、特に「鉄人28号」では視覚効果担当であったらしい。(ほら心配)

 正直言って「鉄人28号」の特撮は何も見るモノが無い。・・・どころではなくて、かなり酷い。一昨年から去年に掛けてのアニメや漫画を原作に求めた大作系がゾロゾロと制作されたが、多分出来でそれを下回るのは「デビルマン」くらいだろう。「奇談」では普通(しかし手放しでは喜べるほどではなく、中の中くらいの出来)のレベルまでは来ていたので、実作業スタッフの質に寄るのかも知れないが・・・。それならそのスタッフを集める手腕に問題がありそうで・・・心配は募る。

 通常部分は癖の有りそうな役者も使っているが、上手く使えてるか、ちょっと心配だが、それよりも何よりもやはり最後まであの姿だという話の新「ガメラ」が自分には納得出来なくて(昭和ガメラをさらに柔らこうした感じは・・・可愛いというより気味悪い。)・・・でもまぁキモかわいいと言うのもあり何だろう。ずいぶん前の作品になるんだけど「E.T.」の大ヒットはやっぱり今でも自分には信じられないから・・・の例もあって受けるかどうかは分からないけど、後で出てくるだろうゲームセンターのプライズやらの売れ行きは心配だ。(お節介な話)

 ちなみに公式のWebサイトを見ているといわゆる平成3部作の「ガメラ」をモチーフにした(ウミガメ風腕の)ガメラとギャオスの首が見える。これと絡めるつもりなんだろうか?それはそれでイヤな続編作ってくれちゃったなぁという感じにしか成らないような。

 GW後に私の意見が逆転してくれることを望みたいモノだが・・・果たして?

2006.04.16

「ウルトラマンメビウス」インプレッション

 実は第一話は完全に忘れていて見逃した。と言うことで第2話の印象を書くので、申し訳ない。

 さて、いきなりそれてしまうが9月の映画はポスターから、ガッツ星人、ナックル星人風個体(印象は似てるけど細々違う)、ザラブ星人(口がある耳の大きなタイプ)、文字に隠れて見難いがテンペラー星人と言った強敵っぽい宇宙人と新怪獣がドドーン!と出て結構、興味を引いてくれる。

 それに新番組発表会に出ていた、マン、セブン、新マン、エースの人間体も出るのかな?このシリーズで初めてゾフィーの人間体モデルという話なのだが・・・誰がやるのか?

 レオや80を省いているのは、ウルトラマンが多すぎるので良いと思うのだが。

 第2話を見た印象は「本当に続きであることを明示したシリーズになってるんだな」と。ただ、いわゆる「お祭り」である以外は何も心に残らなさげなところが、逆に寂しさを誘う。

 地球防衛隊の候補生の頼りなさなどは、その象徴。しかもウルトラマンが未完成のヒーローというのは位置付けとしては有りだが、人間時に未完成でも変身したら変わるという面白さを追求していたあの頃とは今のニーズが違うと言うことか。そういうことも含めて第2期っぽいのかも。

 ウルトラマンが地球で成長していく物語。何万年も生きる宇宙人がたった1年で色々変わるってのは何となく釈然としないんだよな。この件は小さな頃からそう思ってたことなんだが。

 それにグドンももったいない気がする。初の復活だと思うが、あのグドンもう一回くらい中で使うんだろうか?(ツインテールも出ることになっているのでそれと対で?)新マンのテイストをもう少し掘り下げた位の作風かなぁ。シリーズを通して暗躍する者達が居るようだし、その辺は小中っぽい流れなんだろうなぁ。

 話は正直面白くなかった。ふれあいを描こうとしているとか言うのは悪くないんだが、プロフェッショナルっぽくない様が気になる。今までもそうだったので目くじらたてるなよと言われるのも分かるんだが、本当にプロフェッショナルな地球防衛組織も見てみたいなぁ。それに細かいことだけど、音速航空機の塗装てそうなのかな?とか色々気になるんだけなぁ。これはプロにでも聞いておこう。普通の吹きつけ塗装じゃマズくない?車だって、静電塗装やったり、焼き付けるのに、そういう感じもないしなぁ。

 もう一つ気になるのが、制作側のこと。いわゆるM78星雲光の国のウルトラマンを新たに創出したことだ。

 例のタイのプロダクションと係争中の日本国外でのウルトラマンの権利の問題があって、平成ウルトラが出来たと言うような話を聞いていたので、大きく展開するつもりが無いネオスはいざ知らず、記念作品と関してやるここに投入したのは意外だった。さてどうするんだろうか・・・その動向は追っていきたい。

 3話にはあのバードンが登場。

 でも感想書きそうにはないなぁ。マックスのようなプレゼントがあったら分からないけどね。

メイドイン東京 in 東京駅

久々の街ウオッチもの。

時折行っている東京駅の地下でこんなモノを発見。アキバにある話は知っていたが東京駅に置いて東京土産にするのはなぁ(^^;しかも、真性の方にはウケの悪そうなイラストなところがイタイ(^^;

購入しなかったので、味などは未確認。

画質が悪いのは携帯からなので勘弁(^^;

Mitits

2006.04.10

洗剤についてもうちょっと

 衣類洗剤が何を落としているか考えたことがある一般の人が何人いるだろうか?

 「何って?汚れじゃないの?」

 そう言う反応が普通だと思う。じゃあ「汚れ」って何ですか?こういわれると少しずつ困ってくるはずだ。要は衣類が販売状態になるべく近くなるようにする作業をやっている訳なのだが、すなわち最初に付けていなかった、色や匂いの素になる物を衣類から排除するのだ。

 例えば色、染料で染めたもの等に置いては昔から洗濯時の色落ちが心配されていたわけだ。後から付いたシミなどとどうやって元から付いている物を区別させて落とすのか、その辺りが洗剤の重要な機能になってくるわけなのだ。

 油汚れとかタンパク質の汚れは落ちる落ちないに関係なく異物にしやすいから、その機能を純然と高めていくことで対応してきた。酵素配合なんてのもタンパク質分解酵素やらを洗剤中でも効能が落ちないように仕込むことでより異物を切り離しやすくしていたのだ。

 ただ、「アタック」登場以降は少なくとも国内では様子が違う。このアタック、以前、ブルーバックスの「コロンブスの卵―ヒット商品は、こうして生まれた」だったと思うが、その開発の記事が書かれていたのを読んで驚いた。

 アタックは白さを強調する為に蛍光剤などを使っている(使っていないアタックもある)のとは別に、画期的な発想で洗剤を作っていたのだ。

 衣類は使ってくればどうしてもその繊維が解れ、目に見えないほどではあるが毛羽立ってくる。その毛羽によって表面の光沢感や色目が濁るのを防ぐことを目的としているのだ。

 そのために探していたのが、洗剤中でも昨日するセルラーゼ、繊維を分解する酵素だ。

 つまり、衣類の毛羽(毛羽になることによって少し本体繊維と様相が違うのだそうだが)を衣類繊維から切り離して、誇張すれば、衣類自身を溶かして白さを際だたせているというわけ。この辺はおそらく後発の開発でも同じようにやってきているのだろうから、基本的に同じ機能の物が多く出回っているはずだ。

 まぁ毛羽の部分はいずれ衣類から離れ綿埃の素にでも成っているのだろうが、わずかながら衣類が傷むのが早くなっているかも知れないという疑惑は残る。

 もっとも、アメリカ辺りの高性能で高価な洗剤の比ではない。あれは日本では考えられないほど"汚れ"を落としてくれるのだが、繊維の柔軟さも同時に著しく損なわれていくし、この辺は衣に対する習慣の違いだろうけど、日本のようなペースでは衣類を使えないだろう。

 また、経済先進国の中では日本の衣類用洗剤は素晴らしく安い方だと言うことも覚えておいて欲しい。P&Gという日本有数の企業、花王と比べても遙かに巨大なメーカーが日本では主力の洗剤を販売できない。実売で3倍以上の開きがあるのだ。そこで日本用にはコストを削減したサーフやボールドのようなサブブランドの展開にとどまっている。

 いずれ何らかのP&Gの仕掛けもあるのだろうけど・・・

 「トップ」のCMから洗剤について2考してみた。色々考えるべき事はこんな処にもあるのだなと感じてもらえたらそれで良い。

2006.04.09

洗剤CMの光と闇

毎日新聞インタラクティブ
アブラヤシ:「環境にやさしい」は誤解生む、変更求める
URL= http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20060409k0000m040109000c.html

「ライオンはCM戦略で保っているようなモノだ。」

というのは言い過ぎかもしれないが、イメージ戦略が先行しすぎて、誇張が多いのにも困る。

 もう20年くらい前の話なのだが、細野晴臣を使って「溶けやすい」衣類洗剤(すでに「トップ」のブランドだったか・・・)の宣伝をしていたことがある。手元に粉サンプルが有れば実験してみればすぐに分かるのだが、(そう言う酔狂な人間はなかなか居ないだろうけど)確かに安い準大手以下の他社洗剤や海外製の(温水で使うことが前提の)衣類用洗剤とは確かに、溶けやすさが違うのだが、最強のライバルだった花王の「アタック」とはさほど差がなかった。少なくとも素人に分かるような差はないのだ。にもかかわらずこういうCMに打って出ていた。CMを素直に信じる人は結構多く、私みたいに試しても居ないのに、「そうだ」と思いこんでいた知り合いがいて驚いたことがある。このころかなりのシェア拡大がされたのではないかと思う。

 その後も衣類洗剤ではないが、「植物物語」で植物由来だから体に良いという間違った認識を助長するCMを作り続けている。(まぁこれは"漢方"とか"生薬"とかの言葉を使いたがる薬品のCMにも言えるのだが)

 ここ数年では「部屋干しトップ」も良い例だ。これは消臭機能を明確にうたった点で画期的だった。花王が「アタック漂白剤in」を出してきたことからもかなりシェアに脅威を与えたのではないかと思う。ただ、これは先進性はあったので、必ずしも誇張だとは思わない。香りが付けられていた他社製品でも同じような効果があったものの機能自体が違うので、自分としては納得出来た。イメージ戦略が上手い例としては十分だろう。

 さて、元記事の新「トップ」だが、私は主洗浄成分(と言うことは全てではないと言うこと)に「パーム油を使う」事に関して何故新しさをうたうのか分からなかった。ライバル花王の「アタック」も油脂の主原料はもう何年も前からパーム油のはず。石油よりも扱いやすい所為かたいていの洗剤会社がパーム油を全量でなくてもかなりの割合で使っている。そんなことはライオンが知らないわけがないのだ。

 それにパーム油比率が高い洗剤と言えば、準大手やそうでもないところには以前から多く、最近ではヤシノミ洗剤のサラヤの「植物性POW」などが注目を浴びている。すでにやってることをちゃんと消費者に伝えていくといった点でCMは重要なのだが、ライオンのCMはミスリードが過ぎると思うことが多いのだ。

 逆に言えば、どの会社も元記事のように「環境破壊者」でも有りうると言うこと、大手は環境報告書も出しているので、その辺も参考にされたい。

ライオン
URL= http://www.lion.co.jp/index2.htm

花王
URL= http://www.kao.co.jp/

サラヤ
URL= http://www.saraya.com/
サラヤの「植物性パウPOW」のページ
URL= http://www.saraya-pow.jp/index.html

 ちなみに洗剤は必ずしも"純石けん"が良い物ではない。泡による河川汚染は別にして、どの種類の洗剤にもアレルギーは存在するので、盲目的に使うと痛い目に遭う。筆者はアトピーではないが体を洗う洗剤には苦労していて、よかれと思った"純石けん"でかぶれるという痛い目にあったことがあるのでそれ以来怖くて使えない。ただ、個人的にだがシャボン玉石けんなんかには頑張って欲しいのだけどね。

シャボン玉石けん
URL= http://www.shabon.com/

 こだわるって言う感じは非常に伝わってくるし、会社の経営方針にも何となくだが打たれるものがあるので。

 しかし、本当に難しい時代になった。専門性が高まる中、作り手側の発信だけでは分からない事が増えた(だからCMはもっと慎重に作られるべきだと思う)。かといって受け手が各方面のスペシャリストになるのも難しい(もう少し考えるようになって欲しいとは思うが)。仲介に立つ消費者団体なども上手く機能しているとは言えない(何時になったらオープンな情報を出せるのか)。

 消費者と供給者の良い解がないものだろうか?

2006.04.02

子供向ヒーロー番組につらつらと 2006.04.02

 来週には「メビウス」が始まるので、ここらでまとめておこう。

 まずは終了した「マックス」から、結局自分の琴線に触れたのは三池監督2作品だけだった。最終回は「ネクサス」を想起するようなシーンがあったりして、「なんだかなぁ」感が。ただ、やることはやって終わったと言うところか。しかし、最終回後の1回分(特番扱い?)を見ると本当にキャストとか豪華な作りだなぁ。予算はどのくらいネクサスと違うんだろう?同じで出来るんだったら、「ネクサス」の面白く無さはなんだったんだろう。暗い=つまらないとは成らないからなぁ。謎の張りすぎのような気も。

 「ウルトラマンメビウス」はいわゆる「ウルトラ兄弟」のシリーズの延長だそうだが、間のどの作品がこの時間軸にあるのかが理解出来てないので、「80」以来ではないと思うけどテレビ作品としては「80」以来なの?「コスモス」の穴埋め放送「ウルトラマンネオス」は、一応そうだったような・・・。

 「セイザーX」は雷将軍はレギュラーかと思ったら、あのまま消えて、ネオデスカルの先発隊編が終わっていよいよ本体編?キャラが立ってるのが少ない上にストーリーの進展が見えない未来の大変なことなので、盛り上がりに欠けるんだなぁ。演技の問題もあるかも知れないんだけど。どうも・・・?

 「リューケンドー」はあっさりと新幹部が登場。最初の二人は魅力に乏しかったけど、新幹部でどうにかなるんだろうか?それと謎の新戦士(ただ、「セイザーX」のジャッカルみたいな役回りなのかな?)も登場。スタートが正月なので、最後ギリギリに年末商戦用のモノが出るんだろうと思うんだけど、どういう段取りで出していくのか?話はこんなあからさまな総集編をやるとは思わなかったなぁとか、撮影はかなり先行してるという話だったけど今どの辺なんだろう?とかその辺も気になるなぁ。タカラトミーにも頑張って欲しいけど・・・さてさて。

 「ボウケンジャー」はやっぱりというか他の働く車はアタッチメントだったのね。

 好評だったら後から着けられる様にロボには色々ジョイントギミックはあるだろうなぁ。とりあえず、ゴードム文明、ジャリュウ一族、ダークシャドウの3チームでグルグルとやってる間にメンバー話で設定を深めるという常套手段なんだけど、なんでかな?「戦隊シリーズ」の破綻なんかには凄く寛大なんだけど、なんか上手くノって来ないなぁ?

 今日のアーマーはイマイチ(^^;武器の方のメカは良いんだけど。

 やっぱり個人的に「世界を駆けめぐる」感がないのが引っかかってんのかな(^^;

 「仮面ライダーカブト」はクロックアップを見るたんびに「あり得ない」のが先に来ちゃうなぁ。映像は面白いし、「555」の番組で事実上最強だったアクセルフォームの演出を突っ込んでやってるんだけど、時間を超えてるなら周りに干渉出来ないし(普通の人を抱えてみたり物を壊してみたり)、速度が速くなるのなら、どうしても速度が増すことによって起きる諸々の物理的抵抗などの変化する部分や逆に変化しない落体の法則、ここに突っ込んだ映像表現だったら「おっ?!」と思ったんだろうけど。

 すこし、「カブト」がなんかのフィールドに包まれていたり、そういう表現するだけで違うのになぁ。ファンデルワース力やタキオン(これに今時、粒子と着けるのはどうかと思うな)なんて持ち出してくるんだから(用語の使い方には目をつむるとして)子供番組だからなんてのは無しだよと思うわけだ。

 でも、画面は綺麗かな。話は「白倉節」で好みではないのは仕方ないけど、本田博太郎のようなキャスティングは面白い。凄く良い人も凄く悪い人も出来るから、それを上手く使って欲しいなぁ。白倉氏は、なんか警官に恨みがあるのかな(笑)警官ってどんなに強気に出てても、基本的に慇懃に振る舞うように訓練されているので言葉遣いって馬鹿丁寧なんだけど。・・・そういう所も気になる。

 ザビーは結構格好良い。カブトのデザインよりも両フォーム共に格好良いなぁ。トンボはどうだろう?

 単純に「ライダー」の敷居が一番高くなって、単に今までの引用じゃイヤよ、というだけの話なんだけど。

 しかし全体的に子供向け特撮番組にモチベーション下がってるなぁ。

 後半の盛り返しに期待していきたいと思います。・・・「メビウス」はこれからだけどね。

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