テレビすらまともに観られない日々から抜けちょっと小休止。そういえばW42CAはあの日からもう展示してあったんだなと思い立って、1年ぶりの原宿に。
今年は表参道ヒルズがオープンして、それにつられてか周りもかなり印象が違う。ファッションビルもディスプレイで相当印象が変わるもんだなぁ。
てな事を考えているとKDDIデザイニングスタジオに到着。1階のフロアでは何かイベントをしていたが、一瞥して私の好みの物ではないことが分かったので、そそくさと二怪の展示スペースへ。今回は1階にも展示はしてあるのだが、サンプル機を触れるのが重要なポイントなので2階へと。
去年は無駄に綺麗なおねぇさんが迎えてくれたのだが、今年はハツラツとしたお兄さんだった。警備員が入り口に立ってるのは盗難防止のためかしら?一通り夏モデルの展示を見て写真撮影に許可をいただき、撮影開始。先に断っておくが画像の色調調整をしなかったので少し濃い色になっている。時間がないのでご容赦を。
さて、ボルケーノオレンジがサンプル機だった。内側の写真は取り忘れた(笑)。画面写真は撮ってもあまり意味がないと思っていたのだが、ボタン類は撮っておくべきだったな。
まず全体の印象は、3色とも大体、公式の画像(モニタのキャリブレーションをちゃんと調整しているという前提で)や雑誌記事の印象と変わらない。だが、会場はすでに日も落ちていて、照明が薄暗いので、昼光の中で見ると印象が変わりそうだ。マナウスグリーンさえも少しパールっぽい塗装がしてあった。
マナウスグリーンはいわゆる深緑色だ。全くの黒という選択はないのかな?とも思ったが、初代へのオマージュ(って言うか自分たちの物ではあるのだが)とかミリタリーっぽいグリーンが好きで初代を買った人へのサインなのかも知れない。
グレイシャーホワイトは、画像では少しグレーっぽくすすけて見えるだろうが、明かりが当たるとかなり印象が変わると思われる。この手のいわゆるマイカカラーやパールカラーなどの独特の輝きは単純なメタリックとは違う表面には小さい虹色の輝きが見える。昼光では白色度がアップし、間接光などの下ではしっとりとした感じになるだろう。
今回のフラグシップはボルケーノオレンジ。こいつもいわゆるただのメタリックカラーではない。ベースのオレンジ色はA5403CAほどの下品な赤み(赤いなら赤いでスッキリと赤い方が筆者の好み)はなく、良い。昼光では浅いオレンジに変わるんだろう。
今回全てにパールカラーがあるのは昨年のTYPE-Rのグリーンフラッグの所為だと思う。でも、表面に独特の起伏を付けていない、今回は思ったほどの効果を上げていないんじゃ無いかなと思った。考え方なんだろうがマット(の方が良いけど)でもグロスでも良いので普通の塗装で迷彩柄を入れるとか(普通じゃないじゃん)そういう工夫も良いのではと思った。実は最初のシリーズで何がイヤだったかというと、段々洗練しようというデザインの流れがでてきて、その辺がつまんなくなったことだ。今回で潜行期間に練り上げたデザインのウチ最終候補の二つは出してしまったわけだから、次はどうするのか興味がある。
ちなみに画像ではフラッシュを焚いたためにマットな黒のダイヤカット部分の構造が浮き出ているが、肉眼で見るとこんな感じではないので、ご注意を。
モックアップでは表面のビスはプラスだがサンプル機では去年と同じ5つの足が出てるネジ。アキバのサイバー空間なら工具は手に入ると思うけど、私は自分で余り飾り付けしたりしないタイプなので、興味がない。(テレビのリモコンくらいなら必要に迫られたら修理するけど、流石にケータイは怖い(笑))
裏面のバッテリー部を止めるネジは専用工具でないと開かなくなった。バッテリーだけでなくSIMとmicroSDカードの格納場所を防水するためなので多少のセキュリティアップが求められたんだろう。残念ながら当然この工具は使えなかったので中を見てはいない。(中身盗まれたら大変だもんね(^^;)
アンテナ部分は去年のようにベルトを掛ける人(私も自作のストラップを作ってベルトのループから下げていた。)が出そうなデザインだが、さわってみると堅いけど、引っ張って仕舞うと根本がいかれそうな気配。側面にストラップホールがあるのでこちらを使った方が良いだろう。ガラビナはアンテナ部分に金属は御法度なので論外。
また、大きさだが、以前の記事で小振りに見えると書いたが、ちゃんと比べてみると、折りたたんだときの(長手方向)高さは、ハンマーヘッドプロテクタ装着時のTYPE-Rと同じくらいで、厚みは少しある感じ。サブウィンドウの外周寸法もほぼ同じだった。
ソフト類は操作性はいつものCASIO機と言う感じ。あ、サブウィンドウのカスタマイズを確認してこなかったなぁ。機能が増えた分ちょこちょこと違うところもある。ただ、短時間だけどさわっていて、ほぼ思い通りにさわれる良い設計だと思った。(アドレス帳などはパスワードロックされていたので未体験)こう言うのは大事だ。
ボタン類は形状は変わったものの操作感はTYPE-Rと変わらない。あ、「ポケベル打ち」試すのを忘れていた。
画面は少し大きくなったのでその分見やすい。「ポケベル打ち」もあるのでメール命の人には良いかも。あと仕事機にはしやすいかな。ボルケーノオレンジ以外は渋い感じでカジュアルっぽくないので。
それからカメラ。AFの動作は鈍いけど。静物なら何の問題もない。しかも判定が困ったことに今回の撮影に使ったPanasonicのLUMIXのFX1より上手く動作するってこと。困るよな。本当に。画像に関しては同じ液晶で比べていないのではっきりとは言えないが、画質はCASIOっぽい調整だと思う。
ほぼ撮影が終わったときにお兄さんから話しかけてもらってギブアンドテイクじゃないけど、こちらの期待感みたいなものも伝えた。その話の中でW43CAに言及してみたが「直前でないと僕らも分からない」とのこと。これが本当か嘘かは分からないが、「明かせる状態ではない=近々に発表はない」って事だと理解した。W43CAは夏の終わりくらいに発表(遅い夏モデルまたは秋モデル)してナンバーポータビリティ制度突入の時の目玉にしたいのではと思っているのだが?
差し迫っていないので、まだ機種変するかどうかは分からないが、去年WINで無いことで見送って機種変してない人は検討に値するんじゃないだろうか?
発売は今月下旬の予定とのこと。首都圏では通常、金曜や土曜に発売されることが多いので、23日か24日には店頭に並ぶだろう。auのショップではも少し早くモック展示がある?かなぁ。雑誌では新規で2万円強との予測だが果たして・・・。
とにかく、"希望に添った線で"G'zOneを出し続けてくれと願っているので、これからも応援していきたい。
オマケだがソニエリのウォークマン携帯の画像。黒のメッキ部分が濃い金に見えるが、実際はシャンパンゴールドのような上品な色。機能を試している時間がなかったが、ここ最近のソニエリ機よりはずっと格好良いし、軽くって驚いた。自分には似合わないがショッキングピンクのはホント目を引くなぁ。
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