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2006.09.11

「X-MEN ファイナルディシジョン」インプレッション

 「フェニックス怖っ!」

 エンドロールの先を見なかった人残念!

 この二言で済んでしまうかな?映画が面白くなかったわけでも無くって、ウルヴァリンがX-MENに本当になったという話ではあるんだけど、最後の葛藤に(映像は凄いけど)なんかもう一つ物足りなさを感じるのは私だけだろうか?

 今回も色々遊びがあったけど、ぬるいファンである私にはもう付いていけない部分も多々。全体的にはボリューム一杯の感じで、ミュータントも一杯出てきて楽しいし(でも没個性的になってるような気もするし、ミュータントじゃないけどアレをちょい役で出すのはどうも(^^;)、極力、2までのテイストを残そうとしていて好感が持てるだけど、アクションはやりすぎの感もなにしもあらずだなぁと思ったし。

 でもまぁ前2作を見た人は見たらそれなりに楽しめると思う。

 個人的にもウルヴァリン主役の映画の予定があるらしいし、それくらいはつきあえるんじゃないかな?

 あと、エンドロール直前のマグニートーのあのシーンは分かりにくい。後0.5秒くらいはないと、認知できなかった人も多いんじゃないだろうか?

 ただ、何の気無しに入っていると思っていた冒頭の植物状態の男性の治療の是非を問うエピソードが最後の最後、本当の最後のエンドロールの後につながってるとはねぇ。もう少しエンドロールが楽しめる工夫があると、良かったんだろうけど。これ見逃した人は残念だろうなぁ。

 「モイラ」は原作ではチャールズ・エグゼヴィアの恋人でもあったミュータントへの理解者の一人だったはず。

 今回フェニックス=ジーンの肉体は消え、サクロプスも消え、ナイトクローラーは最初から居なかったけど、ローグもミスティークも退場となるとこの枠組みでの次は無いのかもね。

 でもまぁ次の姿で同じキャラはアリも知れない。

 とはいえもともとの「X-MEN」自身が何でもありなんだから。お祭り騒ぎで楽しいのでも良いか?(笑)

 ところで、原題の副題は「The Last Stand」、邦題の副題は「ファイナルディシジョン」なのだけどこれにてるようで結構遠い表現というか邦題の方が仰々しい。原題は最後の立場のような意味だろう。ウルヴァリンの選択(これは他の手段があったと思うけどね。マグニートーと同じようにしてあげればとりあえずは収まったはずなんだから。そこいらに転がってたはず。>何が?(笑))のことを言ってるんだろうと。で、邦題の方は多分に「最後の審判」(本来はThe Last judgementで有るべき)を想起させるような表現なのだけれど、キリスト教の固有名詞では困る理由があったんだろうか?それとも「最後の選択」のようなニュアンスで使えるんだろうか?本当に良く分からない"選択"だったなと思ふ。

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