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2006.11.27

「パプリカ」(映画)1stインプレッション

 全然ツツイストなんかでは無いんだけれども、今年は原作になっている映画を3本見る羽目になってしまった。タイトルを1stインプレッションにしているのは未見の原作を読んでから追記すべき事があるだろうと思ったからだ。

 というのは、アニメを実際見て、少なくとも原作を知っているかいないかでかなり作品評が割れる感じがしたからだ。

 総じて作画、動画には手抜きを感じない。マッドハウスはおそらく今一番質量ともに出せるアニメスタジオだ。話も破綻を生じていない(と言うか分からない風で実は平坦な話)。最後が意外とあっけないなどの感想は連ねることが出来るし、発狂患者の夢にでてくる行進を見て、どっかで見たなぁと言う印象も言えるのだけれども。今敏ファンでなければ分からない部分なんだろうか?でもそれで、終わっちゃうのはなんだか勿体ない映画に思うのだ。

 作画マニアで有れば誰それがどの当たりといった事で盛り上がれるんだろうけど、そう言う知識もないし。(でもまぁパプリカの走るシーンはなんだか気持ちが良かったなぁ)

 その引っかかりの多くが原作に忠実ならば、仕方ないかとすれば良い。小説の表現とアニメの表現で違う部分は当然あるし。ただなんだかもう一押し足りない感じが抜けないのだ。これは何だろう?

 アカデミー賞候補にはいるかも知れないとか、下らない宣伝の所為だろうか?

 分からない。やはり一度原作を読んで頭の中を整理し直してみようか。

 さて。

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