特撮メモ20061225_2「ライオン丸G」最終回
「ライオン丸G」最終回を見たんでメモ追加。
見終わって、思ったのはやはり思いつきや雰囲気だけでは面白くないと言うことだ。無意味では無いけれど無惨に周りの人間が殺されて、錠之助も爆死して、救いのない話にして凄いでしょってな感じが丸見えなスタッフに救いがない。
「・・・戦争の名の下でな」(うろ覚え)てな、無情さを強調したい豪山のセリフも上っ面もいいところで、深みがない。役者は本当に良い人を使っていたのに残念だ。こういうの見ているとちょっとジュブナイルからハードボイルドにかぶれた中高生の思いつき感覚とあんまり変わらないんだよなぁ。アマチュアフィルムなら笑えるが、プロの技術を使ってこんなのを作るのは、どうも・・・
確かにアクションは他のヒーロー物とは雰囲気が違って新味は感じなくもないが、要はチャイニーズワイヤーアクション。その辺の新しさはイマイチだったし、個人的にはチャンと時代劇殺陣であった方が嬉しかったかな。(最近まともなチャンバラ見てないし。)
ただ、デザイン面では、まだ雨宮慶太も捨てたもんじゃないなと思った。オリジナルをリファインして本当に格好良いからね。(デザインだけだけど)
で、最後のコスKのモノローグに突っ込み。
”ネオ歌舞伎町はそんなに狭いのかい!”
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