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2007年1月

2007.01.31

2006年映画興行収入発表1stインプレッション

 2006年映画興行収入が発表された。(日本映画制作者連盟)

 詳細は後で追記するが「パイレーツ オブ カリビアン」が1位で無かったのには驚いた。全体に「えっ?これが?」と思うものが好調なのも結構ある。

 「Death Note」は前編は通常邦画としては凄いが、後編との差が大きい。とりもなおさず、日テレの直前、テレビ戦略が上手く行った証拠だが、この"暗黙の了解"破り、CXが噛みついたが今後どうなるやら。

 商売として投資の回収が早いのは良いのだが、制作委員会の一部だけに恩恵があると現在のイケイケ体制に影を落とすだろう。

管轄省が間違うなよ

 不二家の件でISOのことが出ている記事は公開期限が切れた物ばかりでネットではキャッシュでしか確認できないような有様だが、経産大臣および経産政務次官(官僚のトップ)がJABにISOの審査に関して見直せと指示を出しているようだ。

 前の記事に書いたが、今分かる情報だけで判断すると、最初に問題だった埼玉工場はISO14001の認証登録は行っているがISO9001の登録対象ではない。事件が発覚してから認証取り消しがあったわけでもない。

 経産大臣及び政務次官には事実誤認があるか拡大解釈しすぎだ。

 そもそも、登録範囲から外れた場合はISOを他の部門が認証登録していてもそこだけは別物として扱うのが筋。そう言う詐欺まがいの宣伝をしたり、取引先に嘘を付くような会社が東南アジアなどで後を絶たないために、規格や運用の決まりを見直したぐらいなのだから。

 確かに、ここ最近一気に広まってしまったために、審査員レベルが下がっているところは多い。審査の質に問題があるところもあるのも確かなのだが、(登録範囲外を)審査していないなんて筋違いな話しは無しにして欲しい。妥当な審査が出来ていないならそこを見直せと言うのは分かるのだが、そもそも対象でない物を見ろというのは・・・変な話しだ。

 ISO9001では本社の特定部署と神奈川県内の複数の工場が登録対象だが、埼玉工場は違うのだ。

 食品衛生法を破ったなら法令で罰せばいい。それはISO9001の登録制度の所為ではないのだから。

 記事を見返してみると、ISO14001に対応したマネジメントシステムで維持管理なのか目標管理なのか廃棄物の基準を決めて、その基準を超えては成らないから消費期限を越えたものを製品に使ったとしている。超えたら是正計画を立て、実行しなくてはいけないのでそれが面倒だというわけだ。

 コレはやった人間にも問題はあるが仕組みというか是正のものの考え方がおかしい。

 コレの問題点、原因は「需要予測が出来ていない」「材料の購入しすぎ」が問題になるはずで、製造だけの責任ではなかったはずだ。役員の担当を確認していないが、営業のトップや製造のトップに変に力が偏っていたのではと思ってしまう。もしそう言うことで有れば規格が求めている(権限や責任、能力といった)人的部分を含む資源のコミットメントが守られていないわけで、コレはとりもなおさず、会社の経営層が規格に不適合と言えよう。

 審査の時にこの点が不適合に上がっていないか、その辺は興味がある。

2007.01.30

特撮メモ20070130「電王」1stインプレッション

次を書くのはいつの事やら

1.(ライダーは)バイク乗ってるジャン。
2.パスは東京メトロ(アギト映画版で記念メトロカード製作販売実績有)で映画版の宣伝を兼ねて記念パスモでも出来ないかしら。
3.とりあえず面が割れてる人は皆顔を出した感じ。
4.なんか心が暗くなるイヤなものを主人公周辺設定から感じる。(2話で確信)
5.初めてデンライナーを見た時のビルの移り込みがが笑える。(もっと長く取れなかったのか?せめて静止画に・・・)
6.バカ話は好きなので、チャンとバカが出来るならそれもよし。
7.イマジンは共通の目的があるのか?
8.一話毎にタイトルを入れた理由は知りたいな。
9.浦島太郎がロッド(釣り)で、金太郎がアックス(斧)なのは分かるが、龍の子太郎の銃は良く分からないな。(オモチャとして入れる理由はあるけど)

2007.01.29

不二家ショックの影で

 不二家の不祥事でショックが広がっているが、その中で、同業他社だけでなく、広範囲にまき散らしたショックが含まれる。

 ISO認証取得の仕組みだ。不二家はISO9001(品質マネジメントシステム)と14001(環境マネジメントシステム)の認証取得企業だった。

 よく誤解があるので、念のため書いておくがISO9001とISO14001は、それぞれチャンと経営として管理できているかという「仕組み(=マネジメントシステム)」に関しての規格で、即、品質や環境影響を保証する物ではない。そして、何年かおきに認証登録を継続できるか審査し提示されていく。

 重大な法例違反があっても直ちに取り消させるような物でもない。(法例違反はそれぞれの当局が管理する物)是正のサイクルが回っていれば継続されることがほとんどだ。すなわち認証を持っていてもその時点で本当に高品質で環境に優しい企業かどうかは保証されていないのだ。あくまで継続的に認証を維持していく活動の中で、良くなっていくだろうと言うことを期待している。だから未だ不二家は登録を維持している。

 日本での審査の頂点は財団法人日本適合性認定協会<http://www.jab.or.jp/>、通称JABであり、その下に各企業を審査する審査機関が登録している。要は審査機関がJABの代わりに審査して報告しているわけだ。するとああいう審査を行った審査機関がどこなのか非常に興味が湧いてきた。登録状況はJABのWebサイトで検索可能なので確認して欲しい。
 JABの意図的な法例違反に関しての見解は下記のようになっている。
 URL= http://www.jab.or.jp/news/2006/qms_20060215_1.html

 不二家の審査登録機関ISO9001はSGSジャパン(スイスに本部がある機関の日本法人)ISO14001は(株)日本環境認証機構(手広くやっているが、一昨年に認定の一時停止を受けた。)だ。今回の失態は下手するとこの審査機関自体の登録が取り消されかねないほどのインパクトがある。

 登録状況の確認を行うと最初に問題になった不二家の埼玉工場はISO9001では一括認証受けているので良く分からないが、登録事業所に載っていない。おそらく認証登録の適用範囲外だ。もし載っていないのにISO9001認証取得を工場などに掲げていると、これは違反、不適合だ。法例のような罰則はないが、かなり悪質だ。また、不二家本体のISO9001登録日は2006年06月09日となっていて、昨年取得したばかりだというのが分かる。(ISO9001は2000年に規格が改定され、それから取得猶予があったが6年はなかったはず。従って上記登録日以前は認証取得していなかったか、すでに登録が取り消された審査機関で取得していたと思われる。)

 またISO14001は2004年10月20日付で認証登録している。ISO14001は2004年に規格が変わっているのだが、規格(国内ではJIS規格発行日)が変わったのは2004年の12月27日のことで規格改訂直前に取得し、有効期限から見て、その後1回は(規格の)更新審査を受けているはずだ。

 しかし、本当にマネジメントシステムが回っていたのかは疑わしい。審査の方もザルだったかも知れないが、不二家側の事務局に相当”巧い”のが居たのではと訝しんでしまう。

 実際、会社のマネジメントシステムがグチャグチャだったのは下記の記事を見ても分かるが、あれほど酷ければ、審査の段階で何かしら分かるはず、審査機関の質の問題は免れないと思われるし、同時に、この審査機関で審査され認証を維持しているところも大半はマジメな会社であると思うが、インチキ臭いと言われても仕方ない。

 不二家、諦めと停滞のなれの果て(NB Online 「時事潮流」の記事)
 URL= http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070125/117624/

 特にISO9001に関しては、ISO9001より先にISO14001を取得する会社が少ない日本国内の会社の動向から推測するに、その前に別な機関から審査登録して貰っていたと思うのだが・・・確認が出来ない。ここ最近に確か審査登録を取り消された外資系審査機関があったはずだがもしやとすら思ってしまう。・・・ただ、今、現在不二家のWebサイトは特別体制で細かいニュースまでアクセスできない。環境会計もやっていたと言うが・・・信憑性が疑われても仕方ないわけだ。

 なお、こんな記事もあった。
 富士通の子会社のISO14001導入コンサルの案内記事
 URL= http://jp.fujitsu.com/group/fip/casestudies/20050920.html

 こんな状況じゃ胸はって宣伝できないだろう。この記事も早晩消えるんじゃないだろうか?

 とにかく、不二家の所為で各段階での認証維持行為が皆、信用を一気に失墜させている。早く決着を見ないと、ISO9001&14001自体が意味が無いという論調に成りかねない。(国際的に信用できないという話になると言うこと)JABにはリーダーシップをそれだけは避けて欲しいものだが。

「不都合な真実」インプレッション

 アル・ゴアの「不都合な真実」を見た。

 この映画がドキュメンタリーにカテゴライズされるのには違和感がある。そう言う人も多いだろう。多分、それはコレが「地球温暖化についての警鐘」の話ではなく「地球温暖化についての警鐘を鳴らす男」の物語だからだろう。

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2007.01.26

鬼太郎 キャスト追加判明(2007.0216目玉おやじ追記)

 モブログの記事がそのまま公開設定にいつの間にか変わってたのね。と言うことで訂正の上再アップ。

 今朝の「めざましテレビ」でGW公開の「ゲゲゲの鬼太郎」<http://www.gegege.jp/>の追加キャストの映像が流れていた。製作風景ではなくすでにエフェクトの掛かった状態だったので、かなり出来上がっているんだろう。何たってイマサラ何かしよう状態ならとてもGW間に合わないだろう(^^;

 多分、天弧以外はカメオ出演だろうとは思うんだけど、新しく判明したキャストは以下のよう。

 輪入道:西田敏行(髭とカツラ何だが、まぁアンナ感じって感じ・・・?)
 公式サイト
 URL= http://www.nishidatoshiyuki.com/

 西田敏行は妻夫木聡(彼自身も妖怪物に連続して主演)主演の「憑神」<http://tsukigami.jp/>でも怪異の役だったはず。

 天弧:小雪(ほとんどそのまま小雪。半透明の尻尾がユラユラ後ろに合成されていた・・・でも9本だったような?天狐は4本のはず・・・)
 URL= http://www.flamme.co.jp/Koyuki/flm_profkk.html

 小雪も「嗤う伊右衛門」でのお岩以来の妖怪役。PanasonicのプラズマテレビとDigaのCMは好きだ(笑)

 ろくろ首:YOU(ちょっと薹が立ってるが・・・鬼太郎とツーショットで)
 URL= http://www.benice.co.jp/talent/you_1.html

 で、よく考えたらメインキャラのキャスト情報まとめてなかった気がするので、下記に

 ゲゲゲの鬼太郎:ウエンツ瑛士
 URL= http://www.wentzfc.com/

 個人的には「IQサプリ」のイメージ強し。

 目玉のオヤジ:田の中勇
 今のところ予告編では田の中勇に聞こえる。正式に書いた物でCVの発表はないけど、この辺はおさえたのか。(そうすると今のところコレが最後の目玉おやじ役なのかな?アニメ版は固辞してるとの噂)

 三浦実花:井上真央
 公式サイト
 URL= http://www.mao-inoue.jp/

 テレビドラマ「花より男子」でヒロイン役。

 猫娘:田中麗奈
 URL= http://www.tanakarena.co.jp/

 京極堂シリーズで中禅寺敦子など多数映画出演。元祖なっちゃんですな。

 ねずみ男:大泉洋(おおいずみよう)
 URL= http://www.office-cue.com/profile_media/profile.php?t=2

 現在の「ハケンの品格」の役のように意外に二枚目っぽい役も多いのだけど今回は汚れてる(笑)しかも思いっきり汚れ(笑)

 間寛平
 URL= http://www.aheahe.tv/

 室井滋
 URL= http://www.aheahe.tv/

 自主製作時代は美少女役(「怪奇大家族」でそれを臭わすネタがあった時には大受けだった)もあったと聞く彼女。今回のメイクは当人であることの確認が至難だ(^^;

 まぁなんとかだんだん、不安を払拭していってくれてるのは嬉しい。去年のGW映画ったら・・・。

2007.01.24

日清食品詰め替え式カップヌードル発売

 日清食品ニュースリリース
 URL= http://www.nissinfoods.co.jp/news/news_release070123.html

 前世紀の話にだけど、日清食品は透明のカップに入れた「カップヌードル/スケルトン」を売っていた。

 その時はアメリカ先行発売で、日本には逆輸入のような形で入り、セブンイレブンが仕切って、限定品として発売した記憶がある。要は「カップヌードルの秘密」とうたって(保温性を犠牲にしても)麺のほぐれる状態を見せるという事だったと。

 当時はiMacから始まったスケルトンブームでもあったので、よく売れていた気がするなぁ。

 おそらくコレクターアイテムでもあったはず。(インスタント麺コレクターは結構居るし。)

 今回は環境配慮をうたっているわけだ。

 出したは良いが尻すぼみで消えるパターンも考えられる。(大いなる無駄)

 逆に売れるとリフィル仕様に互換性を持たせたパチモンや或いは他のメーカーも同じ仕組みを追従しそうな気がするだけど、特許性はあるんのかな。(フリーライダーが居ても市場開拓できればいいのか?)

 どちらにせよリフィル(詰め替え麺)の小売り希望価格が122円というのは高く感じる。それぞれに包装はついて回るし、本当に環境配慮なのか?とLCA情報希望って感じなんだけど・・・確かにカップヌードルの小売り希望価格155円より安いけど、実売は100円前後だし、スーパーでどこまで値下がりするんだろう?儲けが出るんだろうか?

 そもそも他にカップを用意ってのは袋麺と比べてしまうと思うんだよなぁ。

 さて、何回食べたら環境に良くなるのか、最初の一回では逆に環境負荷が高いのは分かってるし、たいそう喰う必要があるなら、逆に体にも悪いと思うんだよな(笑)

納豆効用ねつ造騒ぎで思ったこと

 「あるある大辞典2」のねつ造事件は盛り上がっている。

 あんまり見ないんだけど、たまたまこの回は見ていた。見るからに「そんな馬鹿な」と思っていたが、翌日はスーパーから納豆が消えていて(オレの朝ご飯をどうするんだってな感じ)驚いた。

 オタキングの岡田氏もブログでこの件を書いていた。

 岡田斗志夫のプチクリ日記 納豆が消えた夜
 URL= http://putikuri.way-nifty.com/blog/2007/01/post_10fb.html

 たしかにウソだと思っていてもやってしまうところに納豆ならではのポイントもあったと思うんだが・・・イヤ今現在もこの件はスルーしても全然かまわないのだが、下記リンクの記事を見てちょっと書いておかなきゃと思ったのだ。リンク先が消えると行けないので記事を一部引用する。

 MainichiInteractiveの記事「クローズアップ2007:「納豆ダイエット」ねつ造 真実よりも視聴率」から引用
 URL= http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/closeup/archive/news/2007/01/20070121ddn003040022000c.html

  ◇受け手にも問題--黒田勇・関西大教授(メディア文化論)の話

 テレビの送り手と受け手の双方に問題があると思う。バラエティーとニュース、ワイドショーが融合し、事実をエンターテインメントとして加工してもいいんだという意識が出てきているのではないか。生活情報番組をうのみにし、健康が買えると思う受け手に付け込んで番組が作られる。共犯関係にある。

 ブログをざっと閲覧していても、こういうヤな感じが一連の流れの中で起き始めている。ねつ造糾弾フェーズが浸透していく、加熱しすぎという中で揺り戻しのように「視聴者も悪い」と言い出す人がいるのだ。コレは別にこの話に限ったことではなくてイジメとかもそう。「いじめられる方も悪い」なんてのは散々書かれてるような気がする。

 同一の比較対照で有るが故に陥りやすいことなのだが、視聴者の悪い部分と放送側の悪い部分は同列で語れない項目なのに一緒くたにしてしまう。それを大学教授などがしたり顔で言ったりすると”専門が何であれ”権威が付き箔が付き一人歩きしてしまうのだ。

 もし今の議論を混乱させてうやむやにするならずる賢い手段と言わざる得ないだろう。
 以前、「『テレビの嘘を見破る』を見破ろう」という記事を書いたが、このときと同じような感覚で今もテレビが作られているならばこういう事は頻繁に起きるはずで、無くなりはしない。テレビは全てウソであるとでもしなくては、見る側は防衛できないのだ。

 過剰な情報量により、実際は選別しにくい情報になって、現在、必要なメディアリテラシは高度化しているにもかかわらず、その仕組みを提案せずに個々人に責任を転嫁するやり方は本当に腹立たしい。

 テレビなんかは知ってる人は知っているだろうが、「視聴者の御意見を募って・・・」、なんてのは建前も良いところで、やってきたメールや手紙はアルバイトクラスがある基準で先ず選別してしまうので、強烈に耳に痛いことは先ずデータとして残らないようになっている。

 今回のことで、ジャーナリズムの信用はがた落ちだって言う人もいるけどとうに地に落ちてやしないかと思っている自分にはイマサラな気がしているが、他のメディアからの糾弾もいずれ傷のなめあい状態になって収束して行くに違いない。

 物を購入したりサービスを教授したりする時に、そのセールストークやその中身の表示にまで細かく気を配らなければいけない時代、すなわち視聴者や消費者は多大な負荷を負担して、物やサービスを売りつけられる時代になってしまった。専門性が高くなれば成るほど、ドンドン難しくなる。

 常に他人を疑って掛かる時代。辛い時代になったものだ。

※推敲中の記事でアップしてしまったので再度アップロード。

2007.01.23

西なのに東の話

 宮崎の知事選でそのまんま東が選ばれたことで、いろいろ意見を言う人がいるが、ちょっと調べてみると3人連続で保守系の知事が汚職で辞任という流れがある。こんなんじゃ地元の人間に無所属のオブラートに包まれた保守候補に不信感があったのは、仕方がないところだろう。

 参考:宮崎県-Wikipedia-
 URL= http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E7%9C%8C

 もっとも、県政を変えてくれるとかそう言うことではなく、「誰でも同じなら、思い知れ」と言う程度の浅はかな考えだとは思うし、おそらくコレで馬鹿=宮崎県民なんて図式も出来てるんじゃないかと思うし、あるいはイジメの要因にすら成るんじゃないだろうかと変な老婆心まで出たりするのも分かる。

 それに、横山ノックを選んで、それ以外のこともあっただろうが商人の町だったはずの大阪は納税額でも名古屋に抜かれ、人口でもかなり前から神奈川に抜かれ、東京と張り合っていた構図すら危ういと言う大阪府の話、そんなことも宮崎の人は知らないんだろうなぁ(と言うか興味がない?)と思う。

 しかし、選挙結果が出た直後の対立候補のコメントを見ても「知名度」「準備期間の無さ」などを敗戦の理由にしており、まともな反省がない。

 全くの素人ならいざ知らず、政治家としてやっていこうという人がコレでは困る。選挙の時ぐらいしか県民に顔を覚えて貰えないそんな活動だから、指示されないのだ。知名度も地道に活動してその成果をチャンと報告できていれば、自然に付いてくる物だし、準備期間の短さは常に皆、同じじゃないか。いや、よしんばそのまんま東が彼らより先見の明で準備をしていたとしても、要は彼らがそれを怠っていただけのことだ。

 そこを反省しないでどうするんだ。

 個人的には宮崎県民には気の毒な任期期間になると思うが(歯車がかみ合わない内に任期が切れて無意味な期間に成ると思っている。人脈が物を言う情けない政治の手法が主流なのが問題だが現実そうなのだから仕方ない。経済としては任期分プラスαで5年ぐらい停滞又は後退も我慢するしかないだろう。下手すると変な傀儡県政になったりして(笑))

 とりあえず履歴の中に知事でも入れとこうかとする隣県出身の元長官や地元出身だけど、村上ファンドの村上の友人である元経産省官僚とどっちが良かったのかと言われると、難しいよね。

2007.01.22

「逆転裁判4」発売日決定!

 いよいよ「逆転裁判4」の発売日が決まった。4月12日だそうだ!

 「逆転裁判4」公式サイト
 URL= http://www.capcom.co.jp/saiban4/index.html

 通常版:4,800円/税込みで5,040円
 限定版:8,800円/税込みで9,240円

 今回は単品だけでなく、おまけの付いた豪華限定版も出るとのことで、それも楽しみ。豪華版は逆転裁判の辞典と動画のDVDとのこと。このおまけにはちょっと弱い(笑)今までも動画は視聴できる物が多かったが、ストリーミング対応だったりで画像が荒れていたので・・・個人的には2の時の小雪が出ていたCMが見たいのだが、それは入っていないみたい。(テレビCMでひとくくりになっていることに一縷の望みを(笑))

 なお、今、現在Amazonには通常版しか見つけられなかった。

 逆転裁判4(通常版)

 順調に出ることを望む。

 私は限定版狙いだな。

2007.01.21

「海よりも深く」荻昌弘を偲ぶ

 (「音」を題材にした某同人誌に安史和尚が寄稿した文)

 映画で洋物は出来るだけ字幕版を見るという不文律みたいな物が、我々の年代以前にはあったと思う。それは客寄せ目当ての素人の様な声優を使った吹き替え版が酷い出来だったりすることもあったろうが、それよりも外国人が日本語を話すというのがどうもなじめなかったからかも知れない。

 この辺の慣習は、海外だと大きく違う。大方の国は字幕でなく吹き替え版で楽しむ事が多いようだ。逆に香港映画は元々、吹き替えて公開する物だったので意外に最近まで役者本人の声でないのが当たり前だったのだけれども、世界のマーケットに出すような作品は、そんなことは無くなっている。と言ったことも分かってくる。

 そんなものなのだ。本来は意味がないこだわりかも知れない。

 それにアニメなどは、声が上手くあって居れば、吹き替えでなく”日本語版”として出せば何の違和感もない。私の大好きな「Mr.インクレディブル」もオリジナル版で字幕を追っているよりも、日本人の声で当てている方がしっくり来て、楽しいと思う。字幕では説明仕切れないものが多々あるからだ。訳外の部分はエンターテイメントの映画なら多少はヒアリングできるが、満喫するにはほど遠いからだ。

 でも、まだ実写は吹き替え版を選べない。それは阻害要因が上記のようなことだけではないからだ。

 かつて荻昌弘という映画評論家がいた。若くして(とは言っても60には成っていたと思うが)亡くなったのだけれど、この人がコメントを付けていたTBSの「月曜ロードショー」はテレビの映画番組<プログラム>のなかでも格が淀川長治(故人)の物と双璧を成すほどのものだったと思う。TVの映画番組なんて流す映画が何かと言うことはあるが、基本的には解説の質で決まるものだ。昨今はそれすらも省いて、逃げているケースも多い。当時はまだ、私も幼かったし、他の人たちも今思えば凄いのだけれども、それを押しのけて映画番組と言えば「月曜ロードショー」という印象を残している。

 荻は淀川と違ってあまり隠さずに映画を批判するタイプだったので、まぁ威厳がありそうに見えていただけかも知れない。知れないのだが、一つだけ良く覚えている解説があり、それが私の荻評を決定づけていると思う。

 「ポセイドンアドベンチャー」昨年、リメイク版が公開された船舶パニック映画の代表的な作品だ。この映画は、まぁ筋は普通だが、独特の大作感、やはりどうやって助かるのかというワクワク感があって、困難に紆余曲折し、最後に進退窮まったかと思った時に助けられるという感動的な終わりを迎える名作だ。

 最後は船底部に閉じこめられ(但し、船は逆さになっているので実質最上部になっている)もう移動できないと観念した時に、外部から船底を破って助けられるのだが、そこの演出の秘密を荻昌弘が番組最後に付け加えたのだ。

 詳しくは覚えていないが、こんな内容だった。

「今日は皆さんに吹き替え版をご覧になって頂きましたが、オリジナル版では最後のシーンの船底をたたく音に気づく瞬間のずーっと以前から、小さな音で船底をたたく音が入っているのです。こういう心配りが、物語に厚みを加えていると思います。もし機会がありましたら是非オリジナル音声の物もご覧になって下さい」

 私はこのことが気になっていた。そして随分経ってから確認することができた。実際その通りだったのを確認できて、感激した。

 演出として一見、無駄に思えるのだが、気づいた人にはご都合主義ではないリアリティが生まれるような「心配り」がしてあることの意味は限りなく深い気がしたのだ。これこそが作劇の醍醐味ではないのかと。

 当時は吹き替え用音声と効果音トラックの問題など有ったのでこのようなことになっただけで、今はそんなことはないのかも知れない。だが、その事を知った所為で、劇場公開時に私は未だに洋物の吹き替え版は選べない。業が深いというか呪いが深いというか。

 荻昌弘はそういう気づきを与えてくれた人と言うことで、私の中に刻まれている。そして私が映画を見る時の一つの礎にもなっていると思うのだ。

 今更ながら感謝の念を現したい。

2007.01.18

Vista対応版let'snote発表

 早くても明日か来週の月火辺り(週刊アスキーの発売日に合わせる)と思ってたよ。新機種発表。

 新設計のR6はスペック上はモバイルノートとして良いんだけど、今回の購入観点が画像の扱いも含まれているので、狙いはY5なんだけどさて。全機種ファンレスでコアデュオにしたのは凄いけどね。後、出荷日。こいつだけは3月なんだよな(^^;

 後は価格だな。頑張った値段だけどやはり他より割高感があるのはしかたないか。メモリ大手の対応状況が今日から分かるようになると思うので、それを見てから考えよう。

 松下電器パソコンサイト
 URL= http://panasonic.jp/pc/index.html

 ちなみに昨日は関連サイトが以上に重かった。想定外のアクセスだったに違いない。

2007.01.19追記

 メモリはIODATA等がWebで対応を表明した型番を提示している。CoreDuoに成ったマシンもコレで安心。純正とどれだけ値段差があるかだ。まともにAero使うには1GBでも足りないし、今扱ってるばかでかいデータを使うとなると、2GBは載せたいところ。

 気持ちは「Santa Rosa」を待って更に高速なマシンをとも思ったが、今やってる作業を早く終わらせたいので、機種選定に入ることに。

 さてさて久々のレッツらーを目指そう。

2007.01.15

特撮メモ20070115「仮面ライダー電王」キャスト情報

 「仮面ライダー電王」のキャスト記者会見があったようだ。

 日刊スポーツの記事
 URL= http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070115-142869.html

 キャスト
 仮面ライダー電王:野上良太郎役 佐藤健(たける)
 プロフィール
 URL= http://www.amuse-models.com/age12_up/satoh_takeru.html

 そのほかのキャストは下記の通り

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マックグリドル

 (自分は)CMにすぐ煽られるもんだからさっさと喰ってしまおうと今朝マックに寄ってきて、試してきた。マックグリドルは3種類。それぞれにバリューセットがある。

 ソーセージ(単品200円)
 ソーセージ&エッグ・チーズ(単品240円)
 ベーコン&エッグ・チーズ(単品240円)

 バーンズと言うより朝マックのマフィンの代わりにメイプルシロップを封入したパンケーキにしたものだ。メイプルシロップの甘さと朝マック独特のスパイシーな塩っ気に、新しいと言えば新しいがと言う感じ。でも、きっと長続きしない(笑)

 重量感があるところを見ると結構カロリー(炭水化物は基本的に重量比でカロリーの量が決まるので)が高そうなバーンズだ。珍しい物見たさで一通りの人が食べるまでは売れるだろうが・・・以前マフィンとソーセージの(現在朝マックになっているが当時は定番のメニューとして通常のメニューの方にあった。)組み合わせを出した時ほどの驚きはない。

 それに値段も高くなるし、朝から胃にも重たいよ(笑)

 なお、同時にマックフューリーのネスレクランチ、オレオが入った物が販売されていた。マックフューリーってのは練ったアイスクリーム、堅いマックシェイクと言った感じの物。

 これも、単品300円で冬場に出すのはなぁとは思うが、こっちは売れるかもね。

 今日は後、コーヒーだけで過ごそう。

2007.01.12

2006年邦画興行収入速報?

 首都圏で頒布されている「R25」の今週号に、2005年邦画の興行収入ベスト5が載っていた。例年通りなら今月末(31日付)に映画製作者連盟から集計した物が発表されるはず。

 1.ゲド戦記         76.5億円
 2.LIMIT OF LOVE 海猿    71.0億円(前作は17.6億円)
 3.THE 有頂天ホテル     60.8億円
 4.デスノート the Last name 55.0億円(見込み)
 5.日本沈没         53.4億円

 ポケモンや名探偵コナンがこの後に続いているらしい。多分今年の計上対象になる「男たちの大和」はこの直後に来るんだろう。

 自分で自嘲的に驚いたのは「日本沈没」以外、自分がことごとく見に行っていないことだ(笑)例年になく去年は映画を見に行った。レイトショーなどで時間を工面して、感想を書いてない物も含めて20本前後見ているのにだ。見に行きたくなるような映画も多かったように思う。それでも洋画は「パイレーツ オブ カリビアン」も見なかったし(基本的に混雑しすぎて待ち時間があると止める傾向にあり)さてさて、全ての結果が出たらどんなことになってるのやら。

 ちなみに不評のゲド戦記は確かにこの数字は凄いが、直前の「ハウル」は昨年分だけで196.0億円前年分では200億と書かれている。)だったのでそれから見ると半分に満たない。しかし、昨年2位だったポケモンは、43億円で今年は実写でそれ以上の作品が上記だけで4つ、「男たちの大和」は50億円前後という話だから、本当にとんでもない話だ。

 これでは12億円前後で予算割れすら心配な、「ゴジラ」は当分作れないかもなぁ。

 こういう大作ばかりでなく、チャレンジングな小品ももっと作って欲しいのだが。

2007.01.11

ヌルヌル秋山にとりあえず決着

 とりあえずそれで良いとするのか?まだ釈然としないなぁ。しかし、この失態は本当にK-1に取って痛いだろう。

 スポナビの記事
 URL= http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20070111-00000014-spnavi-fight.html

 しかも、K-1を蹴ったら桜庭に行くとこは無いじゃないか。

 以下2007.01.12追記

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映画「魍魎の匣」製作発表

 ちょい前に記事に紹介した、映画「魍魎の匣」の製作発表があった。今回は上海でセットを組んだようだが、さて?

 元記事はmsnエンターテーメント
 URL= http://event.entertainment.msn.co.jp/eigacom/buzz/070110/07.htm
 同じ記事のeiga.comサイトは下記
 URL= http://www.eiga.com/buzz/070109/07.shtml

 日本映画専門情報サイト:fjmovie.com/ニュース:『魍魎の匣』製作発表記者会見
 URL= http://www.fjmovie.com/main/news/2007/0107_mouryou.html

キャスト(2007.01.16 週刊大極宮で明らかになった分を追記)

中禅寺秋彦(京極堂/何でオールバックかなぁ):堤真一
榎木津礼二郎(今回はひげ無し?):阿部寛
柚木陽子(母の方):黒木瞳
中禅寺敦子:田中麗奈
関口巽:椎名桔平
椎名桔平公式サイト
URL= http://kippei.net/
(他の人は前作のキャスト記事参照のこと)

木場修太郎:宮迫博之
青木文蔵:堀部圭亮
鳥口:マギー審司(?)
URL= http://www.maseki.co.jp/main/Profiles/MAGGY/maggy.html
URL= http://ameblo.jp/maggy-shinji/

安和寅吉(和寅):荒川良々
中禅寺千鶴子:清水美紗
関口雪絵:篠原涼子

?:柄本明(美馬坂かな?)
URL= http://www.knockoutinc.net/profile/emoto.html

?:宮藤官九郎
URL= http://www9.big.or.jp/~otona/page007.html#lcn002

?:大沢樹生
URL= http://www.from1-pro.jp/talent/OsawaMikio.html

?:笹野高史
URL= http://www.granpapa.com/production/t_sasano/index.html

 関口もそのままスライドかと思ったけど、椎名桔平かぁ。前回より更にミスキャストっぽい。それから出演予定に宮迫の名前があるし木場はそのままだろう。

 後は一番幸せな雨宮や出番の多いマッドサイエンティスト美馬坂を誰がやるのかとか個人的な興味は尽きない。

 今年中の公開と書いてあるけど、前回は角川ヘラルド製作で松竹系劇場で掛かっていたのだが、東宝系で掛かるという話もあり、その辺はまだ不明。

 前回は公開半年前にスタッフ外への初号試写会があっと言う話だが、今回それはないだろうなぁ。

 何で映画の情報はどこの製作だとか(製作委員会方式でも映画会社が絡んでるだろうからその情報欲しいよなぁ)どこの系列公開だとか載らないのかなぁ。

2007.01.10

富野アニメの発明品が要らなくなる日

 富野アニメが全盛(と言っても自分の中ではダンバインの途中で終わっているのだが)の頃に何の気無しに思っていたのが「アニメは舞台劇の手法が合う」と言うことだった。そもそもあまり舞台劇を観ていなかったし、何でそんなことを思ったのかは何かの評論を見たからなのだろうと思っている。

 ただ一点違う点があって、それは喋ってる人を捜す必要がないことだろうか。

 アニメは喋ってる人は意図して隠さなければ、或いはナレーターでなければ、画面の中で確認できる。舞台は、特にかぶりつきに成ると役者の誰が喋ってるか判らなくなる。後ろで見ていてもそうか・・・それに、私は耳があまり良くない。少しばっかり難聴なのでそれが出来ないと話を追うのに精一杯になってしまって、楽しめないのだ。もちろん舞台では演出上イマジナリーラインを超えたりすることはイリュージョンを売り物にしてなければ無いだろうし、離れた人が喋っていてもスポットライトを当てたりして判かりやすくしてくれるのは分かっている。演者が(舞台役者として)巧ければそれすらなくても気にならないだろう。

 で、まぁアニメにおいて喋りを作り込んで魅せる手法を編み出した富野喜幸という人はやっぱり凄かったのだと思う。そこに専業声優の技量が相まって、あの見るも無惨な「ガンダム」の動画でも「イデオン」の動画でも昇華して感動を生んでいたのではないかと思うのだ。ガンダムを再放送以外で見返したことはないのだけど、記憶をたどれば、初めて空中戦をやった回だかに楯に隠れてガンダムがビームライフルを延々撃ち続けるシーンがあったが、アレは海外に発注した動画が酷くて、作画し直す時間もなく、慌てて納品に間に合わせるために楯で隠したという話があったり、モビルスーツがチャンと歩く作画が出来るアニメーターがほとんど居なかったので、苦肉の策としてドムのホバリングで進むという解釈が出てきたりしたという話を見聞きすると、(安彦さんや湖川さんの手が入ってるところはいざ知らず)この発明は画期的だったと思う。

 何でこんな事を振り返ってしまったかというと、昨年の劇場用アニメを見て、専業声優以外の声優でも意外に良いなぁと思えるようになったのは、この所為(の裏返し)ではないかと思ったからだ。あのころと違って作画は飛躍的に良くなった。時たまヤシガニだと揶揄されるものや「サイバスター」の放映バージョンのような物があるかも知れないが、少なくとも最近の劇場版アニメでそんなことを感じることはないだろう。絵で語れる部分が飛躍的に多くなって、それが演技不足を補っているのでは?と思ったのだ。むろん、専業声優以外の俳優自身のアテレコ技量も上がっているのかも知れない。だが、それだけじゃない気がしたのだ。

 そうすると、もうあの発明を必要としない。するとマンネリに対する嫌気だけでなく、邪魔に感じるようになるはずだ。

 この辺もう少し考察して記事にしてみたい。さていつになるやら。

 続きはここ↓
 URL= http://ja-bow.txt-nifty.com/netvalley/2007/02/2_6ed4.html

PS3とWiiの差?

 WiiとPS3の販売台数の記事が出ていた。

 MainichiInteractiveの記事
 URL= http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070110k0000m020101000c.html

 Wiiは2007/01/07までで113万台、PS3は年末までで46万台だそうだ。出荷に対しての比率はPS3は85%だと言う。

 だが、記憶に間違いがなければPS3は北米では100万台売れていたはず、世界での売上がWiiとどうなのかはこの記事では分からない。お膝元で劣勢でも会社の業績はグローバルブランドとしてどうかで決まりそうなのにだ。そういう意味ではミスリードな記事だ。

 でも、確かに国内ではWiiはどこに行っても見ない状況が続いている。PS3は入ってもしばらく残る(先日も横浜のヨドバシに閉店間際に行ったら、その日入荷分はまだまだ残っていた。でっかいポスターが貼ってあるにもかかわらず人がまばらだったのは閉店間際だから仕方ないか)どころか首都圏のと或る場所では発売以来、棚に60GB版6万5千円という良心的価格で出ているにもかかわらず、まだ残っている。中心地なので見逃しではあるまい。

 PS2の時はDVDソフトがそこそこ出ていたが、ブルーレイはあまりマストなソフトが出ていないし、ゲームソフトもラインナップが弱い。私はPS2の時はかなり遅れて購入したがその時点でもソフトの魅力は足りなかった。「鬼武者」が出てから買ったのだが、その「鬼武者」もソフトとしては非常にこじんまりとしていて2とか3とかに成って初めて大作感が出てきた。開発が間に合っていない感じがした。DVDプレイヤー兼用でなかったら、買わなかっただろうなぁ。おそらくしばらくはPS3ではそんな状況が続くに違いない。今はそんなんで買える人でも買い控えする状況になっているだろう。

 Wiiはリモコン問題や実際やってみるとあのリモコンが思ったほど良くないと言う話も出ているが、確認しようがない位に品薄で、当分この状況が改善しそうにないなぁ。

 確かに国内ではそう言う差が”今”ついているかも知れない。でも、こっちも学習しているのでコレがSCEへの引導でもないことを知っているのだ。

 PSの時はサターンの方がPSよりもスタートダッシュは良かった。先行してキラーソフトがあったからだけど開発環境の所為もあって、それが逆転され、消えていったのがSEGAの方だったのは皆が知るところだ。多分勝ち負けってのは700万台超えるくらいまで行かないと、どちらが残るなんてうかつに予言できない(笑)もしかしたらたまさか共存できるかも知れないし、共倒れかも知れないじゃないか。

 PSPだってなんだかんだで結構な台数出してるんだし、一人勝ちが出来ないけど、2強のまま行くかも知れないじゃない。

 そうも思うのだ。

 ただ、自分は当分DSで良いや。「逆転裁判4」が待ち遠しい。

2007.01.09

NTT東日本のユニバーサルサービス概要(笑)

 激しく笑った。

 NTT東日本の明細が送ってくるのだが、その中にハローインフォメーションという小さなパンフレットが入っている。

 2007.01の最終面はユニバーサルサービスの話だ。コレは電話サービスを維持するためにこんだけメンテや設備費が入ってるので負担が有るんですという話なのだが、この中身の是非は別にして笑った。

 中段に「ユニバーサルサービス維持の状況」とシアン30%網ぐらいの枠で写真付きで描かれている。

 以下○付がキャプションで、続くのが写真の説明。

 ○雪深い山間地での孤立を防ぎ、安心安全を確保
  雪の中、高所作業車で電線をメンテする写真
 ○高所作業者が届かない場所での故障修理
  やはり山間部で電柱の突端にある所まで上ってのメンテする職員の写真
 ○無線による離島通信の確保
  どこかは判らないがアンテナ塔の上部
 ○新垣結衣
  「あたりまえ」をもっと、ずっとと言うキャプションが入ってる新垣結衣が電話してる写真

 あっ新垣結衣ぃ?いつから新垣結衣はNTTのユニバーサルサービスになったんだ(笑)ポッキーのCMもその一環かよ!

 せっかくタレントを使って啓蒙活動というか周知活動をしているので、ここでも使わなくっちゃって、入れたんだろうけど、入れる場所おかしいよ。

 ちなみに公式サイトには、この手の間違いはなかった残念。

 URL= http://www.ntt-east.co.jp/universal/index.html

2007.01.08

今年チェックする映画追加リスト

 さて、今年の映画の話。

 昨年末に書いた「鬼笑い」で忘れていたものを追記しておこう。

続きを読む "今年チェックする映画追加リスト" »

「鉄コン筋クリート」インプレッション

 参ったなぁ。しばらく離れていた所為か、最近の劇場用アニメが新鮮な刺激が有りすぎる。(「ゲド戦記」や「ブレイブ・ストーリー」は避けてるんだけどね(笑))

 これで昨年公開の劇場用アニメで見に行ったモノは全部、満足行く出来だった。そして、今作だけの所為ではないが、なんか蓄積したモノが襲ってきて、スタバで人心地つけるまでちょっとしんどかった(笑)単に風邪で寒気がしてたのかもしれないが。

 実は「鉄コン筋クリート」の原作は読んでいないし、そもそも松本大洋作品をまともに読んだことがない。だからそういう視点ではこれを評することなど出来ない。じゃあ何に反応してたんだろう?

 まず第一に声優にやられた。コレは間違いない。二宮和也と蒼井優は想像以上の出来。前述の通りキャラに合っているかなどの評は出来ないが、二宮の二役、蒼井のシロのテンション、これは素人だとは思えない出来だった。二宮和也は「硫黄島からの手紙」と、2作続けて良いものを見せてもらった。もちろんそれに至るプロセスはどうだったかは分からないし、専業声優を使った方が良くなった可能性は否定しない(例えば「パプリカ」は専業声優の林原めぐみでなければ出せない味だ。)が、専業声優の”色”を嫌っての起用ならば選択は間違っていないと思う。

 第二は当然だが作画の緻密さだ。文字通り緻密で細々としている描画部分だけでなく、映画としての端々に至るレイアウトの気配りが良い。特に背景はその変化描写を含めて本当によく描けている。更に人物の動きもよく描けていて、枚数を使った効果が十二分に出ている。単に枚数喰っただけの下らない動画とは違う。当然、暴力表現には異論が有ろうが、自分にはあの程度は許容範囲だ。

 エンディングの芽吹くリンゴの木は「風の谷のナウシカ」などでも見られる、予感を演出する古典的な手法だが、最初、レイアウトの特質を利用して、そっちに気づきにくくしてあって途中で気づくような配置になってる。(構図だけではなく、明暗を使っているので、そう思っていても何故かリンゴの名札やスバル360に目が行く。もちろん、自分のように天の邪鬼で最初から凝視した人もいるだろう。)ああいうのは巧いなぁと思ってしまうのだ。

 ただ、3Dアニメの部分のカメラワークは(特に手ぶれ表現)ちょっとやりすぎの感もある。酔っちゃうかも。

 それからストーリーは平板ではないけれど、不可解だったり難解だったりするモノでもない。昨年公開で好評を博しているアニメ「パプリカ」や「時をかける少女」に比べたら、謎は置いてあるものの、構造は随分簡単だ。精神世界の部分以外は、古い任侠物や極道物の定番の筋とさして変わらない。逆にひねって考えたり、何かと置き換えて考えたりしようとすると、妙にねじれて混乱するかも知れない。素直に見た方が良いと思う。思うに台詞回しやカット構図などが原作でも評価されていたんではないだろうか?と思った。もちろん、元々難解な原作であって、この尺の中で理解出来る範囲の話にまとめた所為で構造が簡単になった可能性はあるが私には判らない。

 ちなみに去年公開で劇場に足を運んだ4本のアニメで一番好きなのは「Cars」だ。本来の視聴対象の子供を黙らせて、席で食い入るように見せる面白さの作り込みには、「今までこんな映画観たこと無い。」と思った。(大人が観て最高だと思うのとはまた別)本当に舌を巻いた。そう言う全体の雰囲気も楽しみの1つだ。次が「パプリカ」(ただし原作を観ないとここまで評価は上がらないかな)、「時をかける少女」(タイムリープのパラドクスは別にして素直に観て良かったと思った。)、そして「鉄コン筋クリート」かな?邦画の方は順位が付けづらいなぁ。

 とにかく「映画を観たぁ!」と堪能できる物が、今年の映画有るのか無いのか・・・ワクワク出来ると良いなぁ。と思いつつ、今年の映画レビューを始める次第だ。

2007.01.07

Vista対応版let'snoteはいつ発表?

 デスクトップマシンもそれほどお絵かきをしなくなったし、ロースペックのまま放置していたのだが、久々に線画編集なんぞやったら遅い遅い、落ちる落ちる。ノートは仕事用の物はこれ以上のスペックのマシンを使用しているので良いのだが、まぁそこはそれ区別せねば。

 何せPentiumIII時代のCeleronで、800MHz、メモリも516MB加えてメインドライブでさえ30GBくらいしかない物だから、すぐ(仮想)メモリ不足になっちまってしかたが無い。とはいえ、マザーからやり変えなくては行けないし、データの移行も面倒だ。

 自宅用のノートの方はCF-C33だからもっと遅い(笑)

 で、このお絵かきは完遂せねばならない仲間内の最も大事な作業なので、前々から考えていた通り、Vistaに合わせてマシンを新調しようと考えているわけ。

 今月末にはパッケージ売りが始まるので、そろそろ各社発表があるのだと思う。自作は考えたが、これからパーツの相性やスペックを確認するのが面倒だし、そもそも次の新調はノートにするつもりだったので、第一候補はlet'snoteだ。メールやWebブラウジングはWindowsやMacで無くても良いんだけど、お絵かきソフトはPainterなもんで、(フォトレタッチ系の作業はGIMP)OS乗せ換えも面倒だからもともとVista対応まで待とうと思っていたし、ちょいと癪だが待っていたわけだ。

 Panasonicの公式ショッピングサイトである「MyLet's倶楽部」ではすでに秋冬モデルの内、W5以外のマシンは完売状態で在庫調整の細工は流々って感じ。Vista対応版の発表待ちなんだろう。春モデルと称するのか・・・単に秋冬モデルと中身は同じで、動作検証後のマシンが出てくるだけなのか興味はあるのだが。昨年は1月25日に新機種発表、2月10日から出荷だった。すると26日辺りは怪しいなぁ。

 ただ、前に検討していた時と事情が違って、細かいスペックは別にして耐圧についてはSONYとNECも追従し軽量マシンを出している。問題は細かいチューニングがlet'sほど行き届いてるかなんだが・・・しかしまたこの出端に買って人柱っぽいのもトホホが直ってないんだなぁと思う次第だ。

 亡き師匠のトホホ神こっちに来てるのかな?

 お絵かきの神様の方に来て欲しかったのに。

2007.01.06

続・なにがあったんだか

 年末の秋山VS桜庭はTBSの後追い番組を観ていると秋山圧勝の印象で片づけようとしている。コレは亀田弘毅の時も同じで別段驚くようなことではない。

 ただ、あの素人が観ても判る2点のミスをすぐにフォローできなかったのは痛い。

 1つは桜庭の抗議に試合中レフェリーが何もアクションを取らなかったことだ。

 他の試合では割と気軽に止めているのにこの試合では止めていない。ご丁寧に番組でダイジェストで振り返っちゃったものだから、よく比較が出来てしまう。

 もう1つは最後止めるのが遅かったこと。

 秋山がレフェリーにアイコンタクトを送っているのはこの最中だが、おそらいつまで経ってもレフェリーが止めないので、「もっと打って良いのか?」と言う感じだったのでは?他の試合と比較してもかなり止めるのが遅い印象だ。昨年、そこを改善したはずなのに。

 結局レフェリーではなく他のジャッジが試合を止めている。

 秋山に対して滑ることを抗議していた桜庭だが、「”脚が”滑る」と抗議していたのに、画面上では上半身に軽くタッチしただけで納得してすぐに手を挙げるレフェリーしか映っておらず、釈然としない。

 前にも書いたが私は、結果が秋山勝利でも、桜庭勝利でもどっちでも良いのだ。

 ただ、この判りやすいミスの処置は、お互いの選手をおとしめて、K-1のジャッジレベルの低さを素人にも判りやすく晒してしまった。

 いまさらあのときは滑った滑らないと言っても証がどちらにも立てられない。選手レベルが低いK-1では総合系の試合は特に信用成らんという話になってしまう。あのときに確認して、納得しあう状況になるしかなかったはずなのだ。

 TV無しでは成り立たないK-1はPRIDEの様になるわけにはいかないはず。

 ところで先日の亀田弘毅の試合はランダエダを返り討ちにして亀田が勝ったが、コレによって亀田の賞味期限は一気に縮んだと思う。

 亀田は最初に勝った時に芝居がかっても良いから、「こんな価値では納得せん!」と言ってしまえば良かったのだが、周りも自身もようやく取れた世界ベルトに気が回りすぎて、そう言う知恵が働かなかった。

 だから、八百長イメージを払拭するには自分が負けるしかなかった。でもそれは真剣勝負なので出来なかったのだ。そして勝つならばKOでなければならなかったはずだ。そうじゃないと商品価値が下がる。連戦連勝KOの山というイメージで売ってきた彼が波の選手になってはお金を掛けてバックアップするほどの意味はない。今回のリングにはパチンコのサンキョーの名がなかった。この次からはよほど弱い選手を入れないと大変だ。

 桜庭は残念だが旬を過ぎた選手だ。しかしこんな形で泥を塗られて良い選手でもない。

 秋山には日本人スターが魔紗斗と山本KIDしか居ない状況からすると頑張って貰わねば困る存在のはずだ。

 その寿命をいわゆる選手寿命とは別に縮めた大晦日だったと思う。

2007.01.01

なにがあったんだか

 地上波で唯一の大晦日格闘技「ダイナマイト!」の放送上最後の試合。「秋山VS桜庭」は疑惑の残る後味の悪い試合になった。

 勝ち負けはアレで良いのかも知れないが、明らかに2度タイムを要請した桜庭には何かアクシデントがあったに違いない。グランドに成ってからも何度かマイクに入る大声でアピールしていたし、アソコで止めるならもっと早く止めなきゃ。それにレフェリーとアイコンタクトをとったような秋山の挙動も不審だ。

 桜庭は昨年はジャッジミスがとりだたされて、改善したことに成ってたはず。

 サダハルンバ谷川は気づいていたのに、全くもう。こんなことじゃ客から見放されるぞ。

今年は派手だが手抜きだな(^^;

イノシシのいのっち君のキャラ使いたかった。練習したのに。2007nengajoe

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