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2007.01.23

西なのに東の話

 宮崎の知事選でそのまんま東が選ばれたことで、いろいろ意見を言う人がいるが、ちょっと調べてみると3人連続で保守系の知事が汚職で辞任という流れがある。こんなんじゃ地元の人間に無所属のオブラートに包まれた保守候補に不信感があったのは、仕方がないところだろう。

 参考:宮崎県-Wikipedia-
 URL= http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E7%9C%8C

 もっとも、県政を変えてくれるとかそう言うことではなく、「誰でも同じなら、思い知れ」と言う程度の浅はかな考えだとは思うし、おそらくコレで馬鹿=宮崎県民なんて図式も出来てるんじゃないかと思うし、あるいはイジメの要因にすら成るんじゃないだろうかと変な老婆心まで出たりするのも分かる。

 それに、横山ノックを選んで、それ以外のこともあっただろうが商人の町だったはずの大阪は納税額でも名古屋に抜かれ、人口でもかなり前から神奈川に抜かれ、東京と張り合っていた構図すら危ういと言う大阪府の話、そんなことも宮崎の人は知らないんだろうなぁ(と言うか興味がない?)と思う。

 しかし、選挙結果が出た直後の対立候補のコメントを見ても「知名度」「準備期間の無さ」などを敗戦の理由にしており、まともな反省がない。

 全くの素人ならいざ知らず、政治家としてやっていこうという人がコレでは困る。選挙の時ぐらいしか県民に顔を覚えて貰えないそんな活動だから、指示されないのだ。知名度も地道に活動してその成果をチャンと報告できていれば、自然に付いてくる物だし、準備期間の短さは常に皆、同じじゃないか。いや、よしんばそのまんま東が彼らより先見の明で準備をしていたとしても、要は彼らがそれを怠っていただけのことだ。

 そこを反省しないでどうするんだ。

 個人的には宮崎県民には気の毒な任期期間になると思うが(歯車がかみ合わない内に任期が切れて無意味な期間に成ると思っている。人脈が物を言う情けない政治の手法が主流なのが問題だが現実そうなのだから仕方ない。経済としては任期分プラスαで5年ぐらい停滞又は後退も我慢するしかないだろう。下手すると変な傀儡県政になったりして(笑))

 とりあえず履歴の中に知事でも入れとこうかとする隣県出身の元長官や地元出身だけど、村上ファンドの村上の友人である元経産省官僚とどっちが良かったのかと言われると、難しいよね。

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