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2007.02.02

2006映画興行収入2ndインプレッション

 そのまま移すのはなんなんだが・・・ニュースリリースなので。

 興行収入10億以上のランキングから加工したもの(洋邦混ぜた)

順位 公開月 作品名 興収(億円) 配給 洋邦
1 05/11月 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 110 WB
2 7月 パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 100.2 BV
3 5月 ダ・ヴィンチ・コード 90.5 SPE
4 7月 ゲド戦記 76.5 東宝
5 5月 LIMIT OF LOVE 海猿 71 東宝
6 3月 ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女 68.6 BV
7 1月 THE 有頂天ホテル 60.8 東宝
8 7月 日本沈没 53.4 東宝
9 11月 デスノート the Last name 52 WB
10 7月 M:i:III 51.5 UIP
11 05/12月 男たちの大和/YAMATO 50.9 東映
12 05/12月 Mr.&Mrs.スミス 46.5 東宝東和
13 7月 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ 34 東宝
14 3月 ドラえもん のび太の恐竜2006 32.8 東宝
15 1月 フライトプラン 31.2 BV
16 9月 涙そうそう 31 東宝
17 4月 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) 30.3 東宝
18 6月 デスノート 前編 28.5 WB
19 05/12月 チキン・リトル 26.8 BV
20 10月 ワールド・トレード・センター 24 UIP
21 05/12月 キングコング 23.5 UIP
22 7月 カーズ 22.3 BV
23 5月 明日の記憶 22 東映
24 6月 トリック -劇場版2- 21 東宝
25 2月 県庁の星 20.8 東宝
26 7月 ブレイブ ストーリー 20 WB
27 05/12月 あらしのよるに 18.8 東宝
28 10月 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ 18 AA
29 3月 子ぎつねヘレン 17.8 松竹
30 10月 父親たちの星条旗 17 WB
31 11月 プラダを着た悪魔 17 FOX
32 05/12月 SAYURI 15.5 松竹/BV
33 9月 X-MEN:ファイナル ディシジョン 15.3 FOX
34 8月 スーパーマン リターンズ 15 WB
35 6月 ポセイドン 14 WB
36 9月 フラガール 14 CC
37 4月 映画 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ! 13.8 東宝
38 8月 UDON 13.6 東宝
39 5月 嫌われ松子の一生 13.1 東宝
40 9月 永遠の法 12.5 東映
41 1月 博士の愛した数式 12 AA
42 11月 手紙 12 GAGA
43 6月 バルトの楽園 12 東映
44 8月 森のリトルギャング 11 AA
45 9月 イルマーレ 11 WB
46 4月 チェケラッチョ!! 10.8 東宝
47 6月 タイヨウのうた 10.5 松竹
48 9月 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 10 UIP
49 4月 プロデューサーズ 10 SPE
50 4月 Vフォー・ヴェンデッタ 10 WB

 印象批評の人なのでコレ見て思うのは、

1.1年通して、興行収入10億オーバーがまんべんなく配置された感じ。
 去年の映画鑑賞は年明けからなんかかしらみたい物が有る。という状況が続いていたので、自分が見たモノも結構入ってるし、確かに去年は行くたびに劇場に人が多い感じがしていたのを裏付けてると思う。

2.ハリーポッターって意外に強い。
 第一作が「千と千尋の神隠し」の上映末期に公開されているので、あまり評判が芳しくなかったが、むしろ続編の方が人が多いのは凄い。去年は「ダビンチコード」や「パイレーツ オブ カリビアン」など端から劇場で掛かるスクリーン数が多い物が多かったにもかかわらず、冬休み映画としてかかった「ハリポタ」がそれをしのいでる。想像するのにハリポタの方が子供の鑑賞者が多いはずなのに興収が上というのは動員数ならもっと離れてる可能性がある。

3.仮面ライダーと戦隊が消えた。
 テレ朝仮面ライダーと戦隊のカップリングは実は非常に優秀で「剣」の年以外は10億オーバーで来てたんだけど、両方とも記念作品だった去年は10億に達しなかった模様だ。まぁほんの少しかも知れないけど、かくいう自分も毎年欠かさず見に行っていたが、忙しさにかまけて去年は脚運ばなかったからなぁ。

4.とにかく多い。
 シネコンの普及が要因だと思うが動員数も興行収入の合計も増えている。しかし、一人頭単価がやや減っている。詳細が分からないのだが、高校生向けのグループ割引なのど活用が増えているのでは?と思われる。こういうのは将来に渡っての顧客確保につながるので先行通し的な面があるのだろう。

5.幸福の科学が・・・
今までコンスタントに初登場1位を続けてきた幸福の科学制作のアニメ、今年は1位を取れなかった。しかし、興収は12億と以前より減っているがそれほど目減りしているわけでもない。やっぱり他が好調だったと言うことなんだろう。

6.ガメラ・・・
 さて本当の制作費は分からないが、ちょい前のゴジラもやっと12億(制作費は最後と言うことでかなり高かったはず)、こうなると単純に怪獣映画はダメという話しになるんじゃないかなぁ。ちなみに仮面ライダーも入っていないが、ウルトラマンの記念作品も入っていない。対抗馬が強すぎるんだと逃避したいが、実際の配給会社や製作現場はどう分析しているのか。

 昨年高評価を得たアニメ、「パプリカ」とか「時をかける少女」は端からこれほど稼げるとは思えない公開の仕方だったので、この表に評価ほどの数字が現れていないのはあんまり心配していないのだが、国産特撮物が他と比較して不振なのは、好き嫌いは別にしてもこの先しんどいなぁと言う感じ。

 しかも、この50本の内に見に行ったのが10本に満たないって、趣味趣向がずれてるのか・・・。多すぎるのも困ったもんだな。

(暇を見つけては追記の予定)

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