#3「顔が2つたぁナマイキな!!」&#4「顔が多けりゃ偉いのか?」
2話のインプレッションで早い時間に上げるとか言いながら、結局(笑)先週はさぼっていた。まぁそのときはグレンラガンの第4話がこんな騒ぎになるなんて(笑)思っていなかったのだが。
たいていの人も先週の予告で察しはついたと思うんだが、全編こんな感じだとは流石に思わなかった。輪の外に出て眺めると、今回は作画監督に小林治を充てた段階でネタとして狙ってやってるんだし、話の内容にも合わせているんだというのは分かる。あと多分、やたらと背景に頼った流れになってるのが、全体のスケジュール的に辛いのも理由じゃないかなと言うのは見て取れるんだけど・・・この騒ぎで分かったのは、このセンスは「グレンラガン」では受け入れてもらえそうにないって事だろう。
パイロットとして作ったと思われる1話と2話に比して、3話の段階で作画の安定感は崩れているけど、最初が尋常じゃなかったんで、今回はさらに違う方向になっていて、このくらいは個人的にはサンライズアニメの佐々門さん見たいな回ってな感じで、かなりギリギリなんだけど許容範囲だけど。そういう物と分からせる工夫は必要だったかもな。
確かにノーマルなイメージの作画別バージョンを見てみたい気もするけど、そうすることは今作スタッフの腰の弱さを露呈することにもなるので経営判断だけだろうなぁ。
多分やたらと均質化を求めるアニメファン(総称)に対しての反発も今回の制作意図にありそうなんだけど・・・
まぁでも、これはキャベツやヤシガニとは違うよね。狙ってやってるんだから。
ただ、感想は何も書くことがないよ(笑)ただの数あわせのような感じだ。
これを書いている段階で制作ブログは炎上してアクセスが出来ない。そのおかげでライブドアブログなんだとか(笑)分かったんだけど、制作ブログはコメントやトラバを受け止めて残して欲しいなぁ。それが引っ張っていく者の定めでもあると自覚して欲しい。
さて、第3話に話を巻き戻す。
第3話は巨大ロボ物としてちょっと惹かれる作画だった。巨大ロボ決戦で作画にグッときたのは「勇者王ガオガイガー」の最終回以来だろうか?それ以上の作画のアニメもあったんだろうけど、今回良いなぁと思ったのはエンキ。エンキはグレンやラガンと違って有機的な表現でロボットというよりも巨大生命体のようで、体術を駆使して見せる。普通人型で体術を使うと巨大感が損ねられるんだけど、インサートする遠景やあおりでそれを上手くつぶしている。
前回、圧倒的なパワーでガンメンをたたき伏せたラガンをいとも簡単にたたき伏せるなんてのも常套手段だけど格好良い。
こうなって初めてグレンラガンが意味を持つ。合体した後に異様な強さを持つってのは単純に足しただけではないおもしろみがある。今後に期待だ。
合体に突っ込みを入れ(笑)なんだか分からないけど有機的に合体するこの2体のガンメンに秘密を感じさせて、とても良い引きだった。
今回の件も含めて、26話通してみたときにどんな風にこのアニメを自分が評すのか。それが楽しみでこれからも最後まで見ていこうと思った。
ちなみに私は信じてもらえないかも知れないが素人の頃からガイナックスが嫌いだった。だから覚悟はしている。それくらいしか今は言えないな。
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