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2007.04.28

第5期「ゲゲゲの鬼太郎」1stインプレッション

 出遅れが多い(笑)

 第5期「ゲゲゲの鬼太郎」は第一話の水虎を見逃した。その後は順調に見ている。

 思ったほど悪くない。絶賛はしないけど、割と急な企画のように見えるのに水準を軽く保ってるのは、東映動画の底力を感じる次第。鬼太郎は水木しげる本人が対象によって描き分けをしているし、それぞれの整合を取っている訳でもないので、妖怪の立ち位置さえ確保できていれば、技術面での不満以外はなかなか出にくいし、出しにくい。

 今期の特徴はいきなり水虎、がしゃどくろ(がしゃどくろは典型的な水木しげるの創作妖怪)、夜叉と強敵(過去のエピソードで苦労した相手が多い)揃いのスタートだと言うこととホラーテイストをすこし持たせていることだろう。

 あと、演出面でもアバンタイトルがものすごく長い。ここまで長い30分アニメは始めた見た。

 また新要素として妖怪横丁の描写(今までだと妖怪の里の村長は油すましのケースが多かったのだが、今回どうなんだろう)があったり、塗り壁に女がいたり(笑)、ネコ娘がナイスバディだったりするんだけど、個人的には何も違和感がないのがすごいなぁ(笑)と思っている。

 今後、4期の京極さんの回のような驚愕の回や1期2期のようなライターが暴走してると思われる社会性を感じる作品があるのかは分からないけど、楽しみ。

 主題歌はまた新たなバリエーションでうまく行っている。もう少しアドリブっぽい感じがあった方が泉谷しげるっぽくて良いかなと思ったけど、CD聞かないと分からないな。エンディングも声があってて良いと思う。どこかでいっそ「松崎しげる」にして"トリプルしげる"にすれば良いのにって記事を見て大いに笑った(笑)ソノハッソウハナカッタゎ!"ダブルしげる"で満足ですよ。

 劇場版のインプレッションはもう少し待たれよ。

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