「電脳コイル」#3「優子と勇子」
多分そのまま素直に「ゆうことゆうこ」何だろうな。
さすがに今回は作画にアラではなくて、端折りと言った感じの部分が見て取れる。それでも相当動かしている。この水準でアニメが見られるなんて幸せだ。1、2話は(中割のない作画という意味で)フルアニメっぽいところがあるものね。検証はしてないけど。
冒頭のモノローグは親切だけどちょっと喋りすぎのようにも思った。でも、尺のコントロールもあるし仕方ないか。物語はいよいよ謎の少女(勇子)の行動が明らかになってくる。
荒っぽく言うと「でんすけ」に取り付いたイマジンじゃなくてイリーガルの所為で、「でんすけ」争奪戦。「でんすけ」は先週の処置が聞いて自動的にデバグされたんだけど、この争奪戦で騒ぎが拡大。ワクチンであるサッチーとの追いかけっこにわくわくする。
サッチーは郵とか書いて空間移動するのね。
イリーガルってのは「不法入国者」ことだ。キューちゃんは球からだったけど、サッチーは察知か?最初ウィルスとイリーガルは区別していたように思ったけど、ここに至ってはウィルスの強力なヤツってな感じになってるなぁ。
今回分かったのは
違法すれすれの行為をしてメタバグを集める暗号屋が存在している。
勇子はどうやらその暗号屋。
後ろ盾または仲間がいる模様。
暗号屋は簡易神社を書ける(電脳チョークとか言うんだろうか)。
イリーガルに鍵穴を作って鍵をねじ込むとメタバグが出来ることがある。
それと似た鍵穴がなぜか勇子にもある(電脳メガネ通しての話だと思うけど)。
勇子も転校生だった。
発禁になったメタタグが存在する。
メガビーは人のデータにも作用する(アフロ!)。
ってことかな?出会った二人がどうなるのか、勇子の謎中心に話を転がしていくんだろうけど、どんな展開になるのやら。勇子って薄幸そうだよね・・・。
メガビーがエメリウム光線片手発射バージョンなのはねらってのことだろうけど、電脳と現実が混在していながら、昔の子供の遊び場っぽい解釈に仕立て上げてるのは面白い。「子供は子供」と言った感じを出したいんだろうなぁ。
メガシ屋(どういう表記が良いんだろう)の駄菓子屋の雰囲気は昔通った駄菓子屋に似てて、個人的好きなんだけど、あのずいぶん昔の関西のおばちゃん的金銭誇張はあの時代物こるんだろうか?とか変なことに気を取られがち。そういう小さな突っ込みどころも用意されたものなんだろうけど、自分も好きだからOKだな。
最初はNHKでやるつもりじゃなかったので25分番組らしいんだけど、雰囲気はNHK的だし、逆に言うと民法ではチャレンジしにくい素材だったかも。是非人気が出て、ちゃんと評価されて欲しいなぁ。
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