net@valley

　フォルダの構造変更やセキュリティ上の変更がVistaでは行われているため、知っての通りオンラインソフトで著名なソフトでも対応できないものが出ている。インストーラがまともに走らなかったり、そのためにアンインストールもまともにできない状態だったり。市販ソフトもしかりだ。

　対応状況が明らかでない、いや有っても石橋をたたく位の気持ちは必要だ。

　私の場合は当初の作業の中でたぶん何度かそういう危機があったのだろう。だが、とどめを刺したのは間違いない、「ラベルマイティ４」のインストールだ。これは現在のVistaでほかのソフトが使っているモジュールを上書きするか、アンインストール時に消してしまうようだ。

　インストール後の「ラベルマイティ４」は動作がおかしくて、すぐアンインストールしたが直後にWindowsインストーラを使うソフトがまともに動かなくなった。さらに復元をインストール以前に戻してもそれが回復しない。

　それでも最初はウィルス対策ソフトで妙なプロテクトがかかったのかと思い、ちょうど最初の期間が終了したので、Mcfeeをアンインストールし、それで購入済みのノートンInternetSecurity2007を導入しようとしたのだがやはりインストーラがこけてしまった。こりゃまずいということで、データ(約40GB)をバックアップしてリカバリーした。リカバリーは昔より楽ちんなのだが、それでも時間はかかる。戻した後速攻でノートンを導入、無線LANを復帰して、そこからソフトの導入(これがまた長い(笑))

　InternetSecurity2007はVista前と後でインストーラが違うのでネットからソフトをダウンロードして作業するのは良いんだが、この辺は意外と面倒くさい。

　それからノートンの所為なのだろうが、復帰後Shuriken2007の特定アカウントがはじかれるようになった。これはこれから調整だ。

　パッケージソフトも現段階では対応しているものがあるが6月末ぐらいまで対応しないことになっているソフト(旧バージョンだけど)もあるし、Vistaが普及するのにはボトルネックだと思う。

　MSがいかにがんばってもすべてのソフトを置き換えるものを用意できないし、OfficeSuiteだけみてもハードに数十万払った上で数万円のソフトをホイホイ入れ替えられる人はそうはいまい。

　また、うっかりしてWindowsLiveMailDesktopベータのインストールパッケージを残していなかったので今回が導入していない。もうすぐ本番品がやってくるのでそれまで待つことにした。

　さていつ終わるのやら。