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2007.06.02

「小さなスーパーマン ガンバロン」LPレコードをCDで復刻

 ゴダイゴファンって知り合いの中に数人知っているけど、自分はその影響で遅れてきたほう。もちろん「モンキーマジック」や「銀河鉄道999(スリーナイン)」は別格な訳だけれども、一連のブームが過ぎた後で「新創世記」あたりを聞き直して好きになった口なのだ。一応「M.O.R.(Middle Of The Road)」あたりまで追っかけていた。

 ただ、彼らはライブの曲はひどい(笑)エフェクトなんかを使っている曲が多くって、再現不能だったりするのでレコードで好きになると幻滅する部分も多い、あと、タケカワユキヒデはどうもライブで歌が下手なんだよなぁ。

 まぁそれもこれもひっくるめて好きだったんだけど。

 で、売れるまでの彼らは不遇だった時期があってチャレンジングだけどあまり後世に残ってないものが多い。そういう音源を発掘して復刻しようという企画がインディーズレーベルから始まった。その第一弾が「小さなスーパーマン ガンバロン」。番組自体は見たことがない。

小さなスーパーマン ガンバロン オリジナルサウンドトラック(紙ジャケット仕様)

 で、このガンバロン、「レッドバロン」、「マッハバロン」と続く第3弾だったと思うんだけど、番組は全2作に比してもさらにマイナー。だが出演者が当時やたらと豪華だったりしてそういう部分ではマニア心をくすぐる番組だった。

 主題歌はアニソンコレクターから聞かせてもらって、気に入っていたのだけど、タケカワユキヒデ抜きのゴダイゴが曲をやっていたのも注目すべき点だったのだ。

 聞くと本当にゴダイゴっぽい(笑)やたらフェードアウトの曲(ライブでこれ連発だと困るのでライブ用のアレンジが存在するのよねぇ)が多いところとかにもゴダイゴっぽさというかミッキー吉野っぽさがある。まぁ歌詞やらいまいちお金を掛けてないところとか、何でそこまで力を入れるというようなテクニックを駆使してたりとか(笑)事情も知っているとさらに楽しめる、ゴダイゴマニアなら持っていたかったレコードだ。何せマニアックすぎて、CD化は初めてだと思うけど(笑)

 通しで聞くのは初めてだったけどそれなりに満足。

 個人的にはゴダイゴは前面に出ていないけど「キタキツネ物語」のサントラも好き。テーマ曲などのボーカルは「宝島」でアニソンマニアを驚かせた町田義人が歌い上げていてこれも良い。

キタキツネ物語

 ヨドバシになかったんでタワーレコードで10年ぶりに買った気がする。紙ジャケットを再現してるのも購買意欲をくすぐられたなぁ。

 こういうものが復活できたのは良い時代になったのか困った時代になったのか。まぁネタにはなったので個人的には大喜び。

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