「電脳コイル」#16「イサコの病室」
今回は謎の深耕といった感じ。彼の世界ではまだ夏休み中だ。
今回もヤサコが病院でイサコの秘密を知るという話の主軸に、やや強引な構成感じを受けなくはないけれどそれぞれにそれなりの解決があるので、前回ほどじゃぁない。
色々分かった事がある。
- イサコの兄、イサコのおじさんが入っていた病院はメガマスの物だったこと。
- イサコの兄は植物状態なのか。
- ネコメはタマコの上司として派遣された。
- 過去にメガネで意識不明になる子供たちが居た。
- その一人にイサコが関係している。
- ピンクのミゼットは何か意志を持って子供たちの周りにいる。
- イサコの兄は何かの事件で魂ごと”あっち”から戻ってこれなくなった。・・・とイサコは思っている。
- キラバグの事件がまた起きるようなら、レベルスリーのフォーマットが敢行される。
- サッチー増援。
- ヤサコのじいちゃんはメガネを病院で使えるようにした技術者だった。
特に冒頭の話で会社の名前を振っておいて、病院の名前にメガマスを入れたカットを作ったのは意図している。メガマスはアニメではまだ触れていないだろうけど、小説では最初から出ている重要なキーワード・・・とはいえ小説では普通の言葉に思っていたので、、今回の話のなかでこれが実は意外に重要なんだということに気づいて驚いた。
この言葉に、まつわることが今回は実に多く盛り込まれていたのだ。抜け目ない(笑)
これからダークサイドの話がチラチラと出てくるだろう。
イサコは救われるのか、カンナとの再会は出来るのか、「イマーゴの子供」とは?、そしてネコメの忠告通り戻れなくなるのか・・・
どちらにせよ、イサコはヤサコが苦手なのは相変わらずだ。上に立ちたいという気持ちだったりするのかも知れないが、簡単に秘密を打ち明けてしまう。
今回を見ていると前回の金沢の子の転校とか本筋に関係なく入れてあるけど(最初の頃出ていたイジメと関わりがあるのかヤサコの顔色がさえないと言うだけのことかとも思ったんだけど)、あれもどんな情報だか分かったもんじゃないなぁ。
まぁヤサコの病室の”NO IMAGE”は勘ぐり過ぎだったんだけどね。
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