「グレンラガン」と「ガオガイガー」
「グレンラガン」はガイナックス作品だがテイストとしてはサンライズの「ガオガイガー」に近いと思う。意図して引いているのではと思われるところもある。
最終回間際の現在の攻防見るとそれを強く感じる。
手足の戦艦が出るとかそういうところが「機界31原種編」を思い出させるとか、そういうのは全然関係ない。この辺は自分的にはどうでも良いことだ。同じように「Zマスター」が「巨大綾波」みたいだというのもどうでも良かった。
それより、螺旋力の有様がGストーンにそっくりなところにそういう感じがするのだ。ガオガイガーはGストーンは勇気で動くエネルギー発生装置だった。だから無尽蔵でありながらすぐに枯渇してしまうような物でもあった。その気持ちの起伏が後半の消耗戦にはいると重要になってくるわけだ。
これは螺旋力の仕組みそのものだ。ただ、それだけだと引いているとまでは思わなかったのだが今回、超銀河ダイグレンという器の中で緑色に輝く姿を眺めていたら、何となくそう思ったのだ。
諦めるな、成せば成ると言ったことを言葉は違っても主人公が何度も何度も拾い出す。そういったところが同じにおいを感じるのだ。
今日見ていて、ヴィラルの台詞を聞いてもしかしたら、檜山修之のキャスティングすら意味があるのではにかと勘ぐりたくなったほどだ。
現時点でもあまりグレンラガンは自分にはキていない。
しかし、さすがに最終回目前、見事な盛り上がりだ。力のインフレを起こさないように気をつけてきた甲斐もあるだろう。頑張って完遂させて欲しい。
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