特撮メモ20071021「見せ方の違い」
如実に「頑張ることの見せ方」についての思想が違うことが分かる。朝の特撮2本(笑)この差は面白いなぁ。
ゲキレンジャーは(いろんな事情があって)この時期に入れるからちょっと唐突な感じになってしまった京都撮影編を挟んでサイダイン登場。サイダイオーそのものは別に個人的に好きでも何でもないけど、防御の時にマスクがシャキンと閉まるのは分かり易くて良いなぁ。
メレの着物姿はそれはそれで良かった(笑)
ゲキレンジャーは唐突に「考えるな感じろ」と言うキーワードが与えられ、それは「体の動きに従う」と言うことだという。これはまぁ曲がりなりにも"鍛錬"や"訓練"を書いてきたからこそ言える話で、それ無しではただの気の迷いに過ぎない。
そこが子供に伝わったかどうかがキモだなぁ。
一方、ライナーフォームとなって戦うことになった電王は、時々思い出したように訓練のふりをしたけど、その成果については番組中で否定されている。彼が強いのは精神的な部分と強い仲間との経験値だ。
どちらも子供番組であることを捨てては居ないんだろうから、大元になる「頑張ること」や「今必要な強さ」への見解が違うのかも知れないけど、パッと見、ちばあきおと水島新二の差みたいで面白かった。
というのはたまたま先週の「検索ちゃん」で爆笑問題太田のコメントで水島新二に「キャプテン」のつまらなさを伝えたら、「オレは練習描くのがつまんない。」と言われて同意を得たかと思ったら「それを描いて面白い、ちばあきおは凄い」と逆に説得されたというのを見たからだ。
時代で重要なものは変わるんだけど、「意志の強さ」「遂行能力の高さ」は二元論で分けてしまえる物ではないように思うので、どちらも伝わると良いのになぁと思った。
ライナーフォームはデンカメン(電仮面)ソードは「つり革かよ」ってあれだけど。クライマックスフォームよりはゴテゴテ感が少ない。最終形態案が二種出てどちらも捨てきれずに採用してそれに合わせた話を作ったのかなぁ。二段階強化はずっとやってるからそうでもないんだろうけど。出てきた順番から言うとクライマックスフォームは何となくデザイン上のレールから外れてる感じなんだよね。
去年のカブトも女優の一時降板がなければ、ブラックはもしかしたら主人公自身が変わるつもりで最初は作ってたかもねと思ってたんで、そんなことも思った。
感想書いて公式サイトを見たら「ゲキレンジャー」にネタバレ写真が(^_^;金色の人意匠と言い色と言い・・・
「あんたロンだね!」
« 「電脳コイル」#21「黒いオートマトン」 | トップページ | 冬に見たい映画リスト20071021 »
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」インプレッション(2013.12.17)
- 「REDリターンズ」インプレッション(2013.12.10)
- 「攻殻機動隊 ARISE border:2」インプレション(2013.12.10)
- 「サカサマのパテマ」インプレッション(2013.11.16)
- 「タイガーマスク」インプレッション(2013.11.12)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「クロニクル」インプレッション(2013.12.31)
- 映画が楽しかった2013(洋画編)(2013.12.30)
- 映画が楽しかった2013(邦画編)(2013.12.30)
- 2013年観た観たい映画リスト 最終版(2013.12.30)
- 「鑑定士と顔のない依頼人」インプレッション(2013.12.17)
「特撮」カテゴリの記事
- 「マン・オブ・スチール」インプレッション(2013.09.08)
- 「ガッチャマン」インプレッション(2013.08.25)
- 「パシフィックリム」インプレッション(2013.08.17)
- 「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ OF ミュージック」インプレッション(2013.08.04)
- 「劇場版 仮面ライダーウィザード IN MAGIC LAND」インプレッション(2013.08.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント