ウルトラマンの終わりと始まり
先日身売りした円谷プロ買収についての会見が正式に行われた。
ウルトラマン:特撮は「伝統芸能」 戦略説明会でTYO社長 CGとの融合図る
まんたんウェブより
URL= http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071017mog00m200035000c.html
社長の言ってることは半分は当たってるけど、半分は外れてる。多分最近のウルトラマンを見てないんだろうなぁと思いながら、白組でさえ、30分「リュウケンドー」レベルにしか作り込めなかったのに映像の結果を求められると本当に安いのか?と疑問だなぁ。経営がまずかったのは間違いないんだが。
それにこの考え方で上手くいくんだとCG業界もアニメ業界並みにしんどい世界に入ってるんかいな。そりゃ映像クリエーター業界全体がシュリンクしちゃうよ。
で、新体制で発表された新企画は来年の映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」(仮題)
35歳ウルトラマン長野!銀幕見参
URL= http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/10/17/02.html
ヘッダだけ見てV6の長野博がというならティガしか無いわけだから、なんで"兄弟"?と思ったら、光の国シリーズのウルトラ兄弟が出てくるのだそうだ。
いわゆるウルトラ兄弟は「ウルトラマンメビウス」で落ち穂拾いが行われ総決算された。商売としては赤字だったかも知れないが。一方、「ティガ」も番組が終わった後に続編映画が作られるというスタイルでサブストーリーも入れて一応閉じている。確かに一度テレビの方で上原正三脚本で初代ウルトラマンが出てきたが、顔さえ見せればいいと言うような何の脈絡もない出方で、それをふまえて話を練っているのだろうか?
それに、長野もこの8年間にタレントとしての露出が多くって、要は見られなくても良いようなとこまで出てるんだけど、イメージとして大丈夫なんだろうか?
まぁダイナのつるの剛士でやるよりは良いんだけど。
下手なモノ作るとせっかくつかんだオタク層も逃げちゃうよ。
そういった話の前にウルトラマンがぞろぞろ出てくるとどうも面白くないんだよなぁ。怪獣はうじゃうじゃの方が良いんだけど。
新規のコンテンツがことごとく空振りなのも問題なんだろうけど、安パイもつぶすってのもなぁ。
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