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2007.11.24

「電脳コイル」#25「金沢市はざま交差点」

 やられた。そこかそこに着地点があるのか。恐れ入った。

 取り立ててめざましい謎が解けたわけでもない。新しい事実は猫目の父のことぐらいだ。

 他のことは予想すればすぐに分かるくらいの距離に置いてあった。しかし、それを巧みに外し、収斂させていく手際は舌を巻く。

 情報が足りなくて予測できない謎は後はミチコと猫目の協力者の謎くらいしか残っていない。

 弱かったヤサコが大黒市でイサコやフミエと出会って変わり、今は命をかけてそれを救おうとしている。この一回でそのドラマが走馬燈のように広がっていく。大黒市と書かれたアッチから扉を通して出た場所は・・・それすらも一度示されて居るんだよなぁ。

 エンディングにかかってイサコの横顔にスタッフロールがかぶったときから、"4423"の正体が分かるまでは本当に凄くってあの迫ってくるような気持ちは本当にうまく行ってる。オジジは単にヤサコにメガネを渡しただけなんだろうか?そんなことすら思う終わり方だった。

 そうか、もう一つあったあの"null"は誰だ。

 丁寧に小道具を起き、上手くちりばめて次回どうやってまとめてみせるのか・・・。

 出来ればハッピーエンドで。

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