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2007.12.04

「PLUTO 05」インプレッション

 今回は天馬博士(パッと見、碇ゲンドウっぽいよな(笑))がものすごく良い味。

 今更だが「史上最大のロボット」は古参のマンガファンなら当然読んでいるような話で、ある一定以上の年齢の人なら大体知っているし、何度かやったアニメでもその都度選ばれる名エピソードだから、大筋の流れは皆知っているわけだ。

 「PLUTO」はその出てくるロボットの内、ゲジヒトに焦点を当て、彼のエピソードを大幅に書き足しているわけだけれども、間違いなく大枠は皆知っている。

 なのにこれからどう成っていくのか目が離せなくなるのは何故なんだろうと思う。

 今回はオリジナルエピソード部分の決着を一応付けた。明示されてないが、何が理由でゲジヒトが憎悪を持ったかはよく分かるように書かれている。そして、その憎悪が「PLUTO」を説明するように話が作られているところが心憎いわけだ。

 ぱっと見物凄く原作と遠いところを行っているようで、実はものすごく本質を突いた話を書いているところにも心打たれる。

 ま、ちょっと都合の良いシーンはあるんだけどね(笑)

 気になるのは原作では最後に行くかなり前にゲジヒトは退場しなくては行けないと言うこと。そこをどうするのかは分からないが、興味の焦点でもある。

 現在コンビニでペーパーバッグ版も手に入る原作と、合わせて読むと色々面白い。

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