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2007.12.11

「電脳コイル」インプレッションのおかわり

 描き直しは多分されないので、その辺は取り立てて見るべきモノがないと思ったけど、鮮明な映像だと分かること16:9なのかな?地上デジタルと同じ比率の横長の画面で、見ていると新鮮だった。

 しかも、先週までに最後話までしっかり見ているのだけれど、面白い(笑)

 後で知った1話のハンバーガーショップでのオバチャンと猫目の後ろ姿は複線的なモノと言うより「オアソビ」風味だ。むしろ演出面でイリーガルに汚染されたデンスケが"Cドメイン(今ならコイルドメインだと分かるわけだけど)"に接続されようとして"切断”されたり、と言うところまでちゃんとやっていて驚く。「接続します」だけでなく「切断される」とこまでやってるの。鍵の設定最終回近辺に突然出てきた設定でなく、1話から意図して組み込まれていた伏線だ。この辺は見れば思い出すけど見ている内にきれいに忘れてる。"程良さ"が堪らない。

 絵空事だから、リアリティを感じる部分はしっかり書かなくちゃいけないと思う。それが欠けてるアニメは多いが描けてるアニメは数少ない。本当に貴重。

 思えば、最終回の絵コンテの脱稿は去年の10月だったはず。先に終わったグレンラガンより早かったのだ。しかもかつて無い修羅場があったらしいという噂もある。それがあれだけのモノに結実したのは本当に良かった。

 例えばこんな事も良かった。

 最終回にフミエ達が絡まないの。たしかに惜しむ人たちが居る。それは私も同じなんだけど、彼女たちが居ると話の軸がブレて気持ちが分散してしまうのも同意できる話だろう。それを知らない内にフェードアウトさせるんではなくて、ちゃんと話と絡めてメガネを取り上げられるエピソードを描き、登場できないようにすると同時に事の重大性も表現するなど、ほとほと感心する。

 本当に無駄な話など無かったなぁと思ったのだ。むしろ後1話か2話足りなかったかなとも。金沢のマユミの話は1話描けて掘り下げて、ヤサコがその答えを見つけるようにした方が深みが出たはずだ。でも、あの瞬間的な出演とエンディングで悟らせるあたりも又素晴らしくて本当に感心する。

 そんなドラマを年1本は観たいものだ。

P.S. 右袖に置いてある電脳コイルブログパーツは12月20日までの配信だそうだ。もし出来るなら最後に"粋な配慮"があればなぁと思ったりして。

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