東京駅八重洲北口の「発電床」
前に記事になっていたんだけど、割とよく通る場所のアレが発電床(床用圧電素子)だとは気づいていかった。まだまだだな(笑)
asahi.comの記事
http://www.asahi.com/life/update/0120/TKY200801200127.html
すると前に一昨年くらいに丸の内側にあった黒いのもそうなのかな?東京駅は今も改装を続けていて、新しい大丸へ抜けるここもまだ覆いが掛かったままなので、てっきり工事のための養生なのだと思っていた。あの凸凹のゴムシートのような床が圧電素子(まぁその保護シートなんだろうけど)だったのか。
トラテープで留めているだけなので、さすがにへたってきて、微妙なアンジュレーションが掛かっているもんだから、歩きづらくて仕方ない。
確認すると今回は90平米ほど圧電シートを敷いて、日刊の発電量が500kWsを目指しているそうだ。写真は夕方というかすでに夜になってからの物だが、この目標はクリアしているようだ。(休みは知らない。)
この数字、一見凄そうに思えるかも知れないが、500kWs(キロワット秒)と言う単位はあきれかえるほど小さい。100W電球を1時間点灯していたら100WhだWsにするとこの3600倍、360,000Ws。すなわち360kWsになる。そのくらいの電灯の点灯能力がやっと1日で蓄電できるという話なのだ、
記事にも書いてあるが自動改札は10分でコレを使い切ってしまうらしい。(※1)駅が使っている電力量から比べたら本当に微々たる物だ。
そもそも、この圧電素子を作るのにどれだけの化学物質とエネルギーを消費していることか・・・LCAから考えたら落第所ではないだろう。
もし将来画期的に効率が改善できるなら意味があるのかも知れない。と信じてやってるんだろう。でも、人の重力による圧力を100%効率で回収してどれくらいのエネルギーが得られるんだろうなぁ?その辺は計算してるんだろうか?
とりあえずやってみる的な考えは分かるけど科学的でないにおいもかなりするんだけど。
※1 500kWs=8.3kWmin 10分だと言うことは定格はその10分の1 定格出力 0.83kW=830W・・・ドライヤー並だな(笑)そんなにエネルギー消費するんだ。ホントに?
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