2008年みた&みたい映画リスト改訂5版
数が多かったのここでまとめを入れておく。この後も見たい物はチョコチョコ出そうだけど、ペースダウンは必至だろう。
« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »
数が多かったのここでまとめを入れておく。この後も見たい物はチョコチョコ出そうだけど、ペースダウンは必至だろう。
まず最初に原作未見であることを断っておく。だから原作の再現度がどうとかは、見た目の役者の顔ぐらいしか分からない。物語の演出とかそういったものも二次的な知識しかない。
まして結末は知らないのでトンチンカンな事言ってる可能性もあるから予防線だ。
(とっちらかしていたので整理し直した)
実は公開前はこの映画は「孤高のヒーロー」の新しい切り口を見せてくれると期待していた。と言うより、「日本でよく見かける孤高のヒーロー」は子供のわがままっぽいのが多いんだけど(対象が子供だからだろうけど)そういった風なものを金かけたらどうなる的な物を見せてくれるんだろうと思っていた。
それは、外れてはいなかったんだが、少し肩透かし。ただ、それだけでもなかった。
原作を最近買ったコンビニ限定のダイジェスト版しか知らない自分は、どこまで再現してるかとか、そんなことは余りよく分からない。
ただ、「ギャグを観る」という目的だけで映画を観たなら、とても笑えて楽しかった。
変わったかと言えば変わったし、変わっていないと言えば変わっていない。
どっちかというと出来るから作りましたみたいな感じで、個人的にはあまり面白くなかった。
オリジナルの納谷悟朗のOPナレーションは秀逸だ。同世代っだったら必ず諳んじられるだろうあの言葉は重いピアノの音と共に刻まれている。
面白かったと言うよりも"凄い"物を観たという感じがした。"凄い"というのは最近間違って使われる「程度が極まって著しい」という意味ではなく本来の「凄む」等で使われている方の意味だ。
そして如何に今までのダークヒーロー物がぬるかったかもよく分かった。
自分の中でもなんだかまとまりがつかないんだけど、とりあえず感想。
赤塚不二夫は確かにギャグマンガのスペシャリストとして燦然と輝くブランドで、確かに面白かったのだろう。ギャグマンガの色んな発明品を作った人だと言うことも重々承知している。一回りか二回り上の世代には大きく影響があったことも想像に難くない。
でも、僕らの世代ではもう一息ついた後だったし、既に次の時代の新しいギャグの世界が始まっていたし、それに闘病が長かったこともあって、今現在自分たちに新しい物を与えてくれるような人でもなかった。
直近の映画版までの、成りたくないけど成っちゃったの要素が薄まって、カタルシスのあるヒーロー物になったんだが、少し物足りなさも感じた。
一週遅れで観た、この映画、端的に言えば平凡なパニック風味の心理ホラー物といった映画だった。
前がなければその辺で落ち着きそうな映画だ。可もなく不可もない。
auがパケットの制限を行うことを発表した。今もやってはいるがその基準を変えるよと言うことなのだろう。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
最近のコメント