「ウォンテッド」インプレッション
予告をみてスタイリッシュなSFアクションかと思ったら、「ジャンパー」並みにバカ映画だったのには少し参ったね(笑)
でもまぁアンジェリーナ・ジョリーのエロさを堪能できたんだから、それだけでも十分ちゃあ十分なんだけど。
原作のグラフィックノベル(「コミック」とは違うのか?と言ってるレベル)は未見だけど、全く設定からして違うらしい。映画版「ウォンテッド」は特殊能力を持つ殺し屋の血を引いた男がうだつの上がらないサラリーマン生活から殺し屋稼業に転職して、親の仇を討つ話なんだけど、何の起伏もない話で約束てんこ盛りの中にトンデモネタをちりばめて笑いながら見るのにちょうど良い。
「ジャンパー」と違って、主人公の正義はまだ保持されているので違和感が無い分楽しめた。
どうやって織っているのか分からない織物に暗号が仕込まれていて殺人が指示されているとか(ダビンチコードとか聖書の暗号みたいなネタ)でのっけから笑わせてくれるんだけど、軌道を曲げて銃弾を撃てるのも驚異的な身体能力も全く説明無くとりあえず訓練すれば使えるように成ってしまうってのは、もう本当にご都合主義の固まりでまぁそういうのは大好きなんでかまわないんだけど、その割には突き抜けた物がないんだよなぁと言う感想しかない。
既に次回作だ3部作だとか言うけどメインキャラクターが二人しか生き残っていないのに、どうするの?って感じだし、アンジェリーナ・ジョリー主演ってのは結果そういう風にしか見えないほどアンジェリーナ・ジョリーが主役を喰ってることの表現であって、話の筋上は、主演女優(添え物ヒロイン)とは言えても主演とは言えないよね。
多分このまま次回作作っても転けると思うよ。
とはいえ、今作に限っては映画館にいる間楽しめたのも事実。軽いデートムービーなら楽しめそう。
PG-15なんだけど、そのグロい部分よりも、アンジェリーナ・ジョリーのお尻の方に危険を感じてしまうのは私だけだろうか(笑)
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