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2008.10.19

「イーグル・アイ」インプレッション

 「イーグル・アイ」で思い出すのが深夜にやっていた海外物の通販でたしか鷹だか鷲だかの目をまねて作ったとか言うサングラスだった。オレンジ色の。目が良いというと猛禽類というのはアメリカでは共通認識なんだろうか?

 さて映画の方は。かなり昔に最初のアイデアがあって長年暖めていたと言うことだったが、見てみて本当に古くさいアイデアの作品だったのには驚いた。映画でも使われていただろうし漫画や小説ではもっと沢山同じネタがありそうだ。

 また伝えるネタやドラマや表側のテーマもなんだかステレオタイプでそういう意味では「古くさい」と言って切り捨てても良い。

 でもこいつの映画である意味はそんな事じゃない。

 「映画館で見てこそ面白い」事だと思う。いわゆるジェットコースタームービーであり、走り出したらラストシーンまで止まることを許さない。つぎつぎに訪れる理不尽な指示、何を指示してくるか分からない事の楽しみを席を外したら分からなくなる映画館で見ている事で緊張しながら見るのがたまらなく良い。

 そもそも話はアバンタイトルで結末まで想像できるし(笑)そういったところはシンプルに分かり易い構造にしてそのプロセスで猛烈に疾走感を味わうことが命でありもっとも力を入れたことだろう。2度見返しても多分面白くない(笑)

 この映画は、「面白い」か「面白くない」かの感想以外取り立てて何も残らないはずだ。

 だったら映画館で一回だけしっかりと緊張して見た方がきっと楽しめる。

 「バンテージ・ポイント」が面白かった人なら楽しめると思う。

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» 「イーグル・アイ」考えるな、この疾走感を楽しめ! [soramove]
「イーグル・アイ」★★★☆ シャイア・ラブーフ 、ミシェル・モナハン 主演 D・J・カルーソー 監督、2008年、アメリカ、118分 久し振りのハリウッド大作の王道のような映画、 深みはないが、このスピード感を楽しみたい。 突然かかってきた1本の電話。 「私の言うとおりにしなさい さもないと死ぬことになる」 コピーショップ店員のジェリーと シングルマザーのレイチェルにかかってきた電話。 主人公の2人は何がなんだか分からないうちに 大変なことに巻き込まれ... [続きを読む]

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