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2008.11.10

「ハンサム☆スーツ」インプレッション

 まぁこういう話に突っ込むというのは野暮というものだろう。ただ単に笑ってその時間が過ごせればいいと言う程度の物だ。ネタの見せ合い。20代以下には本当に笑えるんじゃないだろうか?

 最初に劇場特報を見て、出演者を見たところからネタは割れていたわけで、まぁそのシチュエーションをちゃんと出来ているかの確認位の気持ちで行ってきた。

 カメオ出演の出し方が本当に出オチばかりだし、まともに演技できるメインキャラがほとんど居ないのが辛い。主役の塚地はテレビでも主役を張っているが、やっぱりコント風でヒロインの北川景子もセーラームーン以来相変わらずの演技。もっとも、今回この映画で求められているのは容姿だから、その点は満点に近いわけだが。

 演技プランは入れ替わる二人は合わせた動きをするようにしていて、その辺が面白さにも繋がっている。また、名曲「My Revolution」が何度も出てくるのだがその使い方の良さなどは上手く行っていると思えた。

 ラストも予想通り、予定調和なのだが、そこそこにハートウォーミングに仕立て上がっていて、そこも好感が持てる。もうちょっと派手に驚かせても良かったような気がするけど(笑)

 デートムービーに後腐れ無く楽しめると思う。

[裏]

 とは言え、こうも思った。

 この話は不細工が美人に惚れられて、仲良くなった話なのだが、主人公は不細工だが暖かい仲間に囲まれて好かれているのだ。そしてあまりある料理の才能がある。逆に言うと容姿だけが不細工なのだ。

 その所為もあって性格の悪い不細工は劇中には出てこない。出てきたかも知れないが性格の悪さには触れていない。

 また、ブスーツに身を包んだ寛子の発言も容姿がアレで有れば良い娘だなあと思うのだが、中身が寛子だと思うとかなりの騙しっぷりで、問題のようにも思う。

 まぁそもそもあんな子はいないわけで、やや全体的に女性蔑視気味というか敵視気味なのもフェミニストなんかには気になるだろう。

 なんか反応あるのかしらん。

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