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2008.12.30

[2008雑感]2008年観た映画リスト最終版

 40本には届かなかったが、今年は過去最多の年間観賞本数で、2回見た物もあるので実際はもっと多い。年越しにそのまとめ。

 まずは毎度の期待値5段階評価表(観賞順)

○1.「テラビシアにかける橋」
○2.「ガチ☆ボーイ」
○3.「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
△4.「ジャンパー」
◎5.「バンテージポイント」
○6.「ノーカントリー」(2008.03.15)
○7.「クローバーフィールド HAKAISHA」(2008.04.05)
△8.「少林少女」(2008.04.26)
▼9.「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」(2008.05.10)
◎11.「ザ・マジックアワー」(2008.06.07)
△12.「インディジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008.06.21)
◎13.「スピードレーサー」(2008.07.05)
○14.「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」(2008.07.12)
○15.「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」(2008.07.26)
○16.「インクレディブルハルク」(2008.08.01)
×17.「ハプニング」(2008.08.02)
◎18.「ダークナイト」(2008.08.09)
▼19.「スターウォーズ クローンウォーズ」(2008.08.23)
○20.「デトロイト・メタル・シティ」(2008.08.23)
▼21.「20世紀少年」(2008.08.30)
○22.「ハンコック」(2008.08.30)
○24.「ウォンテッド」(2008.09.20)
◎25.「アイアンマン」(2008.09.27)
○26.「容疑者Xの献身」(2008.10.04)
△27.「僕らのミライへ逆回転」(2008.10.11)
○28.「イーグル・アイ」(2008.10.18)
○29.「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」(2008.11.22)
◎30.「ハッピーフライト」(2008.11.22)
△33.「地球が静止する日」(2008.12.19)
○34.「K-20 怪人二十面相伝」(2008.12.20)
○35.「トミカヒーローレスキューフォース爆裂MOVIE」(2008.12.20)
○36.「ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂」(2008.12.20)

×:ダメダメ ▼:ダメ臭 △:それなり ○:まあまあ ◎:オススメ

 印だけで振り返ると邦画で一押しは「ザ・マジックアワー」か「ハッピーフライト」のハズなんだが「容疑者Xの献身」も「K-20」もそれなりに好感触だ。割と辛口コメントだったが「ガチ☆ボーイ」もかなり好き。ああ、「DMC」も好きだなぁ。もしなんとか賞みたいなものをあげるならこの6作品中から選ぶだろう。

 「K-20」も出来はさほどでもないのだが、冬休み時期と言うことも考慮するとタイムリーに万人受けしやすい映画。

 ぶっちゃけ大作然としたボケ映画「隠し砦の三悪人」以外は期待値評価が低くても、それなりに面白い。「隠し砦の三悪人」はどうしてもオリジナルが脳裏を過ぎってしまうので、まともには評価出来なかった。後で黒沢特集でオリジナルを見直して思い直してみたけどやっぱり評価できない(笑)

 オリジナルとは別作品を作るつもりなら、オリジナルの名前を引っ張ってこなければいい。それがスターウォーズのうまさの一つだと思う。その時点で失敗だ。

 それから、洋画では文句なしに「ダークナイト」。これが一番だ。これは近年まれに見る、ほぼ相手を選ばずお勧めできる。ビデオで見るならブルーレイ推奨だ。映像の凄さも含めて堪能して貰いたい。自分自身は「スピードレーサー」も甲乙つけがたくはまった。非常に高評価というか現時点では満点。ブルーレイがないのでDVDでも見直したが、文句のつけようがない。自分のツボだ。

 その次にあたりに「アイアンマン」「ノーカントリー」「バンテージポイント」が来るだろう。

 社会派の鋭い視線の作品が好きな人もいるだろうし、バカ映画だからと言って死の商人を礼賛するような映画を嫌う人はいると思う。でも個人的には「アイアンマン」はアリだ。確かに売れすぎたのは困る現象をはらんではいるんだろうけど。

 そういう意味では「ノーカントリー」の心が寒くなるような世界観はすばらしい。エンターテーメント性を失わずにこういう作品を作れるところがアメリカ映画の侮れないところだと思う。

 サブプライム問題以降の経済恐慌が来年以降の映画に洋の東西問わず影を落とすのは間違いないが、そこで本当に面白い物が残って欲しいと切に願う。

 2009年はまたコミックやゲーム原作が多い。色々話題の「ドラゴンボール」は見ないと思うが「ストリートファイター」には少し興味があるし、邦画でもチラチラ気になる物が見えているので、楽しみだ。

 とりあえず2009年1発目の新作はドキュメンタリー「ザ・ムーン」の予定。下記リストに入れた物はどうしても見に行けない状況にならない限り見に行こうと思っている。

未01.「ザ・ムーン」(2009.01.16)
未02.「YATTERMAN/ヤッターマン」(2008.03.07)山本正之挿入歌音楽参加決定!
?03.「スタートレック」(全米公開2009.05)
?04.「トランスフォーマー/リベンジ」(全米公開2009.06)
?05.「カムイ外伝」(2009秋公開予定)

 前回の繰り返しになるかも知れないが「ザ・ムーン」は月着陸という偉業を振り返るドキュメンタリー。どんな内容になるのかは分からない。前売り券が幅広で財布に収まらなくて困る人もいるかもな(笑)

 「ヤッターマン」はヤッターマン側のビジュアルは劇場予告ではもう分かっていて、動くとそんなに気にならないなぁ。だってアニメの方が異常に細いデフォルメをされているので普通に服を着せるとかなり細身でも、太く見える。実際、一号もアニメと比較すると寸胴に見える(実際はそんなことはない)ものね。その辺の絵のいじりは許容する。顔はちょっと違うと思うけどね(笑)

 それから宣伝する側は心得ていて、深田恭子の姿はギリギリまで出さない方針のようだ。確かに一番気になる。声色はかなり小原さんに近いように思ったけど、どこまで露出したのか。最新のトレーラー見てたら結構絵面も良い意味で安く(そういう演出方針だと思う)仕上がっていて、世界観も驚くほどそのままで、山本正之の歌もそのまんまで笑った。エンディングには嵐の歌がかかるみたいだけど作品見てる間は全然問題ないんじゃないかな?

 「スタートレック」はこのコンテンツを将来にわたって使うための、仕切り直しにも思えなくはないが、映像的には非常にいい絵があって楽しみ。日本ではいつ公開になるのか?

 「トランスフォーマー」は前作に続いて壮大なバカ映画に成りつつもっと「トランスフォーマー」が見たい人向けの映画に仕上がってることを望む。

 カムイは小雪の絵を見て、俄然見たくなった。今のビエラの悟空のコスプレも好きなんだよ。単に熱心ではないけどファンなのかな?<オレ

 来年もオレの映画観賞にとっていい年だとは限らないけど、色んなチャレンジをして欲しいと思う。

P.S. 知り合いの「無人号地・4423」<http://rutoru.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12>も最終版が出たので追記。

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