特撮メモ20090126「仮面ライダーG」
この記事は感想じゃなくって妄想。
番組自体は今週末にはあるし、興味もあるんだけど、「何故今このタイミングなのか?」とは、ものすごく思う。色んな思惑がありそうだ。
いくつか理由はあるに違いないが、それだけ東映とテレ朝の密接度が上がっていると言うことだろう。元々東映がテレビ映画をやるために、テレ朝の株を持っていて、今は逆にテレ朝も東映の筆頭株主だ。株の持ち合いをやっている。「相棒」の映画化もそういうことがあって、効果があったと見られているだろう。
しかし今回の企画、テレ朝は50周年にかこつけてはいるが、正直言って前代未聞の赤字、先が見えない現状の赤字をどうにかしないと行けない打開策の企画と言って差し支えない。スポンサーをつなぎ止めるには何か見せる物が要るのだ。
テレ朝と一蓮托生になった東映も又しかり。
多分、この50時間テレビの企画立ち上げ時にSMAP投入は決まっていただろうから、それを中身の企画を考える段階で仮面ライダーの話へ流れていったのではと思う。最初から仮面ライダーの企画があったとは考えにくい。
東映側としてはどう思ったかは分からないが(メインの東映側プロデューサーは誰なんだろう?)、SMAPは現ライダーの視聴者のお母さん層とファンとして被るのでその辺は奏功したんじゃないだろうか?SMAPのファンは30代から40代後半にまで及ぶはずだし、「SMAPが」と言うだけでとりあえず見てみようという人は多いはず。
もちろん新番組立ち上げ時で、番宣を入れられればついてくるだろうという読みもある。
そうでなければスタッフのやりくりが厳しいこの時期にもう一本企画を走らせるなんてノは出来なかったはず。去年「電王」の映画(Vシネマの映画振り替えだけど)をキバと平行してやった時のノウハウとかこの辺で生きてきたんじゃないだろうか?
SMAPモノなので再放送とかは厳しい感じだし、ビジュアルもなかなか残さないと思うし、出せてDVDのたぐいだけだろうから、後の商売としての旨味はなさそうだけど、とりあえず、注目を浴びることは間違いだろう。
だから、視聴率勝負なんだろうなぁ。他は結果が出るのが遠すぎる。広告主にウチは集客力がある居ますよって見せないと、どんどん赤字はふくらんでいく。
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