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2009.02.05

「20世紀少年 -第2章-新たなる希望」インプレッション

 見た人はそれなりに楽しめたんじゃないだろうか?

 イヤ、楽しめたと言うよりも、多分次のヤツを見たいという気持ちが多少残ったんじゃないだろうか。けれども、この映画からは何もしみいるような物を感じなかったはずだ。

 自分の感想はただ、次(第3章)に興味を持っていくテクニックだけで構築された映画だと言う印象だけだ。

 それは、「商売」としては良いのかも知れないし、数ある映画にそういう物があっても全然かまわないと思う。ただ、3連作も掛けてやるようなことかと思うし、この映画を見て自分自身が考えさせられたのは映画の中身ではなく、映画のあり方だったというのがやはり残念感が押し寄せる理由なのだろう。

 無茶で誤魔化しの筋立て、何故それでみんなが納得しているのか分からない状況、ただし、次から次に謎めいた展開をフラッシュバック的に挿入して行く。「ああ、これがテレビドラマのテクニックか」と思った。

 色んな事が整理してしまうと辻褄が合わないのに劇中人物が納得して進んでいく。戦隊なんかの話なら判官贔屓もあって許容しちゃうんだが、劇場映画でこれは・・・。

 一つだけ自分が本当に興味を引いたのは最後の「バハハーイ」の前後で何故かボコーダー声にしていなかったと言うことだ。これは最後の話に関連するのか単純なミスなのかが分からない。仮に最後の謎解きに関係合っても物語としてはおかしいと思うが。

 見終わって、多分第3章を見ても、自分は全く感動しないだろうという確信を持った。
 まぁ引きが強く(術中にはまっているわけだが)、それを確認しに見に行ってしまいそうだが。

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