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2009.12.31

2009年観た映画リスト 最終版

 さて、年末恒例の「映画鑑賞のまとめ」というか今年は行く年は例年になく時間が無くて書いている暇がないので(^^;この記事と後一本くらいだろうか(^^;Dynamite!!が珍しくカードが楽しみな所為もあるだろうけど。

 ではまず2009観た映画のリスト。間違えてなければ最終版(笑)

○01.「ザ・ムーン」(2009.01.16)
○02.「炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」(2009.01.24)
△03.「20世紀少年-第2章- 新たなる希望」(2009.01.31)
△04.「少年メリケンサック」(2009.02.14)
○05.「チェンジリング」(2009.02.20)
○06.「YATTERMAN/ヤッターマン」(2009.03.07)
○07.「ウォッチメン」(2009.03.28)
◎08.「鴨川ホルモー」(2009.04.18)
◎08.「グラントリノ」(2009.04.25)
×09.「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」(2009.05.01)
△10.「天元突破グレンラガン 螺厳編」(2009.05.02)
◎11.「チョコレート・ファイター」(2009.05.22)
△12.「ハイキックガール」(2009.05.27)
○12.「スタートレック」(2009.05.29)
○13.「ターミネーター4」(2009.06.13)
○14.「レスラー」(2009.06.13)
○15.「トランスフォーマー/リベンジ」(2009.06.20)
○16.「ヱヴァンゲリオン 新劇場版:破」(2009.06.27)
△17.「ノウイング」(2009.07.18)
◎18.「サマーウォーズ」(2009.08.01)
○19.「G.I.JOE」(2009.08.08)
○20.「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー・侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」
○21.「南極料理人」(2009.08.22)
▼22.「宇宙へ。」(2009.08.21)
○23.「ウルヴァリン X-MEN ZERO」(2009.09.11)
▼24.「しんぼる」(2009.09.12)
△25.「カムイ外伝」(2009.09.19)
○26.「ドゥームズデイ」(2009.09.19)
×27.「クヒオ大佐」(2009.10.10)
○28.「ロボゲイシャ」(2009.10.03)
○29.「沈まぬ太陽」(2009.10.24)
○30.「わたし出すわ」(2009年公開)
○31.「クリスマスキャロル」(2009.11.14)
○32.「2012」(2009.11.21)
○33.[イングロリアス・バスターズ」(2009.11.20)
◎34.「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009.12.05)
○35.「仮面ライダー×仮面ライダー/W&ディケイドMOVIE大戦2010」(2009.12.12)
○36.「レイトン教授と永遠の歌姫」(2009.12.19)
◎37.「アバター」(2009.12.18)

×:ダメダメ ▼:ダメ臭 △:それなり ○:まあまあ ◎:オススメ
未:前売りを買うところまでは見る気があるもの
?:見るかどうか含めて不明な物

 このマークは自分が見る前に持っている期待値に対しての満足度なので、同じマークだからと言って同じレベルの映画ではない事は断っておく。だからバカ映画ならバカ映画として満足したいし、重厚な映画だったらそういうテーマをきっちり見せて欲しいと思っている。もちろんこちらの見込み違いの場合もあって見た後に、違ったんだと思うこともあるのだけど。

 今年も映画は面白かった。「クヒオ大佐」のようなスーパー大暴投も食らったが、おおむね期待を満足させてくれてうれしい。

 万人向けという意味では、バランスを考えて名作たる印象を残した「グラントリノ」を押す。この老いた老人=アメリカがアジアの若者を育てると言う映画は、ここしばらくキーワード的に何度も出てくるだろう。

 この「グラントリノ」では主人公役のクリンスト・イーストウッドが自分の過去の栄光を逆に利用した演出で出色。それと同じテーマをさらにファミリー向けに見やすくしたのが「2012」や「カールじいさんの空飛ぶ家」だと思っている。

 また最後にしっかりした物を見せてくれたので印象も瑞々しい「アバター」も良い。異形の者たちとの理解し合う姿を描くと言う意味あるテーマには普遍性を感じる。もっとも個人的にはそこより、演出技術は高度ながらそれを全く気づかされないように知らぬうちに誘導されている自分が心地良いから気に入っているのだが。

 こういった演出は細田守も得意だ。今夏の「サマーウォーズ」もそうであり、そういった意味で、レベルの高い作品を鑑賞できたと思っている。

 毎年大半を占めているバカ映画はいつも観ているテレビ特撮の延長線上のもの以外では「ロボゲイシャ」「ドゥームズデイ」がお勧め。どちらもエログロ系であるというのが何となく80年代テイストで、懐かしくも楽しめた。

 国内映画は引き続き頑張っている。超大作「沈まぬ太陽」は大作だからこその使命を全うしていたし、「わたし出すわ」は個人的には実写邦画で1番に押したいしっとりと考えさせられる作品。

 それから客層が気になって観た「南極料理人」も笑いの中に人間の二面性が感じられる良い作品だった。それよりもこの作品は創意工夫の飯がうまそうだったしね(笑)

 こういった拾い物が多いのも今年の特徴のような気がする。

 拾い物と言えば、アクション映画でハードコンタクト系の2作品「チョコレートファイター」「ハイキックガール」は拾い物だった。特に「チョコレートファイター」はファンの選り好みが激しいと思うが、アクションを観ていて涙が出てくるほど感動した。珍しい作品だ。アクションをすればするほど切なく泣けてくる。

 「ハイキックガール」は看板に偽りあり(笑)なのだが、空手アクションは堪能できたので、良かった。DVDも中先生の動きを見たいがために豪華版買ってるし(笑)

 と言うことで37本観賞した1年だった。

 ちなみに年内の観賞予定から外していた「ワンピース ストロングワールド」は人気はともあれ作品自身の出来は確認してみたいけどなぁ。

 次のエントリーで、来年の映画リスト第0版をご紹介

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