「ラブリー・ボーン」インプレッション
なんだか勘違いだったみたい(笑)と観ながら思っていた。往々にして良くあることなんだけど(笑)
当てが外れたのでなんだけど主人公のスージーは可愛かったんで・・・まっ良いか。
ファンタジー風味の推理物だと思ったら、ファミリー向けのオカルトっぽい話だったのでガッカリしたんだけどね。
勝手な推測だけど「遺留品と言うか遺体の一部に骨があって、そこから犯人を追い詰める」のかと思ってたんだよね。だから「状況証拠だけで追い詰める偏執狂気味の親父とかに成る」とは全然思って無くて、死んだ方も死んだ方で達観して、いずれみんな死ぬと悟ってしまうのはどうなんだろうと思っていた。
だってそうだと申し訳程度につけられた最後に犯人に与えられた罰も、結局は単なる救いになってしまう。その辺が彼の罪を罰することには成らないと釈然としない感じでラストを迎えた。
死後の世界の映像も全く驚けないレベルの物だし、話もイマイチ、映画としてももうちょっとどうにかならないかなぁと思いながら観ていた。
おそらく性的犯罪者に対して欧米ではよほど問題視している人がいるだろうから原作の小説も売れて映画化になったんだろうけど、その意味をこの映画が受けているようにはちょっと思えなかったんでねぇ。
マイナーでR指定をかけて今回表だって表現されていないレイプありのグロイ作品にしていたらまたそれはそれで困りもんだけど、この映画を観て「かわいそうだったぁ」位の感想しか述べられない人もどうかと思うんだけどね。
なお、これから見る人に注意するとエンドロールが10分以上ある今作品は、エンドロールの中身を観ることが趣味の人以外はお勧めしない。待っていても何もないので次の行動に出た方が良い。
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