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2010.05.02

「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」インプレッション

 暇つぶしには成るし、三池監督は絵面は作れるので、ちょっとしたことに感心するんだけど、話が古くさいというか素人っぽすぎる。

 それにアクションがちょっとね。

 この映画を観るに当たっては観てる必要もないんだけど、前作は哀川翔のための記念Vシネマでそれなりのヒットだった。

 でも今作にこれだけ金をかけて凡作作る必要があったんだろうか?

 全体的に無理で破綻している話をギャグでごまかしてつなげていくんだけど、そのギャグが全体的に笑えないのが辛い。まるで飲み屋のおやじトークだ。

(どんなに普段けなしていてもこんな話より今の戦隊やライダーのライターの方が話はずっと上手いと思うよ)

 ならばスカッとするアクションでも期待したいところだが、これがほとんど期待できない。もう少しスタント入れてビックリするシーンが欲しかった。主役が出来ないならサブにそれを出来る人たちを入れてメリハリつけて欲しかった。

 主役が出来ないのは無理もない。いくら普通の人よりも動けてもスーツを着けて(ましてや今回のスーツは前回のような衣装じゃない)人に見せるアクションするってのはそれを生業にしてる人たちでも大変なものなのだから、CGでごまかしちゃうからOKのような印象を画面から受けて落胆した。

 キャシャーンのような物はそれでも良いんだが、バイオレンスが強調されているのに拍子抜けだ。

 それでも印象の悪さが「猿ロック」を超えないのはある意味「猿ロック」に敬意を払うけど(笑)

 それにしても三池監督は相変わらず10代の美少女に辛いなぁ。

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